受けルガチアンチ

ポケモンバトルにエンタメを

【雑記】12月(S13)1週~4週のランクマ人口推移

 

 どうも。

 12月のランクマ人口(シングル)について何やかんや。

★本日のおしながき

12月のランクマ人口推移

 S13がスタートしたのが2023年12/1の13時からなので、そこから1週間後の12/8の13時に1回目の観測をし、さらに1週間後の12/15の13時……といったように1週間ごと決まった時間にPokémonHOMEで公表されている数字を記録しました。

★12月1週目 12/8 13:00

 ランクマ総人口:154,443人

 3桁ボーダー:R1698.557

★12月2週目 12/15 13:00→15:00

※12/14 9:00~HOMEメンテのため

 ランクマ総人口:236,632人

 前週比:+82,189人(+53.2%)

 3桁ボーダー:R1760.549

◎メンテ前(12/14 8:55くらい)

 ランクマ総人口:230,279人

 前週比:+75,836人(+49.1%)

 3桁ボーダー:R1757.885

★12月3週目 12/22 13:00

 ランクマ総人口:299,238人

 前週比:+62,606人(+26.5%)

 3桁ボーダー:R1801.610

★12月4週目 12/29 13:00

 ランクマ総人口:368,157人

 前週比:+68,919人(+23.0%)

 3桁ボーダー:R1848.979

★12月最終

 ランクマ総人口:423,923人

 3桁ボーダー:R1913.012

 前期の最終が318,484人なので105,439人増(+33.1%)になり、大幅な人口増になった。S13の日程は変則的であり年を跨いで1月4日の8時59分まで実施されたので、その点は差し引いて評価したい。ただし、12月4週の時点で49,673人増なのでDLCの追加要素による効果があったことは間違いない。

 マスボ級人口は前期86,569人に対し86,546人23人減少(-0.03%)し、僅かとはいえ2期連続減少となった。それでも8.6万人台はキープしており、人口減少が顕著だったレギュC、一度も8万人を超えなかったレギュDと比較すると悪い数字ではない。

 レート2,000達成者は前期396人に対し今期407人11人の増加になった。

 S13を含む全シーズンの数字は以下の記事に

前月比

<総人口>

<増加率>

<3桁ボーダー>

雑感

 総人口は大幅に増えて、マスボ級人口はほぼ変わらず(微減)、レート2,000達成者もほぼ変わらない(微増)、歪なシーズンになりました。

 これがどういったことか筆者なりに推測すると、DLC後編の配信や年末年始の長期休暇で休眠プレイヤーのカムバックがあったものの、コア層に変化はなかったのだと思われます。

 任天堂は2023年2月7日の時点でポケモンSVの売上本数を2061万本と公表しています。S13のランクマ総人口は423,923人と公表されていますが、みなさんご存じの通り複数ROMを動かしているプレイヤーもたくさんいるので、あくまでこれは延べ人数です。

 この数字を額面通りに受け止めたとして、対戦人口は2061万本売り上げたうちの423,923人(2.1%)しかいないことになり、S13の総人口に対するマスボ級人口は86,546人(0.42%)なので一般のユーザーからすればかなりのコア層ですね。

 さらにそこから、マスボ級に上げることがゴールのプレイヤー、高い次元で成績を競うハードコアプレイヤーに分別できると思いますが、ここでは一括りに「コア層」と表現し、この層に変化が無かったと推測します。

 我々のように毎月マスボ級に上げることが当たり前になっているプレイヤーとは別に、そこに辿り着くのが難しいプレイヤーがもっと多くいることを忘れてはいけません。マスボ級、レート2,000達成者が殆ど前期と変わらず総人口だけが増えたということは、マスボ級に到達する前に満足した、もしくは諦めてしまったプレイヤーがそっくりそのまま増えた人口分だけいた、ということになります。

 

 対戦の楽しみ方は人それぞれなので「マスボ級に到達しなければいけない」というのは個々の、任意の目標となります。なので、到達できないことも途中で満足してしまうことも決して悪いことではありませんよね。

 では、より気軽に遊べるはずのカジュアルバトルではなくランクバトルを選ぶのは何故でしょうか。少し遊びたいのであればランクバトルである必要はないし、使えるポケモンに制限も無いのでDLCで追加されたポケモンも使い放題です。

 これは筆者自身も感じていることですが、ある程度ルールが統一されている必要があるからだと思います。カジュアルの場合は新ポケモンを使いたい人、禁伝ルールで遊びたい人、幻ポケモンも使いたい人など各々の遊びたいルールが混同しており、ミスマッチが起こりやすい場でもあります。

 また、ランクバトル以上に実力差が異なるプレイヤーとマッチするので、プレイング(的確な技を選択しない、状況にあった行動をしない)や育成面(明らかに努力値を振っていないなど)で「フェアな条件ではない」と気付き、勝っても満足感が無い、もしくは「勝たせてもらった」といったような感想を抱くことも多々あります。

 そういったことがあるので、過去にランクバトルを遊んでいた休眠プレイヤーはあえてランクバトルを選ぶのではないかと考えています。

 

おわりに

 剣盾の頃から、カジュアルとランクの中間くらいの遊び場があればいいのだろうと思っていますが、そうなってしまうとある程度プレイヤーのレベルが保証された場でのびのび遊びたいプレイヤーと、ランクで勝ちきれないプレイヤーのミスマッチが生じてしまうのでしょうね。いうなれば5世代環境のフリーバトルで「このパーティはテストなんだよ」みたいな自己紹介文のプレイヤーが、レート用のパーティを使って無双するような構図でしょうか。

 筆者自身、S13は対戦をしたい意欲はあるもののランクマが楽しくなくてモチベーションのやり場に困っていました。マスボ級に上げて放置していたので最終日に少しだけ遊びましたが、5~6万位台でも使用率上位から5~6体選んだコピペみたいなパーティばかりで飽きてしまったなと感じました。

 

筆者→Mなか (@Mnaka_udn0525) / X