どうも。
ちょっと物騒なタイトルですのでチオンジェンファンの方々には不快な思いをさせてしまい申し訳ないです。
★本日のおしながき
イントロダクション
実戦レポート
現段階で役割や構成の傾向がある程度固まっているチオンジェンを役割対象とした嵌め+積みバトンを狙う。
先発はステルスロックで襷を削りつつふきとばしでチオンジェンを引きずり出せるディンルー、中継ぎにブラッキー、抑えはパオジアンで必勝リレーを形成する。
ディンルー+ブラッキーの居座りを許すと厄介な高耐久ポケモンを入れているので、チオンジェンがパーティに入っていれば十中八九出てくる(はず、もっと大きなデータがないと断言はできない)。
先発はディンルーとハッサムでスタート、ハッサムはとんぼがえりでチオンジェンに交代、剣舞を積まれても余裕はあるのでステルスロックから。
ステロふきとばしのループに入る前にやどりぎのタネを当てておきたいのは当然の行動なので、宿り木を見てからまもるに合わせてブラッキーを出したい。よってここは余裕があるので追加でまきびしを散布。
「まもるではなくみがわりだったらくろいまなざしができないよね?」という問いに対しては、ステロまきびしのディンルーはふきとばしもセットで持っていると考えられるので、みがわりはHPを削る分アド損になりやすく使いにくいだろうと回答させていただく。
ディンルー→ブラッキーへ交代。まもるに合わせたつもりがはたきおとすを被弾、たべのこしを失ったので居座りできるターンはやや有限に。
草テラスタルを使用して……
くろいまなざしで対面をロック、草タイプに変わったのでやどりぎのタネを無効化。前回のキリンリキとの対比については後ほど解説をする。
のろいを積み切ってバトンタッチ。Aと一緒にBも上がるのでイカサマのダメージは据え置きだが「バトンする前に急所に当たらなければ」という注文が付く。
パオジアンを着地させる。しろいハーブの効果でのろいによるSデバフを解除、AB+6ずつのみ引き継げる。こちらについても後ほど解説を加える。
フェアリーテラスタルを使用したチオンジェンをアイススピナーで、後続のハバタクカミをふいうちで処理。
ふいうちを見せているのでつるぎのまいを使われると面倒、特化鉢巻バレパンでもB+6パオジアン(無振り)なら50~62ダメージに抑えられるので、ふいうちは自重してじごくづきで処理。バレパンではなかったので恐らく剣舞だったか。
最後まで対戦を続けてくれてありがとうございました。
解説
★ポイント1 キリンリキ以上の安定感
チオンジェンを起点に積みバトンをするコンセプトは同じだが、バトンをした際に引き継いでしまう宿り木をどうケアするかが違いとなる。
キリンリキは特性そうしょくで無効化したがイカサマを被弾する前提なのでアンチシナジー、現環境でキリンリキを採用する理由の多くはそうしょくなので、チオンジェン側も警戒心が強くなってしまう。
ブラッキーの場合は特化した際のHBが非常に高く、イカサマ被弾前提となる役割に対しても安定感があり、居座りが厄介なポケモンなのでチオンジェンで宿り木を誘いやすい。
キリンリキはイカサマの被ダメを下げるために悪半減テラスタルを使用するのが前提のため、それならブラッキーに宿り木ケアの草テラスタルを使っても変わらないよね、ということで採用した。
★ポイント2 しろいハーブ
高速アタッカーのパオジアンとのろいのミスマッチを自身のデバフを解除するしろいハーブで解決した。このアイテムは自身の能力が下がったタイミングではなくとも、場に出たとき既にデバフが付与されていれば発動する。
例えば、ハーブを持たせたメタモンがねばねばネットを踏んだポケモンに変身した際も、コピーしてしまうSデバフを解除することが可能。
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★ポイント3 永続デバフ特性
前回の記事で解説を忘れていたが、イーユイやパオジアンを採用した理由はわざわいのたま/つるぎによる火力補助である。
イーユイは相手の特防を、パオジアンは相手の防御を3/4倍にする永続デバフを持っているので、自身のAorCを最大まで上げてなお火力を高めることが可能。
ポイント4 のろいバトンのシナジー
相手視点でブラッキーの狙いは見え見えなので、バトンタッチをするタイミングを読んで宿り木を使うのは容易。しかし、のろいは自身のSを下げられるので必然的に後攻を取れるようになり、抑えを安全に着地させられるところも強い。
反省・改善点など
ブラッキーとチオンジェン対面ではブラッキーの居座りを阻害するために宿り木から入るだろうと過信しており、みがわりを警戒できていなかったため、くろいまなざしを透かされてしまう事態が発生した。
なので、現状チオンジェンがどこまでSに振るかは分からないが、とりあえず4振りチオンジェンを抜けるところまでブラッキーのSを振って出直した。
データ上そこまで大きな数字ではないはたきおとす(S5暫定採用率25.5%)を軽視していた点や、今回は出くわさなかったがちょうはつ(同11.0%)の可能性を考慮しなければいけない。尤も、ちょうはつは1割のエラーなのでそこは目を瞑り遭遇した場合は素直に降参をすればよい。個人的にエラーの可能性が1~2割なら目を瞑るようにしていて、3割からはアベレージを出せないと判断している。
おわりに
先日累計180,000PVを達成しました。今後ともどうぞよろしくお願いします。
筆者→Mなか (@Mnaka_udn0525) / Twitter
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