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【ポケモンSV 番外編】ぶっしー杯 参加してみた

 

 どうも。

 一般ポケモンオタク、SV仲間大会に参加してみたシリーズ第七弾です。楽しく遊べたのでいつも通り簡潔に振り返ります。

★本日のおしながき

大会概要

主催:ぶっしー 氏

開催日時:2/20(火) 21:00~23:59

ルール:シングルバトル オフィシャルルール1

制限:タイプ統一(テラスタイプは自由)

   準伝とパラドックスは合わせて1体まで

その他:対戦回数99回

    持ち時間7分

    総合時間20分

    負けた側が30秒待機(再戦対策)

参加者:75名(順位がついたのは74名)

 

事前考察とデッキレシピ

 まず制限対象と各タイプの分布を掲載します。

 制限カードを一枚組み込み、それをある程度の軸として運用するのであれば、今作最強ポケモンであるハバタクカミを使えて、優秀な一般ポケモンで脇を固められそうなゴースト(ミミッキュ、イダイトウ、サーフゴーなど)とフェアリー(アシレーヌミミッキュ、Aキュウコンなど)のバリューが高そうだと思いました。

 特性や複合タイプで偏りを気にせず強いパーティを組める飛行も昔からタイプ統一の定番であり、カイリューやブリジュラスなどが制限カードと無理なく共存できそうなので、一般ポケモンを先に考えたときに強いタイプでしょう。

 Hヌメルゴンやブリジュラスといったテラスを使わずに弱点タイプと戦えるポケモンがいて、高種族値ポケモンが集まりやすいドラゴンは一般ポケモンだけでも強いパーティを組めそうです。

 では、自分が使うデッキはの5タイプから選ぶ……と見せかけて選ぶのはノーマル一択です。

レジギガス:AB252、H4

ポリゴン2:HB252、D4

ポリゴンZ:CS252、H4

ドーブル:HS252、B4

メタモン:H252

Hゾロアーク:S252、BD振り分け

レジギガスをみんなで介護しよう

 せっかくの仲間大会なので、制限枠としてレジギガスを使えるノーマルを選びました。ゾロアーク拘りトリック+いちゃもんによるわるあがきの強制や、ドーブルでんじはしおづけなど相手を妨害する動きで少しでもターンを稼げるようにしました。

重力電磁砲で別軸も

 レジギガスを選出するのが不適切なパーティには別軸として、じゅうりょくでんじほうの電気技を主体とした動きができるように準備しました。その場合はポリゴンZがエースアタッカーになるので、実質レジギガスポリゴンZのダブルエースになります。

 

大会レポート

 個人的な事情で出遅れてしまい、22時過ぎから対戦をスタートしました。15戦くらいできればいいかと思いましたが、結果的には12戦で終了時間を迎えます。もう少し対戦しかたったのは事実ですが、中身のない試合はひとつとしてなかったので満足できました。

 タイプ統一初心者の筆者的に人気しそうなタイプとして事前考察の項で5つ挙げましたが、実際のマッチングはどうだったのかというと、地面と水が3回ずつ、氷・霊・毒・超・闘・竜が1回ずつでした。地面は主催のぶっしー氏に対するリスペクトもあるのかもしれませんし、水は天候も絡めると役割集中して強いタイプなので「なるほどな」という感想です。

 なんと初戦は主催のぶっしー氏でした。仲間大会で主催者様と対戦するのはこれで2回目ですが、配信の有無にかかわらず緊張します。

 で、対戦後に机に置いたコントローラーを落とした際に「対戦を続ける云々」のところでAボタンが入力されてしまい、負けた側の30秒待機を守れず再戦になってしまいました。完全に筆者の不注意だったので申し訳ございませんでしたの一言に尽きます。

 それ以外は再戦が発生しませんでした。自分の不注意以外で再戦がなかったのは久しぶりだったような気がします。

 

 前提としてタイプ統一という制限があるので、ここで食わず嫌いをしてしまうプレイヤーもいるかもしれませんが、普段タイプ統一をしない筆者が実際に遊んでみてルール作りも良かったと思います。

 まず、テラスについてプレイヤーに自由が与えられていたのが遊びやすさを感じた理由のひとつです。例えば「テラスもタイプを揃えてください(純正統一)」や「テラスなしのルールです」となってしまうと「テラスをしなくても強いタイプ」「テラス依存が低いポケモン」などに偏りが生まれてしまい「せっかくの大会なのに同じ顔触ればっかりだなぁ…」となる可能性が考えられるからです。

 つぎに、準伝パラドックスの制限がちょうどよく感じました。パワーカードを制限することでタイプ間の格差を少しでも減らそうといったような解釈もできますし、全体的なデッキパワーを落とすことで、表現は正しくないと思いますがランクマより少しカジュアルに遊べる環境作りになっていたと思います。

 実際、筆者のデッキでもレジギガスが最長で3ターン生存したり、重力を発動してから効果が切れるまで試合が続いたり、なんとなくいい勝負になるような試合が多かったです。

 

結果と感想

 12戦1勝11敗でレート1364.079、最終順位は74(/74)でした。

 この1勝はメタモンで変身したポケモンとの同速勝負勝ち+急所引きというとんでもない運だけ野郎でした。

 レジギガスは12戦で7度選出しましたが、一度も調子を取り戻すことなく大会が終わりました。前の項で書きましたが生存した最長ターンは3です。

 勝ち筋が曖昧なデッキでしたが「みんなでレジギガスを介護する」「重力電磁砲を撃つ」「デコレーション+かわりものメタモン」といった準備したギミックはいずれも最低でも2回以上発動できたので楽しかったです。

 タイプに限らず何かしらに制限があると「〇〇ができるポケモンがいない」とかコンボパーツ不足に陥りがちですが、その点でドーブルという何でも屋がいるのはノーマル統一の特権だと思いました。メタモンも然り。

 これは筆者が普段タイプ統一に取り組んでいないからこその感想だと思いますが、そのタイプで統一するのであれば取り繕ったりせず弱いところは弱いままにしておきたいので、本当はノーマル単統一にしたかったです。ただ、ドーブル以外で拘りトリックといちゃもんを両立できるポケモンがいなかったので、ゾロアークを採用しました。

 

おわりに

 本大会の企画・運営を行ったぶっしー氏に感謝と労いを、対戦してくださった全てのプレイヤー諸兄姉に感謝とリスペクトを送ります。タイプ統一という自分にとっては新鮮な体験と楽しい時間を過ごせました。

 ルール作りや全体的な感想はそれぞれの項でしっかり書けたので後語りすることはありません。タイプ統一初心者でも遊びやすいバランスの取れた大会でした。

 

筆者→Mなか (@Mnaka_udn0525) / X

 

ギャラリー

 メタモンでAキュウコンをコピーしてオーロラベールを使う、どさくさに紛れてドーブルで重力を使うなどやりたい放題でした。でんじほうも連発しましたが、最後はメタモンの同速勝負勝ち+有効急所引きの運だけでした。

 チョッキアタッカー型のラグラージをデコレーションしてコピーに成功しましたが、あってもH振りのみだと思うので思ったより柔らかく、ウーラオス自慢の拳法の前になすすべなく敗れたのでした…

 一度も調子が上がりませんでしたが、だれしもそういうことが起こります。朝起きて調子が悪くて布団から出られなかったり、低気圧で身体がダルかったりしますので責めてはいけません。

 ちなみにNNは布袋(ヌノブクロ)ではなく布袋(ホテイ)と読みます。後ろから見たら布袋寅泰氏のギターっぽく見えるじゃないですか?

 

おわり。