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【雑記】6月(S7)1週~4週のランクマ人口推移

 

 どうも。

 6月のランクマ人口(シングル)について何やかんや。

★本日のおしながき

6月のランクマ人口推移

 S7がスタートしたのが2023年6/1の13時からなので、そこから1週間後の6/8の13時に1回目の観測をし、さらに1週間後の6/15の13時……といったように1週間ごと決まった時間にPokémonHOMEで公表されている数字を記録しました。

★6月1週目 6/8 13:00

 ランクマ総人口:155,306人

 1,000位:R1675.488

★6月2週目 6/15 13:00

 ランクマ総人口:210,034人

 前週比:54,728+人(+35.2%)

 1,000位:R1735.086

★6月3週目 6/22 13:00

 ランクマ総人口:249,641人

 前週比:39,607+人(+18.9%)

 1,000位:R1780.657

★6月4週目 6/29 13:00

 ランクマ総人口:287,594人

 前週比:+37,953人(+15.2%)

 1,000位:R1823.165

 S6の最終的な数字は338,525人で5月4週目(5/29)の323,540人から4.6%増なので、それに当てはめるとS7の最終的な数字は300,823人程度と予想される(5月は31日まで、6月は30日までなので4.6%より少ない可能性大)。

 仮に30万人に届かなかった場合、前期が338,525人なのでここまで5期連続で続いた6桁台の減少はストップするが、SVでは初めて総人口が30万人を下回る。剣盾で初めて30万人を下回ったのはS17(禁伝初解禁シリーズの最終月)であり、前作では1年以上維持した30万人を僅か半年で割ることになる。

 最終的な数字はシーズン終了後に以下の記事に記載。

 

前月比

1週目

 総人口

  5月:200,206人

  6月:155,306人(‐44,900人)

2週目

 総人口

  5月:256,249人

  6月:210,034人(‐46,215人)

 増加率

  5月:+28.0%(+56,043)

  6月:+35.2%(+54,728)

3週目

 総人口

  5月:293,167人

  6月:249,641人(-43,526人)

 増加率

  5月:+14.4%(+36,918)

  6月:+18.9%(+39,607)

4週目

 総人口

  5月:323,540人

  6月:287,594人(-35,946人)

 増加率

  5月:+10.4%(+30,373)

  6月:+15.2%(+37,953)

 

雑感

 ある程度予想通りの減り方でした。約57万人から約45万人に減ったS5で準伝参加が嫌なプレイヤーが減り、約45万から約34万まで減ったS6でレギュレーションCにうんざりしたプレイヤーが減ったとすると、S7もプレーしているのはある程度納得して遊んでいるプレイヤーしか残っていないと思っていたので「まぁ、そんなもんか」と。

 今期は準伝の解禁やSV初の3期シリーズということで賛否があったと思いますが、剣盾で賛否を呼んだシリーズである「禁伝初解禁(シリーズ8、S15~17)」「禁伝1体あり+DMなし(シリーズ10、S21~23)」を例に比較してみましょう。

 スピード・パワー・フィジカルすべてを備えたザシアンによる弱者の排除に象徴されるルールではありますが、それでも現在のSVと同じくらいのプレー人口で幕を開けました。このあとに控える禁伝2体や禁伝幻制限なしといったルールと比較するとまだ薄味な方ですが、最終月で大量の離脱者を出しましたね。シリーズトータルでは延べ111,580人のプレイヤーが減りました。

 次はプレー人口が増えた事例です。大量の離脱者を出したシリーズ8と対照的に、シリーズトータルで13,831人増えました。

 禁伝1体使用可能なのはシリーズ8と同じですが、剣盾の対戦において目玉とされるシステムのダイマックスができないルールで減った人口が増えるのは皮肉ですね。これはひとえに禁伝とDMの相性、DMとザシアンの相性を考えた場合、DMが邪魔に感じるプレイヤーが多かったということでしょう。

 SVでも基礎スペックの高いカイリューやディンルーがテラスタルすることで対戦が難しくなっている部分はあるので、テラス禁止シーズンがあると同様に人が増えるかもしれませんね。

 レギュレーションCの場合は1~2期目にガツンと減って、最後は「2期我慢したけれどもうお腹いっぱいかな」という感じで人が減るので、剣盾のシリーズ8とは逆の減り方ですね。SVは人口の減り方が異常なので、早くも対戦人口の底が見えてしまうような減り方をしているのが悪い印象を受けますね。

 今月に関してはSV初の3期シリーズの3期目、来期(レギュD)の準備や試運転をするプレイヤーも多かったと思うので、その点に関しては差し引いて見た方が良いのか、それとも順当な評価なのか難しいところです。

 

 来期に関して、個人的には期待外れなレギュレーションです。

 というのも、これまでSVのランクマはパルデア図鑑の一般ポケモン(レギュA)、パラドックスポケモン追加(レギュB)、準伝追加(レギュC)と順当にポケモンの数を増やし、徐々に環境の数値を上げてきたのが好印象だったので、レギュDで(DLC解禁を待たず)過去作準伝解禁はせっかくここまでコントロールしてきた部分が台無しだと感じました。

 剣盾の場合は(有料DLC前提ではあるが)準伝ポケモンの確保機会を設けてから解禁だったので、現状では過去作前提となるルール作りはどうなのかと思いました。せめて図鑑外の御三家(リザ、エスバなど)+リージョン(ヒスイ含む)解禁か、レギュCの使用率上位を禁止したルールで秋のDLCまで繋いでほしかったです。

 ちなみに、剣盾の準伝+ホウエン御三家解禁となったシリーズ7(冠環境)は以下の通りです。

 補足すると前のシリーズが使用率上位禁止(パッチラ環境)で1期目が約6.2万人減り、2期目で約3.2万人増えています。

 準伝解禁のワクワク感で1期目は約7.2万人増えましたが、2期目では増えた分以上に吐き出してしまっていますね。レギュDで解禁されるポケモンの動画を作る投稿者の方が多く、仲間大会もレギュD準拠のものが多く開催されている現状を鑑みると、恐らくSVのレギュDも初動は増えると思います。ただ、3期続くので剣盾シリーズ7と同じような推移をするのではないかと予想しています。

 

おわりに

 個人的な話をしますと、SVではテラスタルによる変数が大きく、これまで作ってきたようなコンボ戦術を組むのが難しく感じています。レギュCではそれが顕著だったので、ブログの通常投稿で面白いと感じてもらえるものを作れたのか、正直なところ自信がないです。

 今期に関してはもう何もなくて、シンプルにポケモンバトルをしていました。どうせやるなら何かを検証したりデータを取りながら遊びたいということで、今期は「人が減ったシーズンであれば、誰でもある程度勝てるのか」をテーマに対戦に取り組んだので、それについて来月以降投稿できればと考えています。

 

筆者→Mなか (@Mnaka_udn0525) / Twitter

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