受けルガチアンチ

ポケモンバトルにエンタメを

【雑記】藍の円盤、その他諸々

 

 どうも。

 DLC後半「藍の円盤」リリースから1週間が経過したので、ネタバレに繋がる感想だったり諸々を。

★本日のおしながき

藍の円盤遊んでみた

 DLC後半はブルーベリー学園へ。オーガポンを寝取られた憎しみからスグリくんが闇落ちして、という感じ(大雑把)。

 DLC前半をリアルタイムでプレーしていると、後半リリースまでのインターバルが程よく、スグリくんが主人公ちゃん(くん)に勝つため修行を積んだ日々としてリアリティがあると思いました。

 学園は洋上に浮かぶ、というよりも海の中に存在するらしく「サメ映画に出てくる研究施設みたいだな~」という感想です。で、メガロドンみたいな巨大なサメが施設を破壊してパニックになって、ジェイソン ステイサムが大暴れするような。

 バトルはすべてダブル、難易度は高めと事前に告知されていたので重力を新規習得した黒馬バドレックスと断崖の剣ですべて破壊する鉢巻グラードンで乗り込みました。威嚇とか何やらで面倒だったので、2周目以降は特殊攻撃主体のカイオーガに乗り換えました。

 どんなポケモンが登場するのか楽しみだったので、レイドバトルも積極的に挑戦をしました。リリース初日の星6レイドはなんとポリゴン2。運命を感じます。

 めちゃくちゃ話したかったのですが、ネタバレになるので堪えていました。

 これは筆者のお気に入りのポリゴン2です。

 登場するか分からないけれど9世代で使いたいと思って、剣盾末期の暇な頃にマボロシじまで粘ったマスボ入り色違いですね。伝説的スターの称号もつけたので、念願かなって9世代に連れて来られて嬉しいです。

 裏切りそうで裏切らない男、カキツバタ氏。

 スグリくんとの対戦後に絶対コイツは裏切るぞ、消耗した主人公を倒して漁夫の利を狙ってくるぞと思っていたらそんなことはありませんでした。

 個人的にこのセリフが好きです。10代の頃は勝利以外に価値は無いレートガチ勢、今はエンジョイ勢と立場が変わった筆者だからこそ、このセリフが響きました。

 朝焼けエンド。まるで「ワンピースはラフテルまで辿り着いた仲間との絆だったんだ!ドン!」みたいな終わり方。

 色々な意味で危なっかしいブライア先生や、煮え切らないスグリくんなど愉快な面子と旅をして「最初の印象は最悪だったゼイユちゃんが唯一の良心だったのか…」と思うのであった。

 でも、大穴に行くのであればペパーくんやネモちゃんたちと行きたかったですね。いきなり「ゼロの秘宝を探しに行くぞ!ドン!」という感じで、ブルーベリー学園の面々とあそこに行くのは「本編の仲間たちとの冒険とは何だったのか?」という若干の気まずさが残りました。

 トゥルーエンド(?)のイベントがありましたね。地下の書置きみたいなのを読んでキタカミに何かあるのかと思ってウロウロしていたら案の定何かありました。ジョン タイターかな?

 

DLCシステムの功罪

 7世代まではその世代の始まりを告げるタイトルが発売され、マイナーチェンジ版(Em、Ptなど)が出て、世代によってはリメイク版(FRLG、HGSSなど)があるのが恒例でした。

 剣盾からは有料DLCとして、従来はマイチェンやリメイク版のお楽しみだった教え技の追加、新規マップの追加、過去作準伝禁伝収録といった要素が追加されるようになりましたね。

 その世代の旗艦となるソフト(剣盾、SV)をベースにすべて完結するのは個人的にはすごく便利で今後も継続してほしいと思っています。例えば4世代だとDP~Pt、HGSSで最大で5種のソフトに加えて外付け対戦ソフトとしてバトレボもありましたよね。筆者はすべて揃えていましたが、ソフトの数が多くなると管理や抜き差しが面倒なので、ソフト+DLCでコンパクトに収まるのはありがたいです。

 DLCの価格は剣盾が2,980(税込)でSVが3,500(税込み)と500円程度値上がりしましたが、ソフトを新品で買うより安価なのでマイチェン版を買ったと思えば個人的にはDLCとして販売してもらうのは大歓迎です。

 

 では、今作のDLCはどうだったのかというと個人的には70点くらいです。

 マップ探索など純粋にゲームを楽しむという意味では良い出来だと思います。そこに関しては不満はありませんが、例えば剣盾鎧の孤島で登場した努力値アイテムを安価で買える自販機、努力値リセットお姉さんといった、ゲームをやり込むうえで「楽をできる特典」がもう少し欲しかったです。

 前半でいうとガチグマ(アカツキ)は大きなサプライズだったので、後半も既存ポケモンの別バージョンが登場するのではないかと期待しました。ストーリーを進めていくとトレーラーで公開されたパラドックスが絡んでこないので「サザレさんが教えてくれる情報って多分…」という感じになり、案の定そうでしたという。テツノカシラやタケルライコの情報を事前に公開しなければサプライズになりえたかもしれませんね。

 

 それでいうとウネルミナモ、テツノイサハが登場しないのも驚きました。

 図鑑ではウガツホムラ~テツノイワオ、テラパゴス、ミナモ&イサハになっていますが、原種(3犬、3闘)の存在を知っている我々からすると3種揃って登場するのが基本だと思うのではないでしょうか。

 図鑑の表示でも完成後にシアノ先生に報告しても「240」と明言するので、図鑑完成に必要なポケモンではないと思われます。不満ではないですけれど歯切れの悪さみたいなものを感じました。扱い的には幻のポケモンのような感じでしょうか。

 あとはこれですね。テツノブジンやトドロクツキが出現するあそこです。この意味ありげな模様、図鑑では他のパラドックスと離れてナンバリングされているポケモンが出現する場所なので、いかにも「DLCを待っていろ」みたいな雰囲気がありますが、結局ここは何がしたかったのでしょうか。

 筆者が感じた「不満という程ではないけれど」というのはこのへんでしょうか。前半の満足度がかなり高かったため、後半にかかる期待も大きかったのですが、これに関しては過剰に期待した自分が悪かったという話です。

 

 はっきりとした不満として、パッケージの伝説が片方のソフトにしか登場しないのは仕方ないのですが、DLCで完全新規で登場するポケモンの出る/出ないがあるのは厭らしい売り方だなと思いました。

 前作だとウーラオスの水/悪、ブリザポス/レイスポス、レジエレキ/レジドラゴは選択になりますが、複数のセーブデータを作ればソフトひとつ、DLCひとつで全て揃ったので、メインロムのソード版だけDLCを購入しました。

 ダイマックスアドベンチャーで登場する準伝禁伝の差は過去作を持っているので困りませんでしたが、完全新規で登場するポケモンを分けられてしまうと「やっぱり買うしかないのかな」という感じです。

 まぁ、Switchの仕様でソフト一本あれば複数のセーブデータが作れるからこそ、対策として登場するポケモンを完全に分けたというのは企業としては仕方ないのかもしれませんが。

 

周回をするうえで

 【雑記】SV周回メモ - 受けルガチアンチの追加部分として。

 基本的に指示されたとおりに動くだけなので特に難しいポイントはなかったです。

 筆者の結論パはこれです。どちらもCSですが準速と最速で分けておくと連携を取りやすいです。準速を水テラス眼鏡しおふきで固定し、最速を撃ち分けできる形にしておくと便利ですが、結局は2体でしおふき連打が手っ取り速いです。

 自由行動ができるようになたらとりあえずレベルの高いフライゴン(ナックラーからでも)を捕まえて同じ要領でドリュウズも捕まえて、手持ちに入れてカキツバタくん以外の四天王を周りました(申し訳程度の努力値と経験値が入る)。

 タロちゃんはエルフーンに壁を張られてもアシレーヌが来てもカイオーガゴリ押し。

 クイズの答え。暗記しておけば母国語以外で遊んでテキストを読めなくても問題なし。メテノは6周して全て同じ位置に出現したので恐らく固定だと思われます。

 アカマツくんはこんな感じで。バトルもカイオーガゴリ押しで。

 ネリネさんは適当に飛行してカイオーガゴリ押しでいいので楽です。

 カキツバタくんは前座をドリュウズのじしん、打ち漏らしをフライゴンがスイープする感じで。このときSがドリュウズフライゴンだと、アローラサンドパンフライゴンのだいちのちからで飛ばし、ジュゴンにじしんがシングルダメージで入りますが何でもいいです。本戦もキングドラが来ようがカイオーガゴリ押しで。

 スグリくんは初手カイリューニョロトノですが、しおふき+水テラス眼鏡しおふきで飛ばせるので以降もゴリ押しで。

 

 ちなみにですが、事前に本編+DLC前半クリアが必須と告知されていましたよね。クリアしていなかったらどうなるのか、寸止めしておいたセーブデータで検証しましたがブルーベリー学園に行くこと自体は可能でした。

 コーストエリアで授業を受けるところまでは進行可能ですが、その後ゼイユちゃんから電話がかかってくるイベントが発生しません。

 オーガポン加入後、オーガポンを手持ちに入れて勝負しようというところで止めていたのですが、きちんと林間学校の解散式(?)まで進めようということです(周回的にはオーガポン加入でクリア)。

 この場合、林間学校が終わってお別れをしたら即電話がかかってきてセンタースクエアで合流することになります。タイムパラドックスが起きている?!

 

おわりに

 長くなってしまいました。すみません。

 個人的には満足できたDLCだと思います。前半の鬼フェス、後半のブルレクはぼっち殺しのコンテンツですが、ゲーフリさんが新たに提案したいポケモンの遊び方や方向性が見られたと思います。対戦がエンドコンテンツ、ではなく多様性のある遊び方を示したいのは伝わりますが、対戦の準備に関わるような部分と絡んでくるのはちょっとやめてくださいと。

 

筆者→Mなか (@Mnaka_udn0525) / X