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ポケモンバトルにエンタメを

【雑記】2023年を振り返る

 

 どうも。

 少し早いですが2023年の活動を振り返ります。

★本日のおしながき

9世代環境本格始動

 22年12月からランクバトルのサービスが始まり、23年は本格的に9世代環境が始動した年になりましたね。

 本年の幕開けはマジックルームを駆使したビルドアップ+こだわりスカーフ型のコノヨザルが務め、2月はパラドックスポケモンが解禁されたので、一通り使ってみようとあれこれ試したのが今や遠い昔のことのように思います。

 3月は「何かのテーマを持ってひと月取り組もう」ということで、いちゃもん+アンコールを使った展開系の戦術をいくつか考案しましたが、2~3月のPV数が芳しくなく取り組み方が分からなくなり、考えているうちに4月が終わっていましたね。

 5~6月は正直自分でも記憶に残っていないほど、良いものを作れたという手応えが無かった月だと思います。

 個人的に23年1月~6月はひとつの区切りだと思っていて、パルデア準伝が解禁されたレギュレーションC(S5~S7、4月~6月)の最終月はランクマ人口が早くも30万人を下回りました。この半年で9世代環境でもランクマを続けるのか否かをふるいに掛けられたような感じがしました。翌月からは過去作準伝や図鑑外の御三家解禁で人が増え、純パルデア環境が終わったことで、9世代環境の第2幕が始まったといえるでしょう。

 

カミカイリュー時代は終わらない

 新しく使用できるポケモンが増えても、マイナーチェンジを繰り返してカイリューとハバタクカミは高い使用率をキープしましたね(S13現在もワンツー)。

 単に相手プレイヤーに対策を強いるカードとしてだけではなく、幅広い対策カードにもなり得るので、良くも悪くも今作の対戦環境のバランスに関わるポケモンなんだと思います。

 直接ポケモンとは関係ありませんが、今年も猛暑が厳しかったですね。筆者は北海道の中でも比較的涼しい土地に住んでいますが、これまで経験したことのない暑さと残暑が非常に身体に堪えました。

 で、体調を崩してしまってしばらく経っても体調が戻らず、10月末くらいになってようやく余裕が生まれるような厳しい下半期でした。公には書きませんでしたが、ブログを運営できるほど体力的に余裕が無かったので休載ということで、開店休業状態が続きました。

 11月はようやくシングルバトルの公式大会が開催されたので、体調も回復したし参加してみるかと足取りも軽く参加しました。そこからは少しずつ通常営業に戻していけているのかな、と思っています。

 

実質1年目の9世代を振り返る

 1年遊んでも「テラスタル難しいな」という感想が強いです。

 図鑑上のタイプ相性ではこちらが有利だったものがテラスひとつで3-1から捲られることもあるし、その逆もあるしでこのシステム下で安定して勝てるプレイヤーこそ本当に上手なんだなぁ、と思いました。

 それから、こういった不明瞭な要素が強い環境だからなのか、構築記事の影響がものすごく大きいと感じました。あくまで剣盾の頃と比較してですが、流行の広がりが早いし、下位を含めて様々な順位にいても「構築記事を読む→模倣し実践する」という文化が浸透しているように感じました。

 

 相変わらず自分の歩幅で2023年も遊べたと思いますが来年はどうかな、今までよりもペースダウンするのかな。

 直前に書いたように勝つためにプレイヤーの意識が向上するのは競技性を高めるうえで良いことですが「7~8種類のポケモンから6体選んだパーティ」みたいなものとばかり対戦するのも飽きたというか、もういいかなと。

 昔一緒のサークル(といっても田舎の小さな集まりですが)でポケモンをやっていた友人と食事をしたときに「(ポケモンに限らず)絶対勝ちたいって気持ちがなくなってきたよね」という話をしていました。その友人は6世代くらいでポケモンを辞めて今はVALORANTをメインで遊んでいるらしいのですが、結局ゲーム性だったりキャラクターが好きで趣味としてゲームを遊ぶのに、勝たなきゃいけないと思うと(年齢的に)気力が持たないよねと。

 ぼくらは「馬場豊」という何でもない一般人が、ニコニコからポケモンで「もこう」というブランドを築くところをリアルタイムで観てきた世代なので「自分たちもポケモンを通して何者かになれるんじゃないか」と思っていたんですよね。

 だからアメブロとかで「〇〇オフ結果」とか「〇〇使用構築」みたいな執筆活動をして「〇〇の調整の◇◇がさァ!」みたいに語られるような存在になりたかったんだろうし、今記事を書くために対戦を頑張っている人もきっと、少なからずそういう気持ちがモチベーションになっているんだと思います。

 ところが、学生生活も終えて社会の一員になると各々ポジションを与えられ、何者でもなかった学生が、何者かになれてしまうんですよ。そうして周りから認められていくうちにポケモンを通して自身をブランディングする必要が無くなり、大学生の頃までのように「何が何でも勝って名前を売る、そのために努力をする」というモチベーションも無くなるんだよね、という話をしていました。

 「今後は大事な趣味のひとつとして細々と楽しめたらいいよね」という感じなので、社会人になっても家庭を持ってもポケモンで勝ち続ける努力を継続できるプレイヤーは、本当にすごいなと思うのです。

 何としても勝ちたい、人の上に立ちたいという意欲も無いので、2~3手やって長引きそうな試合は面倒になって降参押しちゃうし、やりたいコンボが成立しない場合も降参押しちゃうし、簡単に試合を投げてしまう。ダメならダメで早く次に進みたい自分と、勝ちたい相手の思惑が一致するならwin-winだろうなぁ、みたいな。対戦ゲームのプレイヤーとして終わっていますね。

 その点公式大会や仲間大会は試合数が限られているので取り組みやすいし、1週間くらい前から準備をして本番という流れも作りやすいので、来年はそういう活動にシフトしていってもいいのかと思いました。

 

おわりに

 今年最後の投稿かというと微妙なところです。最後に有馬記念私見を。

 ◎ジャスティンパレス

 5枠10番は鞍上の横山武史騎手がエフフォーリアで勝ったときと同じ。今年は阪神大賞典からすべて3着以内、根幹距離/ 非根幹距離、先行/差し問わず好走できる器用さは中山2,500mでも生きそう、何より馬自身が充実期だと思います。過去10年を見ても5枠の単勝率が最も高いです。

 ○スターズオンアース

 データ上不利な大外枠ですが、これまで11戦すべてで3着以内にまとめる優等生。鞍上のルメール騎手もこのレースと相性が良い。大きな数字はオークスの18番、ジャパンCの17番を経験していますが、府中と中山ではコース形態が異なるので「問題ない」とは言い切れないです。ここは馬の力と騎手の力量でクリアーしてくれることに期待です。

 ▲ドウデュース

 使って良くなるタイプだと思うので、秋3戦目のここでピークが来れば。このタイミングで主戦が戻るのもポイント。過去10年だと3枠は5枠に次ぐ2番目の単勝率(4枠と同じ)、連帯率と複勝率は4枠より良いので相手に選びやすいと思いました。

 △タイトルホルダー

 3度目の挑戦でようやく枠に恵まれました。中山2,500mは問題ないのであとは他馬との純粋な力比べ。ラストランなので誰も追いつけない、追い越せない勇敢な逃げの競馬をもう一度観たいです。

 ☆タスティエーラ

 3歳馬の中では一番あると思います。先行できるので自分の競馬ができる、中山は2戦して全て連対しているのでコースも問題ない、菊花賞2着の実績があるので距離も適応できるはず。中山ならソールオリエンスもいますが、騎手とレースの相性があまり良くないので絶好の最内枠ですがタスティエーラを優先します。

 

当たったら嬉しいな~~