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【ポケモンSV 番外編】せっかち杯 参加してみた

 

 どうも。

 一般ポケモンオタク、SV仲間大会に参加してみたシリーズ第四弾です。楽しく遊べたのでいつも通り簡潔に振り返ります。

★本日のおしながき

大会概要

主催:ジェミニ

開催日時:12/16(土) 21:00~23:59

ルール:シングルバトル オフィシャルルール1

その他:対戦回数15回

    持ち時間1分

    総合時間20分

    藍の円盤解禁要素あり

制限:禁伝、幻、特別なポケモン使用禁止

参加者:35名

 

デッキレシピ

レジギガス:AB振り

オーロンゲ:Hbd振り

ガブリアス:AS振り

ゾロアーク:HS振り

ハバタクカミ:【ポケモンSVシングル】火炎玉ハバタクカミとは何だったのか 

モトトカゲ:AS振り

<浅い考察>

 持ち時間1分の高速デュエルなので試合中に考える時間を極力減らしたい、イコール、パターン化されたコンボ戦術で自分の勝ち筋を押し付けることだけに集中しようと考えました。

 交代をする時間が持ち時間のロスに繋がるため、ある程度の妨害やデバフには目を瞑って攻撃を優先する展開になるのではないかと予想し、相手に倒してもらうことで展開を早められるコンボが望ましいとも考えました。

 以上のことからいちゃもん+アンコ(拘りトリック)の強制わるあがきコンボ、さらにモトトカゲを経由して積みエースに繋ぐ動きを目指します。また、持ち時間が1分なのでいちゃもんわるあがきの仕様を調べる隙を与えない、交代は時間のロスなのでわるあがきが分かっていても居座りを誘えるのではないかといった盤外戦術も含めて「まぁやってみるか」と。

 このコンボとレジギガスの相性が良いのではないかと気が付いたので、エントリーギリギリでレジギガスが主役になってしまった。

 

大会レポート

 禁伝幻以外はすべてが候補に挙がるので、特定の何かにメタを張るというのは難しい対戦環境でした。

 だからこそ相手次第ではなく自分手動で動けるコンボ展開を選択しましたが、想像していた以上に丁寧に立ち回る、つまりステルスロックねばねばネットから展開してくるパーティとの対戦機会が多かったです。

 事前の予想では交代が時間のロスになるので、技範囲を広く取って対面性能に優れたポケモンを並べるパーティが多いのかと思っていました。だからこそ、一手目のいちゃもん(拘りトリック)から二手目のアンコール(いちゃもん)を決めやすいと考えていましたが、ステロやネットにトリックいちゃもんアンコが入ってしまい、コンボの初動が決まらない試合がありました。

 

 さて、ある意味闇鍋的な環境での使用率ですがブリジュラスが1位ハピナスが2位アシレーヌが3位でトップ3です。以下、カミツオロチ、キラフロル、イダイトウ(オス)、オーガポン、エアームド、ゴリランダー、ゲンガーがトップ10です。

 藍の円盤で追加されたポケモンでいうとラティオス(12位)、メタグロス(15位)、ドサイドン(17位)、オニシズクモ(18位)、テツノイワオ(20位)、デンチュラ(23位)、ポリゴンZ(38位)、ジャローダ(39位)、ポリゴン2(46位)が50位以内に入りました。

 ランクマでは未解禁のポケモンたちはお試しという意味合いでもある程度使われるだろうというのはありましたが、ブリジュラスが1位というのは想像していませんでした。輝石ジュラルドンを含めてこの系統は確かに多く見かけました。

 あくまで対戦した範囲での感想ですが、使用可能なポケモンが多いので「~~対策で」というよりも、各々が使いたい(使ってみたい)ポケモンを使って和気あいあいと遊べたと思います。

 

 持ち時間に大きな制約があるので、使用できるポケモンに制限を加えない(ランクマの使用率が高い、合計種族値、高耐久等)のは良かったと思います。碧の仮面→藍の円盤でプールが広がり、主催側が制限を加えなくても使用率の極端な偏りが起きなかったのではないでしょうか。

 「1分ってどんな感じ?」と最初は心配な部分がありましたが、日頃から深読みはせず即断即決を心掛けているので短く感じることはありませんでした。コンボの手順だけでもキー入力の練習をしようと思いましたが、押しミスもなくいつも通りできました。

 わるあがきを嫌って交代を誘う、知らない仕様で動揺を誘うなど盤外戦術的な余地もあって持ち時間1分というのは面白かったです。一度だけ相手の持ち時間が無くなって勝利した試合があったので、相手のポケモンを全滅させずとも勝てるという、このゲームが持つ勝ち筋の多様性を垣間見られました。

 

結果と感想

 10戦3勝7敗で最終レート1454.966、順位は29(/35)位でした。

 何とも言い難いところですが、思ったより調子を取り戻したレジギガスのパワーが足りない、そもそも刺さらない(けれど主役なので強行する)、みたいなことが殆どだったと思います。そもそもコンボパーツ2+アタッカー1という構成がアタッカーに掛かる負担が大きすぎるので、カイリューくらいバリューのあるポケモンを準備してもよかったかもしれない。

 あまり関係ないのですが実家(市内)で晩ごはんを食べて、雪がヤバかったので実家の除雪をしてから帰ってきたら余裕で22時半を過ぎていて、いくら爆速ルールでも15戦を消化できませんでした。終盤は試合数を消化したプレイヤーが多かったのか、一応30秒間隔を空けて潜りましたが再戦があったので、21時からよーいドンで潜りたかったですね。ポケモンたちは元気に戦ってくれましたが、プレイヤーは結構HPを消費していたので、ところどころプレイングが雑だったなと後で後悔しています。時間には余裕を持って行動しましょう(戒め)。

 

おわりに

 本大会の企画・運営を行ったジェミニ氏に感謝と労いを、対戦してくださった全てのプレイヤー諸兄姉に感謝とリスペクトを送ります。有意義な時間をありがとうございました。持ち時間1分縛りというのは初めて遊びましたが、何かしら考える余地があるルールで楽しく遊べました。また機会がありましたらお会いしましょう。

 主催のジェミニ氏は水統一でランクマに潜る、ニコニコで動画投稿を行うといった活動をしているのを見ています。以前ニコニコで動画を拝見したのでそこに絡めると、今回の早押しバトルはバトレボ時代に著名だったジェネシス氏の即断即決電撃戦術を思い出しました。懐かしい。

 「船長」というと10代~20代前半くらいの人はVTuberのマリン船長氏を連想するかもしれませんが、我々はニコニコで活動していたバギー船長氏を連想する老人ですので、あの頃のようにYouTube以上にポケモンが盛り上がるよう陰から応援しております。

 

筆者→Mなか (@Mnaka_udn0525) / X