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【ポケモン剣盾シングル】脱出重力グラードン

 

 どうも。

 久しぶりに重力メイン回です。

★本日のおしながき

見果てぬ夢がそこにある

 戦術のサブプランや話題としてじゅうりょくが登場することはあったが、重力メインの戦術というのは実に久しぶりである。

 当ブログ内で検索したところ、重力をメインで使っていたのは昨年の8/7まで遡ることになる。この記事*1ではいくつかある重力のメリットのうち「命中率が1.67倍になる」という効果を使用したでんじほう型サンダーを用いた。

 しかし、重力のロマンとは圧倒的な地面の一貫性を作れるところにこそ存在すると個人的には考えている。攻撃タイプとしての地面は竜・霊(半減、無効1ずつ)に次ぎ、超・無と同じく半減2+無効1と一貫性を作りやすい。また、格闘タイプと並んで最多(5つ)のタイプから抜群を取れる。その分環境にも多い飛行タイプで無効化されるが、重力を使うことで飛行タイプ相手にも一貫を作れるのは攻撃タイプとしての地面の魅力だと思っている。

 S30も最終盤だったのでS31につながる戦術を作るべく、データ集めにジャングルの奥地へと赴くことになった。

※*1:【ポケモン剣盾シングル&ダブル】とある闪电鸟の重力電磁砲 - 受けルガチアンチ

 

シングルに於ける重力

 じゅうりょくが初出の第4世代から10年以上の月日が流れたが、シングルの対戦環境に於いて重力が流行ったことがあっただろうか。残念なことにシングルで流行したという記憶はない(6~7世代は遊んでいないので分からない)。

 例えば、うたうを採用するラッキーが部分的に使用するというのは訊いたことがあるが、そうではなくパーティ全体のコンセプトとして重力を共有するというのはシングルでは難しい。そこは認めざるを得ない。

 

 例えば、ダブルであれば強力な地面物理の全体技であるだんがいのつるぎを持つグラードンを重力でサポートする、という内容の記事*2を当ブログでも投稿したことがある。

 シングルでは1ターンにつき1回(1体)しか動けないので、重力を使用したターンにロスが生じ、さらに重力エースにつなぐ間にもう1ターンのロスが発生する。元々5ターンしか持続しないのに合計で2ターンもロスがある。

 これがダブルだと、重力エースの隣のポケモンが使用したターンから効果が発生するので5ターンフルに(倒されなければ)活用できる。この時点で1ターンに1回(1体)しか動けないシングルで使うサポート技として強くないことがわかる。

 結局はそこを改善できなければシングルに於ける地位は向上しないと思うので、高速展開可能な重力戦術を考えることにした。

※*2:【ポケモン剣盾ダブル】アイテム3つ持ち!?鉢巻+チョッキ+珠グラードンに託すダブルバトル - 受けルガチアンチ

 

脱出重力グラードン

 天候や重力といったパーティコンセプトの展開と相性の良いアイテムといえばやはりだっしゅつボタンだろう。初出となった第5世代ではこのアイテムを持ったニョロトノから展開する脱出雨という戦術が一定の支持を集め、当時覇権を握った雨パの中でもよく見かける形だった。

 過去にはきりばらいファイアロー*3やいちゃもんクレッフィ*4など、特定の技から高速展開をする上で活用してきただっしゅつボタンは、今回も問題の解決に一役買ってくれることは間違いない。

 だっしゅつボタンを用いた展開の強みは(1)比較的安全にエースを着地させられるところ、(2)コンセプトの始動要員が生存した場合は再展開できるところ、(3)コンセプトの始動とエースの着地が1ターン内で完結するところが挙げられる。

※*3:【ポケモン剣盾シングル】ズガドーンさん - 受けルガチアンチ

 *4:【ポケモン剣盾シングル】ロトム+クレッフィ(ミカルゲ) ダブルロック+積みエース戦術 - 受けルガチアンチ

 

 今回は重力要員にシンボラー、重力エースに強力な地面禁伝のグラードンをキャスティングした。

 臆病HS。じゅうりょくシナジーのあるさいみんじゅつ、汎用展開技としておいかぜを採用した。

 グラードンは特殊型で採用した。例えば、HBサンダーや威嚇を受けた後のAS霊獣ランドロスといった重力展開後の仮想敵で計算した結果、特殊でも遜色ない打点を稼げることが判明した。

 控えめCS、こだわりスカーフで採用しているのでDMと非DMで違った使い方ができるところも良し。

 

実戦レポート

 数試合をダイジェストでお送りします。

 1戦目の役割対象はテッカグヤ

 晴れ下で実質一致の炎技まで考慮すると安定してグラードンを受けられる駒ではないが、地面技を読んで受け出しする動きを抑制できる。

 ランクマで使用できるポケモンのうち、二番目に早い重力使いはシンボラー(最速はS99のゼルネアス)。速さが求められる脱出系の展開とSラインがインフレしている現環境では、正直噛み合っているとは言えない。

 重力下のぼうふうは必中(70*1.67=116.9)になるのでサンダーから。

 アマージョにDMを切って返されたので、ある程度飛行の一貫を評価してDMさせるべきだったかもしれない。

 残り一体のテッカグヤまで重力のターンを残せたので、ダイアースを当てて勝ち。

 テッカグヤ側にDMが残っていなければ炎技で攻めても勝てたと思うし、相手が禁伝を一体も選んでいないので参考記録程度。

 2試合目。この試合に関しては脱出重力というより、物理寄りの数値を持っているグラードンを受けに来た霊獣ランドロスに特殊型が刺さったというだけ。

 最後の一体である黒馬バドレックスにヤレユータン氏*5が刺さった。

※*5:【ポケモン剣盾シングル】鉢巻ヤレユータン - 受けルガチアンチ

 3戦目。役割対象はホウオウ。相性有利の日食ネクロズマとの組み合わせなのでグラードンでよいだろう。特殊型にした弊害で砂下のバンギラスが重たいところが危惧された。

 シンボラーはS種族値が97と絶妙なラインに設定されており、S90~95族当たりに多い禁伝よりも頭ひとつ分抜けているのが使いやすかった。

 スクショの撮影に失敗しました。

 ホウオウはDが高いのでグラードン程度のCだと、特化ダイアース(だいちのちから)よりも下降補正ダイロック(ストーンエッジ)の方が打点を稼げる。とはいえ重力下では「飛行タイプで地面技を透かそう」というプレーを許さないので、どんな相手にも一致技が通る(DMターンを無駄にしない)強みがある。

 せいなるほのおで火傷をするも、特殊型なので助かった。

 重力下やきりばらいを2回受けたポケモンさいみんじゅつが必中なので気を付けましょう。

 

反省点

  シンボラーが攻撃性能を有さないので、重力グラードンで2体以上取れなければ採算が合わない。そのリスクを回避するためにグラードン+襷レックウザを並べたが、思いのほかこの2体の組み合わせが良くなく、別のポケモンでよかったかもしれない。

 結局、重力が試合の勝敗を左右したのかというと何とも言えない。サンダーや霊獣ランドロスといったグラードンを受ける、DMを枯らそうとするポケモンにも一貫性を作れるところはもちろん強かったが、そこからどうするかは構築次第。使いたいポケモンを詰め込んだだけなので、ちゃんと練ればちゃんと強いはず。

 

ねらいのまととの比較

 当ブログでも定番のじゅうりょくねらいのまと。これらに共通するのは「飛行ポケモンに地面技を当てられる」というところにあるが、細かいニュアンスは異なる。

 こちらはゆっくり実況者のひとりまつり (@hitorumatsuri) | Twitter氏が投稿した動画になる。

 この動画では黒バドでイベルタルを誘い、ねらいのまとを押し付けてメレシー+グラードンで捲るという戦術を用いている。ねらいのまとを用いた戦術として非常にわかりやすいので、参考として掲載させていただいた。

 

 根本的な違いとしてねらいのまとは「本来無効となるタイプの技が当たるようになる」だけで、特性ふゆうには対応していない

 一方で重力はすべてのポケモンを接地させるので、飛行タイプだけではなくふゆう持ちのポケモンにも地面技が当たるようになる。さらに、本来はどくびしなどの設置技を踏まない浮いているポケモンにも踏ませることができる(重力状態で場に出てきたタイミングに限る)。

 効果の範囲や命中1.67倍の恩恵も考えると汎用性は重力に分があるが、ねらいのまとの最大の魅力は意外性にある。重力は旧教え技の削除に伴い、現環境で使用できるポケモンは限られてしまうため、今回用いたシンボラーのようなポケモンの場合は看破されてしまう。また、ねらいのまとは1回押し付ければ効果は永続するので、重力ようにターンの管理をしなくてもよい部分も魅力である。

 つまり、どちらにも長所と短所があるので「何をしたいのか」でパーティに適した方を選ぶと良いだろう。

 

おわりに

 昨シーズンの最終日は遊戯王マスターデュエルのランクマも最終日だったのでそっちに潜っていました。のんびりデュエルができると評判のゴールド帯に留まりたかったのですが、話題になった放置botのせいでプラチナ帯まで押し上げられたため、どうせならプラチナ帯を楽しもうとプラチナのTier2まで上げて眠たくなったので降りました。

 最終日のランクマに潜らなかったのは数か月ぶりだと思いますが、その分5月はいろいろなことを試すことができたので、最後まで潜る必要もなかったのかな。

 

 筆者がが宣伝することじゃないんですが、今月の18日(土)に以前参加させていただいた、もめん氏主催の仲間大会の第2回が開催されるので、当面はそこを目標に調整しようと考えています。

 引き続き禁伝なしDMなし、鋼飛行+ハピ系統なしの遊びやすいルールなので今のランクマと違う角度からの考察や戦術の組み立てができると思います。動画化や記事作成も認められているので、よかったら当ブログの読者の皆様も一緒に参加しましょう。

 詳細は筆者のツイート一覧にあるRTからご確認ください。

※前回大会のレポート記事

【ポケモン剣盾 番外編】仲間大会 第一回わこめん杯 参加してみた【大会レポート】 - 受けルガチアンチ

 

 それでは今回はこのへんで。何かありましたらコメント欄かTwitterにお願いします。

 TwitterMなか (@Mnaka_udn0525) | Twitter

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