受けルガチアンチ

ポケモンバトルにエンタメを

【ポケモンSVシングル用】用途不明のアイデアノート

 

 どうも。

 シングルバトル用の案をまとめておくので、普段の対戦や仲間大会で遊ぶも良し、対戦記事や動画投稿に使うも良しということで、何かの役に立てば幸いです。

 現状(9/28現在)は10月から開始するレギュレーションEを想定した内容で、定期的に更新する予定なので何か思いついたらここに案をまとめておきます。

★本日のおしながき

ほぼ箇条書きなので目次を活用してください!

9/28更新分

バルビート

カテゴリ:DLC新規追加

役割:サポート

規模:単体

 主にノーマルテラスタル(記事作成時51.3%)+こだわりハチマキ(同13.6%)カイリュー(記事作成時使用率1位)が対象。バルビート夢特性いたずらごころによる妨害・サポートを封じる優先度+2のしんそくを誘い、霊テラスまとわりつくでロック。ランクバトルで使用できるのはバルビートのみのほたるびかげぶんしんを積んで後続にバトンタッチをしたい。

 懸念点としてはカイリューは型が豊富過ぎて一点張り不可能(しんそくの採用率は74.8%と最も高いので、味方の拘りトリックで疑似的に状況を作ることは可能)、依然有用なアンコール(同26.4%)で逆に起点にされる可能性がある(ゆえに拘らせたい)、USUM以来の登場となるバルビート夢特性が認知されているか、といったことが挙げられる。

 まとわりつくのバインドは4~5ターンと限定的なため、アイテムはバインドが7ターンになるねばりのかぎづめで確定しんそくを霊テラスで透かす前提だがしんそくの初期PP<バインドターン(鉤爪込み)なのでわるあがきを想定しHBベース、同じ理由で後攻バトンをするためにSは無振りカイリューより低く(バルビートはS種族値カイリューよりも5高いため)。

ジャラランガイルミーゼ

カテゴリ:DLC新規追加、既存強化

役割:サポート+積みエース

規模:コンボ

 【ポケモン剣盾シングル】週刊 究極生命体ジャラランガを作ろう(ピクシー+ジャラランガ構築) の強化。

 上記の記事はこらえる+イバンのみピクシーねがいごとで、死に出しジャラランガソウルビートでの自傷ダメージを回復し、持たせているオボンと合わせて複数回積むのが狙い。

 強化要素としてこらえるイバンからねがいごとを狙うと先制技やイバンを消費したターンに倒されないなど不成立になるパターンが多数あるが、特性いたずらごころねがいごとを両立できる唯一のポケモンであるイルミーゼなら、イバンに頼らずコンボを成立させられる。

<参考>

重力柔らかコイル

カテゴリ:既存強化

役割:サポート

規模:単体

 【ポケモン剣盾シングル】やわらかメレシー - 受けルガチアンチ【ポケモンSVシングル】コイルハカドッグ - 受けルガチアンチの応用。

 上記の記事は特性がんじょう+くっつきバリトリックルームを発動したターンに直ちに自主退場する(=裏のポケモンにトリルターンを4ターン残せる)メレシーについて書いたが、同じく発動から数えて5ターン縛りのあるじゅうりょくのスタート要員としても重用できると感じている。

 合わせるのは無効タイプが無くなる高火力地面アタッカー、さいいんじゅつなどの低命中技が定番。今作では一致テラスでさらに火力を盛れるため、地面テラスガブリアス霊獣ランドロスガチグマなどと合わせて高打点を狙いやすい。

 じゅうりょくの技マシン化でコイルの他、適度に柔らかいクヌギダマでも可能。シンプルに脱出ボタン+悪戯心ヤミラミでも良さそう。

メロメロ

カテゴリ:DLC新規追加

役割:妨害

規模:単体、特定メタ

 最強の妨害技だが、今作SVからは(ほぼ)誰でも使えた技マシンから特定のポケモンしか使えない技へと降格(?)させられた。前作は3ターン限定でパワーアップするダイマックスをメロメロで完封してしまう珍事が多発し(弊ブログ調べ)、強すぎるのでかつての毒々のように汎用技として配布されなくなったのも頷ける。

 DLC後はイルミーゼ(メス100%)、バルジーナ系統(メス100%)、ミロカロスキチキギス(オス100%)が新たに追加された。とはいえ性別固定ポケモンが殆どなので、この技の強さを理解したゲーフリが慎重に配布していることが伺える。

 狙い目としてはS10途中参加にも関わらず使用率上位に飛び込み、来期もトップクラスの使用率を残しそうなオーガポンはメス固定なので、特定のメタとしては使えないこともないと思う。ここも厭らしさというか、今作のメロメロ持ちは最も速くてキチキギスのS99止まり、悪戯心持ちはメス100%のイルミーゼのみなので、どのようにしてオーガポンに先制でメロメロを使うか、という問題である。

 メロメロ自体は防げる特性が少ない、交代しない限り永続する、みがわりも貫通するなど妨害要素としてはかなり強いので、採用する価値はある。

 

10/13更新分

インヴィジブル・バリア(ミストフィールド+黒い鉄球)

カテゴリ:DLC新規追加、既存強化

役割:サポート

規模:コンボ

 【ポケモン剣盾シングル】インヴィジブル・バリア・レックウザ の応用。

 以下の図のように使用率上位常連ポケモンでんじは採用率が上がっている(特にハバタクカミ)。

※0=採用されている技のトップ10圏外

 時期を揃えるためS3からハバタクカミ、カイリュー、サーフゴーのでんじは採用率を調べてみた。サーフゴーはS4を除いたすべてのシーズンで常に10%以上の採用率があり、トレンドがコロコロ変わるカイリューはあったりなかったりだが、最近では10%前後で安定した採用率を残している。

 特筆すべきはハバタクカミである。初登場となったS3を最後に採用率トップ10に載らなかった電磁波がS10で突如高い採用率を残し、S11現在も暫定ながら20%を超える採用率を記録している。

 安易なでんじはによる上振れを許さないために、相手視点で見えない対策はないか考えたところ、上記リンクの記事を思い出した。

 状態異常を無効化するミストフィールド本来浮いていてフィールド効果を受けないポケモンくろいてっきゅうを組み合わせ、無理やりフィールド効果を受けさせるインヴィジブルバリア(見えざる障壁)コンボである。

 記事ではレックウザを用い、りゅうのまい+ダイジェットで鉄球のS半減効果を無理やり克服しているが、今回はカイリューをコンボ要員として提唱したい。

 しんそくアクアジェットの二種の先制技をメインにすることで鉄球のデメリットを最小限にとどめ、先制技の速さ比べに対応するためなげつけるによる鉄球の解除も可能にしたカイリューが、このコンボにおける理論上最強の型だと思う。

 ミストフィールド要員は現状カプ・レヒレがいないのでガラルマタドガスが有力か。この場合、マタドガスミストフィールドがあるのでどくどくおにびなどの妨害が機能しにくく、HC振りのアタッカー寄せが最適か。アイテムはグランドコートが望ましいが、チョッキやメガネでマタドガス単体の性能を底上げした方がいいかもしれない。

 このコンボの要素を分解すると(1)ミストフィールド(2)浮いているポケモン(3)重力や黒い鉄球といった接地させるパーツなので、これを満たせばマタドガスカイリューでなくても動かせる。

ふういんアローラキュウコン

カテゴリ:DLC新規追加

役割:妨害

規模:単体

 レギュレーションEから追加されたAキュウコンは10/13現在9位と高い使用率を記録している。採用されている技の内訳を見るとオーロラベールの採用率が暫定で98.7%となっており、このポケモンの採用理由に直結しているといえる。

 であれば同じくAキュウコンふういんを使用し、相手のオーロラベールを縛って自分だけ一方的に壁展開をしていけばいいのではないかと考えた。データ上ではおくびょうが92.6%になっているが、実際に対戦していると「Sは振っているが最速ではない」といったSラインが曖昧な個体に何度か遭遇した。

 となると、こちらが最速であれば先制でふういんを使用できる可能性が高いのではないかと思い、ふういん(オーロラベールムーンフォースくらい)→壁→交代を誘発してバトンタッチ→有利なポケモンを後出しという展開ができるのではないだろうか。

きあいだめオーガポン

カテゴリ:DLC新規追加

役割:エースアタッカー

規模:単体

 10/13現在使用率1位を誇るオーガポンは、レギュレーションEにおいて無視できない存在の一体である。ということは受ける、いなす、誤魔化すといった対策は方々で練られていると思うので、それを崩す要素が欲しくなる。

 そこで提唱したいのはきあいだめだ。オーガポンの固有技であるツタこんぼうは急所に当たりやすい(急所ランク+1)効果があるので、きあいだめ(急所ランク+2)と合わせると確定急所になる。これにより物理デバフや相手の防御バフ、壁を無視できる。

 特に特殊テラスタル時にA+1効果がある竈ポンとの相性が良く、微妙なSをサポートするねばねばネットや、きあいだめを使用するターンを確保する壁を張るなど、1~2体のポケモンと合わせてエースアタッカー運用をしたい。

ガチグマ(赫月)ロック

カテゴリ:DLC新規追加

役割:妨害、TOD

規模:コンボ

 DLCで追加されたガチグマのリージョン(?)フォルム、通称アカツキ。特性しんがんによる無効化されないノーマル打点が強力なポケモンだ。

 現在のところ攻撃技はブラッドムーン(95.8%)、しんくうは(89.4%)、だいちのちから(89.2%)、ハイパーボイス(53.8%)といったデータ上位通りの組み合わせが多く、ムーンフォース(27.7%)が「少し増えたかな?」と対戦していて感じる程度。

 ということは、特性を書き換える技でしんがんを無効化し、ノーマル+地面打点を無効化できる要素を付与したゴチルゼル(かげふみ)でキャッチすれば、積みの起点化もしくはTODを狙えるのではないかと思い試してみた。

 HDデカヌチャン(ガチグマより速いスキスワ要員)にだっしゅつボタンを持たせ、被弾をトリガーにゴチルゼルに繋ぐことで必要な要素を分散させて自由度を高めたキャッチを実現した。