どうも。
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★本日のおしながき
M-Cで超絶強化されたジャイロボール
今作でジャイロボールを使用するうえでの問題点として個体値システムの廃止が挙げられる。ジャイロボールを使用するのであれば自分のSは低ければ低いほど、正確に言えば相手とのSに差があればあるほど威力を出せるので、従来の最遅(個体値0+性格補正)ほど威力を保証できないのが今作の問題だ。
本記事で登場するギルガルドを例に説明すると、チャンピオンズで可能な最も遅い数字は性格下降補正のみの72だが、従来のシリーズだと個体値を下げることで58まで下げられる。最速ガブリアス(S169)を例に計算すると、ジャイロボールの計算式は(25*相手のS/自分のS)+1なので、前者は威力59、後者は威力73となる。個体値の撤廃は育成の手間や対策を考える面で楽になった反面、ジャイロボーラーには死活問題になっている。
ところが、レギュレーションM-Bで持たせたポケモンの素早さを0.5倍にするくろいてっきゅうが追加された。これにより持ち物が固定されるメガシンカポケモンを除いたすべてのジャイロボール使いは、Sを半減させることで火力を出しやすくなった。
同じくギルガルドと最速ガブリアスで計算すると、性格下降補正ギルガルドに鉄球を持たせることでSは72*0.5=36となり、ジャイロボールの威力は118まで跳ね上がる。ギルガルドがよく使用するポルターガイストが威力110なので、大体のダメージを想像しやすいと思う。
S72ギルガルドがいのちのたまを持って無振り最速ガブリアスにジャイロボールを撃つと79~95ダメージになるが、くろいてっきゅうにすると123~145ダメージになる。ジャイロ以外の技も強化できる珠と比較するのは分が悪いが、ジャイロに特化するなら鉄球は下手な強化アイテムより強化アイテムしているといえるだろう。
さらに、レギュレーションM-Cではエースバーンの追加で、ジャイロボールはさらなる強化を受けることになる。これまでは相手が展開したものやマジックミラーで跳ね返されたものでしか準備できなかったねばねばネットを、エースバーンの準専用技であるコートチェンジで回収できるようになったので、意図的に自陣にねばねばネットを置けるようになった。
M-Bで追加された鉄球と併せることでさらなるSダウンを期待できるため、ジャイロボーラーにとってはこれ以上ない助っ人の参戦といえるだろう。S下降補正に鉄球を持たせたギルガルドと最速ガブリアスで計算すると、ギルガルドのSは72*0.67*0.5なので24まで下がり、計算式上は177となるがジャイロボールの威力は150が上限なので150となる。それくらい余裕をもって威力を確保できるようになり、この条件だと相手のSが144から最大威力になるので、火力を出せる範囲がかなり広がる。
これまでも取り組んできたことではあるが、個体値が無い環境で鉄球とコートチェンジが揃った今、ジャイロボールはどれくらい実戦に耐えうるか確かめてみたい。
▼類似する過去記事
【ポケモンSVシングル】シン・ジャイロボール・ネクロズマ・タクティクス
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ジャイロボーラーを選定する
今回は勝つことはもちろん、ジャイロボールで火力(≠威力)を出すことを目標としたいので、タイプ一致で使用できる鋼タイプのみを対象とする。

ジャイロボールの火力を出すためにはジャイロ自体の期待値が高い遅いポケモンであることはもちろん、A種族値が高いことや補正が乗る特性を持っていることが望ましいが、前項でも書いたように威力を出せる範囲が広い方が結果的には火力にもつながってくる。

それぞれのSからジャイロボールの威力が150になるために必要な相手のSを比較した。必ずしも150に到達する必要はないので極端ではあるが、ちょっとした目安として掲載しておく。例えばメガメタグロスの698や465というのはなかなか実現しない数字ではあるが、威力100でも一致技として十分な火力が出ると思うので、その場合は補正-1だと309で足りる。大体+1の130族くらいなので、そう考えるとメガメタグロスも採用できないポケモンではない。
ただ、今回はギルガルドを採用する。理由としては(1)今回はトリルを採用できないので上から叩かれることは避けられず、攻守に優れた数字を持つポケモンが望ましいこと、(2)同様の理由で先制技を持っていること、(3)A種族値とSのバランスがいいこと の三つが挙げられる。

また、最初はメガ枠が勿体ないのでメガハガネールを採用していた。

S種族値だけを比較するとメガハガネールの方が遅いが、今回は回収したねばねばネットとくろいてっきゅうでSを落とすため、メガ石で固定されて鉄球を持てないメガハガネールよりもギルガルドの方が遅くなれる。さらにギルガルドの方がA種族値が高く、先制技も持っているので入れ替えた。
例えば、無振り準速メガボーマンダ(170-150-S172)に対するジャイロボールの与ダメで比較すると、S-1メガハガネール(S30)だと105~124ダメージ、S-1鉄球ギルガルド(S24)だと118~141ダメージになる。ジャイロボールの威力で比較するとメガハガネールの時点で144出ているが、150出せるギルガルドとの「6」の差が大きく、ギルガルドのAを特化メガハガネールと同じ194で計算しても109~130ダメージになる。くどくどと説明してしまったが、ジャイロボールを使う際の僅かなSの差がこれだけ威力に違いを生むことを覚えて帰ってもらえると、記事を作成した甲斐がある。

ネットを撒く係。相手の場にネットを残すのは(ジャイロボーラーにとって)利敵行為。

ネットを回収する係。ネットを回収した後も火力を出せた剣盾時代と比較してリベロの仕様変更がかなり痛い。
New実戦レポート
✓1戦目(2:33)
▼対サザンドラ
準速CS想定(ひかえめ69.9%、CS+端数振り90.3%)
S-1鉄球ジャイロ→97.0~115.0%ダメージで乱数1発(81.3%)
サザンドラ側のSが150なのでスカーフの有無に関係なくジャイロボールの威力は150(最大)。
✓2戦目(2:35)
▼対メガライチュウY
臆病CS想定(おくびょう75.5%、CS+端数振り59.1%)
S-1鉄球ジャイロ→87.4%~103.7%ダメージで乱数1発(25.0%)
ステロ込みで最低乱数を引いてもちょうど倒せるラインか。メガライYは無振りでもS150でジャイロの威力は最大になるが、HB振りの場合は倒せないのでマッチング運が良かった。
✓3戦目(2:40)
▼対メガピクシー
図太いHB想定(ずぶとい61.5%、H31B32+端数35.8%)
S-1鉄球ジャイロ→69.7%~83.6%ダメージ
動画だとB+1なのでHBではない
▼無振りオニシズクモのアクアブレイクで51%ダメージ
H振りのみだと46.3~55.2%ダメージなのでHDかHS?
▼動画のピクシーをHDと仮定して計算しなおすと
S-1鉄球ジャイロ→66.7~78.6%(B+1で計算)
HPが99%→27%(-72%)なのでこのラインが正解か
★仮に積んでいなかった場合は……
S-1鉄球ジャイロ→99.5%~117.4%ダメージ
ピクシー側無振り(90)ならジャイロの威力は94
あとがき
当然、以前の仕様で最遅にできればもっと火力を出せたというのは感じた。これまでは完全に道楽だった鉄球+ネット自主回収で過剰なまでにSを下げる戦術が、チャンピオンズで個体値が無くなったからこそ輝くというか、ここまでやってSを落としてちょうどよくなるような感じはした。
あの最強のジャイロボール使いであるナットレイもチャンピオンズに参戦すればSは従来の最遅22まで落とせず、36が最も遅くできる数字なので、ナットレイですら最大威力を出せるのはS215(最速ドラパルトやメガゲッコウガ+2)からになる。先ほども書いているが必ずしも最大威力を出す必要はないので極端に考える必要はないが、最遅にできない分これまでよりも火力を出せない対面も発生すると思うので、ジャイロ使いにとっては厳しい仕様変更であることは間違いない。
最終日の試合の中からジャイロボールのシーンを幾つか抜粋した1分半ほどのダイジェストを作成したのでよければ。
鉄球ブリジュラス、メガメタグロスでも試してみたものをダイジェストにまとめたのでよければ。
おわりに
「オレはこのSBRレースでいつも最短の近道を試みたが『一番の近道は遠回りだった』『遠回りこそが俺の最短の道だった』」というジャイロ・ツェペリの有名なセリフがありますよね。大卒カード切って就職した後に諸々あって仕事辞めて無職になって、フリーランスと言えば聞こえはいいけれどただの社会不適合者の筆者は、ジャイロのこのセリフを言い聞かせてきましたが、それは遠回りでもゴールできる者が言うから良いのであって、ただ遠回りして、何ならコースアウトしている筆者が言っても何の説得力もないなと自嘲しています。いつか「『LESSON5』はこのために…」といえる人生を歩めたらいいなと思います。
というか、SBRは細かく区切って配信するのでしょうかね。筆者は一気に全部観たいのでまだ観ていないのですが、完結までとなると来年……には終わりますかね?個人的に三木眞一郎さんのジャイロが好きで(ASB版)、続投してほしかったなーと思いました。徐倫もASB版の沢城さんが良くて「うわ徐倫だ」と思いましたが、アニメ版観てファイルーズさんで良かった……と思えたので、ジャイロも……うーん。三木さんのおどけた感じの芝居が好きなので、ふざけているのかガチなのか曖昧なところがあるジャイロはピッタリだと思っていただけに残念でした。まぁ、いずれSBRを一気見したときに阿座上さんで良かった……とか言っていそうですけれどね。
一番気になるのはディエゴですよ。我々シリーズファンにサプライズがあるのかという部分ですよね。ファンの多くが考えているだろう展開になったら分かっていても「ワァ……」ってなりそうです。
ちなみに、SBRは筆者が小学生の時に週刊少年ジャンプで連載スタートしましたが、当時は意味が分からなくて読んでいなかったです。ジョジョシリーズはある程度経ってから触れたので、とにかくワンピースが読みたかった当時の筆者にはまだ早かったみたいですね。
※サムネ用



















