どうも。
一般ポケモンオタク、奇妙な戦術で仲間大会に参加してみたシリーズの第4弾です。
★本日のおしながき
大会概要
主催:もめん 氏
開催:9/17(土)の21:00~23:59
ルール:ランクマ シリーズ12(禁伝なし)
その他:対戦回数10回、複ROM可
※今回は使用できるポケモンの制限なし
デッキレシピ
【メインロム】
過去に投稿したシリーズ12の記事の中から特に気に入っている「ボルト式ヤクデバインド*1」をベースに「インヴィジブル・バリア・レックウザ*2」「封印日食ネクロズマ*3」の出張コンボパーツを加えた、いうなれば筆者のS12オールスターのような混ぜ物デッキが完成した。
技やアイテムの採用意図、ギミック解説は以下の記事を参照。
※*1:【ポケモン剣盾シングル】ボルト式ヤクデバインド - 受けルガチアンチ
*2:【ポケモン剣盾シングル】インヴィジブル・バリア・レックウザ - 受けルガチアンチ
*3:【ポケモン剣盾シングル】ふういん日食ネクロズマ ー前編ー - 受けルガチアンチ
【サブロム】
同じく過去に投稿したものから「風船ゼクロム(風船ではない)*4」と「重力グラードン*5」の混ぜ物デッキ。シリーズ12は霊獣ランドロスを筆頭とする地面ポケモンが強いルールだったので、マジックルーム+風船ギミックが使える、構築単位で霊獣ランドロスを重くすることで両ギミックのメタ対象を誘いやすくした。
技やアイテムの採用意図、ギミック解説は以下の記事を参照。
※*4:【ポケモン剣盾シングル】風船ゼクロム(風船ではない) - 受けルガチアンチ
*5:【ポケモン剣盾シングル】脱出重力グラードン - 受けルガチアンチ
大会レポート
【メインロム】
10戦2勝8敗だった。2勝のうち1つは対戦相手の回線エラー(タイミング的に故意ではないと思われる)、8敗のうち1つはこちらの回線エラーを含む。
ザシアン+月食ネクロズマ、ガマゲロゲ、ラランテス、ドラパルト、ホルードの個性的なパーティを使っていた方とのマッチングで、選出画面にてこちらの回線落ち。すみませんでした。個性的なチームだったので対戦したかった。
10戦中9度同じ選出(ボルト→ヤクデ→ネクロ)をし、ボルトのS操作→ヤクデのバインドから日ネク降臨までコンボは繋がるものの、レシラムやカイオーガなど日ネクで起点にできないポケモンと相対することが多くて勝ちに繋がらなかった。とはいえ、場を退いても継続するキョダイヒャッカのバインド効果を使ったコンボ自体は成功したので満足だった。
最後の一戦は「最後だから」という理由でこれまで選出しなかったインヴィジブル・バリア・レックウザ選出をし、鉄球ミストフィールドで相手のカイリューの竜技を実質等倍で受けて勝利に繋がり、勝敗はともかく終始満足できる9戦だった。
【サブロム】
6戦2勝4敗だった。メイン+サブで20戦なら間に合うと思ったが、スタートが少し遅れたのでサブロムは4戦残して大会が終了してしまった。
サブロムの試合を始めたのが23時台だったので同じ方と再戦になってしまい、コンボ前提の構築なのでネタバレが命取りになる。そのため2戦目は選出が歪んでしまったので苦しかったが、1戦目よりも勝ち負けするところまで試合が続いて「コンボとは?」となった。
マジックルーム+風船ゼクロムのギミックも決まって勝利に繋がったし、全試合消化できなかったことは心残りだが概ね満足できた。
【総評】
主催のもめん氏がガチ勢なので、視聴者層も自ずとレベルの高いプレイヤーが集まるのか苦戦を強いられた。コンボは決まるけれど勝敗に繋がらないのが全ての敗因だったので、遊んでいて楽しくて魅せられるコンボで勝ちに繋げられるものを作ることがいかに難しいか、改めて実感した。
大会実施の発表から開催まであまり時間が無かったこと、対戦人口減少の理由のひとつとなったシリーズ12での大会だったことを加味しても延べ150人集まる大会だったので、最初から最後まで対戦相手が見つからないということはなかった。それは過去2大会を振り返っても同じなので、もめん氏の集客力には感服するばかりだ。
惜しむらくは、せっかくの大会なのでもう少しカジュアルに、コンボとかギミックを多用するプレイヤーがいてもいいのかなと思った。もちろん勝利を第一に考えることに対しては強くリスペクトをする。
大会ハイライト
個人的にお気に入りのシーンをいくつか。
ボルトのS操作、ヤクデのバインド+脱出から日ネクに繋ぎ、地震を封印するという欲張りセットコンボが決まった。なお、勝利にはつながらなかった模様。
同じくボルトのS操作でDMゲロゲの脚を奪い、ヤクデで雨ターンを枯らしつつバインドをして日ネクに繋ぐも、+1珠アクアブレイクの火力が馬鹿にならなくて無事死亡。
鉄球ミストフィールドのお陰でカイリューのげきりんをこのダメージで済ませることができ、裏のメタモンの攻撃もなんとか耐えて勝つことができた。
インヴィジブル・バリア(鉄球ミストフィールド)は、状態異常を防いで1~2ターンのアドを得ることが本来の目的だが、竜技半減の効果が勝利に繋がった。
マジックルーム+風船コンボが決まって勝利に繋がった。
風船を持っているポケモンはマジックルームの効果中はもちろん「風船で浮いている」とアナウンスされないが、マジックルームが切れたタイミングで場に出ていても効果がアナウンスされない。そのトリックを用いてガマゲロゲの地面技を透かすことに成功した。
サブロムでねらいのまとを持っていなかったので急遽手に入れたが、ねらいのまとトリックを使う機会が一度もなかった。
結果と反省
メイン(2-8)とサブ(2-4)の両方が99/150位だった。
毎度のことだが、このようなデッキを使って遊ぶ以上成績について目を瞑っているので、特に反省することはない。変に勝とうという色気を出さず、終始コンボ戦術に徹することができたのでその点でも反省要素はない。
唯一の反省点として、カバルドンやオーロンゲといったポケモンを睨んで鉄球ミストフィールドのギミックを組み込んだが、状態異常を多用するポケモンと当たらなかったので、レックウザの活躍機会が殆どなかったことが挙げられる。
おわりに
まず、このような有意義な対戦の場を設けてくださった主催者のもめん氏に最大限の感謝と労いを。そして、大会中に対戦してくださった全てのプレイヤーに感謝とリスペクトを。
大会中は対戦する可能性のある全てのプレイヤーに対するゴースティング行為に繋がるので大本営の配信を観ることを自重したが、改めて観てみると「ああ、シリーズ12の対戦だな」という感じで各人が競い合っていた。ついこの間まで施行されていたルールなので、練度の高い構築をそのまま持っているプレイヤーが多いのかなという印象。
ランクマ開催時はシリーズ12適用期間が長すぎて飽きてしまったが、別に嫌いというわけではなくそこそこ楽しんでいた方だと思うので、改めてこのような場を設けていただき、遊ぶ機会が訪れたことは嬉しかった。ガヤとして、対戦した相手を少しでも楽しませることができていれば幸いだ。
大会の企画・運営お疲れ様でした。
それでは今回はこのへんで。何かありましたらコメント欄かTwitterまでお願いします。
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