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【ポケモンSVシングル】じ こ あ ん じ ミ ミ ッ キ ュ

 

 どうも。

 【ポケモン剣盾シングル】合法竜舞ミミッキュ(+くっつきバリイワーク) 以来の竜舞ミミッキュ回です。

★本日のおしながき

イントロダクション

竜舞ミミッキュ再び

 今回は竜舞スケイルショット型のカイリューのメタとして、じこあんじミミッキュを考案した。

 ミミッキュである利点として(a)ばけのかわによる行動保証、(b)フェアリータイプでスケイルショットを無効化できる、(c)素のSでカイリューを上回るのでステータス変化をコピーした際に確実に上を取れるといった三点が挙げられる。

 (a)について、パワースワップなら或いは、コピーをするじこあんじの場合はカイリューの攻撃を受ける必要があるため、カイリューにどれだけパワーがあっても一回は無効化できるミミッキュなら、確実に役割を遂行できる。

 (b)について、ばけのかわは連続攻撃技に弱いが、ダブルウイングを失ったカイリューが使える連続攻撃技はスケイルショットのみ。皮さえ残っていれば確実に1ターンの猶予を作れる。

 (c)について、カイリューは最速でS145、ミミッキュは準速でもS148カイリューと同じだけ能力変化をコピーした場合、最速カイリューより速くしておけば抜かれることは無い。また、竜舞を使用した状態のカイリューに後出しすることで一回目の行動がアンコールで縛られることもない。

 S14のカイリューはテラスタイプの内訳がノーマル36.2%、29.1%、19.1%、9.4%となっていて、ミミッキュが覚える技だけですべてを見るのは難しい。ミミッキュに対してテラスを使って相性を覆そうとするところを、逆にステラ+テラバーストで利用させてもらう。

 仮想敵(カイリュー)より遅くならない程度にSを振ればいいので準速AS振り。

 アイテムについて、竜舞スケショ型カイリューは@2でアイアンヘッドを入れがちなので、じこあんじさえ決めれば確実に勝てる流れをアイヘ怯みで潰されないようおんみつマントにした。

 

実戦レポート

 スクショするところを間違えたが初手コノヨザル、ラティオスと役割対象がいるのでミミッキュ

 ミミッキュが出てくるまで面白いところは無いので大幅にカット。コノヨザルラティオスウーラオスガオガエンを倒してラティオスカイリューが対面、勝負は終盤へ。

 とにかくカイリューのマルチスケイルを剥がすことが急務。

 カイリュー鋼テラスを使用、ラスターパージ→りゅうのまい。アンコ羽休め系なら話が変わってくるが(ミミッキュよりもラティで眼鏡トリックをしなければいけない)、マルスケを剥がした竜舞型ならこの時点で(ほぼ)勝ちが確定した。

 死に出しミミッキュ

 アイアンヘッド→じこあんじで能力変化をコピー。竜舞(AS+1ずつ)、スケショ(S+1、B-1)とラスターパージで下がったDも全てコピーするが、後攻且つばけのかわがあるミミッキュにはあまり関係ない。

 ステラバーストカイリューを処理。

 このとき、こちらのミミッキュは準速(148)なので数字上カイリューは上回れない同じ量だけ能力変化をコピーするので素のSで勝るミミッキュが先に動ける。

 カイリューが能力変化に干渉する技を使ったとしても後攻でじこあんじを決めるので問題なし、麻痺や怯みの追加効果が生じる技はおんみつマントで対策可。

 仮にこのカイリューが竜舞スケショ+電磁波@1のような構成で、@1がミミッキュに通る技だった場合に、アイヘのターンが電磁波だと負ける可能性がある。

 ちなみに、特化ミミッキュの抜群ステラバーストはH4振りカイリューに74.2~88.6%ダメージ臆病ラティオスの眼鏡ラスターパージは17.9~21.5%ダメージ(鋼テラス、マルスケ込み)なので、じこあんじ無しだとカイリューを確実に倒せない。

 対戦ありがとうございました。

 前のポケモン(ウーラオス)を倒したポケモン(ラティオス)を起点に、テラスも絡めて積んでくる動きを強引に切り返せるので、眼鏡で小回りが利かないラティオスと相性が良かった。

 1戦目はコノヨザルとラティオスが試合を作ってミミッキュはごっつあんゴールを決めただけなので、じこあんじの切り返しからゲームをコントロールするサンプルを。

 今度はカバルドンクレッフィといった起点にされやすいポケモンを誘導材料として使用する。マルスケ剥がしは必須なのでカバルドンで場を整え、ミミッキュとスイーパーにマリルリを選択。

 序盤はカバルドンコータスによるあくびステロ交換会でテンポの取り合いなので大幅にカット。

 カバルドンあくびアンコールされカイリューは余裕のりゅうのまいラムのみで目を覚ますなどいい感じで起点にされている。

 ミミッキュがいる以上焦って交代する必要が無いので、カバルドンカイリューが2舞するのを眺めてじしんで倒される。カイリューの強化=ミミッキュの強化に繋がるので、一見悠長に時間稼ぎをしてくれたカバルドンは120点の仕事内容だ。

 死に出しミミッキュ

 じしん→じこあんじで基本の動きを完了。じしん、りゅうのまい、アンコールが見えていてはねやすめを使わない、ノーマルテラスといったことから@1は限りなくしんそくで確定なので、この時点でミミッキュが崩される要素は無いと見た。

 じこあんじ使用後のステータス変化を確認。

 ダメージの蓄積はステロ+皮ダメ分、今回はスケショではなく純粋に竜舞2回分なのでAS+2ずつを反映している。

 カイリューはテラスを使用しているのでステラバーストを撃てる盤面だが、眠り状態のコータスというクッションにはちょうどいいポケモンが相手には残っているので、空撃ちして手の内を明かすことを臆してじゃれつくを選択した。

 特化ミミッキュの+2じゃれつくはH4振りカイリューに82.6~97.6%ダメージなので、ステロダメージを加味してもかなりギリギリ。砂ダメの蓄積が幾分かあったと思うが、外しのリスクを考えても素直にステラバーストでよかったかもしれないし、後続も倒すことを考えると温存して正解だったかもしれない。

 眠り状態のコータスから出して、コータスが硬いのでステラ使用→じゃれつくで起きる前に処理。

 最後はエンテイ。仮にミミッキュが仕留め損ねてもマリルリが控えているので、テラス権もないエンテイなら詰め切れる可能性が高い。

 +2ステラバースト(等倍)→せいなるほのおミミッキュはお役御免。ステロダメージ込みなので、どちらにせよパワーが足りていない。

 ミリ残しが非常に惜しかったが、マリルリの圏内まで押し込んでくれた。

 対戦ありがとうございました。

 カバルドンが場を整えて起点になり、ミミッキュが鮮やかに切り返し、マリルリで詰めるダイマックス環境のような、基本に忠実なプレーができた。

 

反省点など

 正直、対竜舞スケショカイリューには文句なしだと思う。

 7世代末期に復帰して剣盾ではじこあんじを失っていたので、ミミッキュがこの技を覚えることを認識していなかった。これが剣盾時代もあったら、対ダイマックスポケモンとして最強格になっていたのではないかと思う。

 基本的にパワーが足りないのでじこあんじでコピー前提、怯みに怯えてマントを持たせているがいのちのたまで対カイリュー以外でも幅広く活躍できるようにもできる。元々リーチが足りないポケモンなので、珠+ステラは汎用性を落とさず使用できると思う。

 元のSが自分より速いポケモン、例えばトドロクツキなどには同じ手は通用しないので、あくまで自分より遅い積みポケモンへの切り返し手段として活用したい。ちいさくなるを使うポケモンにも有効なので、不意のフワライドなどにぶつけたい。

 

おわりに

 10年振りくらいにインフルエンザに罹患して、熱は下がったんですが倦怠感と咳が治らなくて嗅覚と味覚もキングクリムゾンされているので、飯食って寝てみたいな生活をもう1週間近く強いられています。インフルってこんな手ごわかったっけ?

 暖かい日が増えていますが、まだ冬ですし空気も乾燥しているので読者の皆様も気を付けてください。まぁ、気を付けていても罹るときは罹るんですけれどね☆

 

筆者→Mなか (@Mnaka_udn0525) / X