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【ポケモン剣盾 番外編】第二回 わこめん杯 参加してみた【大会レポート】

 

 どうも。

 一般ポケモンオタク、奇妙な戦術で仲間大会に参加してみたシリーズの第2回です。

 大会の許諾(配信・動画化・記事投稿)に同意して参加させた頂いたため、今回も記録として記事に残しておきます。

★本日のおしながき

大会概要

 前回同様シリーズ10(禁伝あり+DMなし)準拠で、ローカルルールとして禁伝なし、ピンプク系統、エアームドテッカグヤ、アーマーガア禁止が追加される。持ち時間は5分、総合時間は15分。開催日時は6/18(土)21:00~23:59。

 主催者のもめん氏が考察枠で「上位進出するのであれば試合数をこなすために受けるよりも攻めることを推奨する」という旨のことをおっしゃっていて、極度の守備戦術を制限することで攻撃の動きを活発にするルール作りに賛同し、今回も参加させていただいた。

 

今回の狙い

 自分より年上のプレイヤーもたくさんいるが年長者に分類される方だと思うので、勝ち負けというよりガヤとして大会を盛り上げられたら。とはいえ、勝率3割は下回らないように頑張りたいというのが狙い。

 前回大会は「レクリエーションみたいな雰囲気の緩い感じで遊ぶのかな^^」と思っていたら見立てを誤り、公式のインターネット大会かというレベルの高さだったので、今回はそれなりのもので挑戦したい。

 

大会レポート

 今回も200人規模の大会となり、最初から最後までマッチングに困ることはなかった。同じルールで2回続けてこれだけの人数を集めたもめん氏のブランド力に脱帽である。

 もめん氏の配信は普段からランクマのガチ対戦がメインであり、エンタメバトルを標榜する筆者とは真逆の方向性である。ゆえに、視聴者層もガチ寄りのプレイヤーが多いのか今大会もしっかりとレベルが高かったと思う。

 今月末に開催される公式のインターネット大会もカンムリ環境(DMあり)なので、恐らくこんな感じになるのであろうという感じがした。言い方は悪いがちょうどいい叩き台というか、長らく忘れていたカンムリ環境のバランスを思い出せる素晴らしい場だったと思う。

 

 次に、使用されたポケモンの傾向について。

 公表されているデータからトップ50のみ抜粋した(太字は筆者も使用したポケモン)。

 実際に自分がマッチングしたものだと、シンプルに性能の高いグッドスタッフで構成された対面寄りのパーティが多かった。ラッキー+鋼飛行が制限されてもドヒドイデナットレイポリゴン2で受けが成立するので、対面性能の高いポケモン3~4体と受け駒2~3のような感じのバランスが好まれていた印象。

 ダイジェットが使えないのでカプ・ブルル入りの受けループや、マッシブーン入りのヤーティにもマッチングした。他にはマリルリ、テテフ、ジバコイル、ガラルヤドキングなど、最近の環境ではあまり見かけなくなったポケモンが使用率上位に入り、定期的に環境を変えることで多様なポケモンの使用を促す手段になることを改めて実感した。

 

デッキレシピ

 古今無双の英雄たちを称えて。

 デコレーションマホイップ+しろいハーブメタモン*1と耐久バトン+スターのみポリゴン2*2のエンタメ2軸構成。1時間で10戦できるパフォーマンスの高さは評価したい。

 こちらは10戦して3勝7敗で目標とする3割になったところで切り上げた。というより、これ以上勝利を見込めないので3割を守るために逃げた。

※*1:【ポケモン剣盾シングル】狂気のデコレーションおばさん・リターンズ - 受けルガチアンチ

※*2:【ポケモン剣盾シングル】ス タ ー の 実 ポ リ ゴ ン 2 - 受けルガチアンチ

 化身ボルト+ウルガパルの加齢臭漂う第5世代で擦り続けたテンプレにメロメロをひとつまみしたメロメロ型積みサイクルと、不純物を数体混ぜた。

 不純物の部分はカイリューハッサムソーナンスを入れたガチガチの5世代積みサイクルだったが、さすがに加齢臭がきつすぎるのとちょっとガチすぎるのでこんな感じになった。

 ウルガパルはセットで出すので性別はバラけさせ、ピン差しするオニゴーリは御三家やウーラオスなどのオスの割合が87.5%のポケモンランドロスやオーロンゲなどのオスの割合が100.0%のポケモンを意識してメスで採用。この辺の理論は過去のメロメロ戦術記事で散々説明しているので必要ないかもしれないけれど一応。

 ジャラランガも同じ理由でメスの理想個体を大会当日に粘ったが、なんとメロメロではなくみがわりを覚えさせる痛恨のミスを犯してしまった。

 こちらは14戦して7勝7敗で5割、やはりメロメロ戦術はメロメロの行動不能の確率と同じくらいの勝率に収まる。こちらも勝率3割の目標をクリアーした。

 

結果と感想

 残念ながら優勝することは叶わなかった(そらそうよ)。

 メインロムは159/213位、サブロムは103/213位という最終成績だがそれはよくて、勝敗云々よりエンタメという普段の姿勢をアウェイの地でも貫き通せたことが何よりだった。

 今回もしっかりと浮いていたが、一人でも多くの対戦したプレイヤーの記憶に残るような試合ができたのなら、これ以上幸せなことはない。

 個人的な感想を吐露すると、せっかく遊びやすいルール整備をしてもらっているので変わったポケモンを1~2体入れるより、普段は使えないエンタメ性のあるコンボ構築と戦ってみたかった。

 とはいえ、何に楽しさを感じるかはそれぞれなので、エンタメよりも勝利を優先する姿勢はリスペクトしなければいけない。

 

おわりに

 このユニークな大会を再度開催してくださったもめん氏に最大限の感謝を、大会中に対戦してくださった全てのプレイヤーにも感謝とリスペクトを送ります。

 もめん氏を含む対戦する可能性のある全てのプレイヤーに対するゴースティング行為につながるので大会の配信はリアタイしていませんが、どんな感じだったのか後日確認したい。

 前回は外様として参加しましたが、今回は(にわか)リスナーとして参加させていただき、準備期間を含めて楽しませていただきました。

 遊びやすい、ちょうどいいサイズのポケモンバトルができる大会としてとても楽しかったので2週間に1回くらい遊びたい。もし次回があるのならラッキー系統+鋼飛行を解禁してドヒドナットポリ2を制限しても面白いかも。

 

 全く関係ない話だが、たまたま視聴した配信で「子どものころボボボーボ・ボーボボが放送されていて(03~05年)見せてもらえなかった」的な話をされていて、筆者も父親が早く帰ってきていた日は見せてもらえなかったな、と懐かしい話をされていたのが印象的で、もしかすると世代が近いのかなと。

 筆者がことあるごとにバトレボとか5世代環境を擦るように、配信で6世代環境を定期的に懐かしむところにも勝手に親近感を覚えた。筆者はいい歳なのでROM専だがコメ読み率が高く実際にフレンドリーな配信なので、遊びに行ってみてください(連投とか指示コメで迷惑をかけないでね)。

 

 それでは今回はこのへんで。何かありましたらコメント欄かTwitterにお願いします。

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