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【ポケモンSVシングル】成長するC

 

 どうも。

 弊ブログでは過去2回標的にしたチオンジェンを使う側になりました。

★本日のおしながき

イントロダクション

 

実戦レポート

 ドラパ+積みアタッカー+スイーパーの形を採りたいので、チオンジェンとハバタクカミをチョイス。ウインディは特殊なケース以外選出しない。

 初手ドラパルトヘイラッシャのろいあくびリフレクター(あくび)でドラパルトは定時退社、チオンジェンに交代。相手もヘイラッシャからボーマンダへ。

 ボーマンダりゅうのまい、チオンジェンはせいちょうで積み合いのターンに。

 +1珠ダブルウイングの被ダメージ。リフレクターと特性わざわいのおふだでなんとか耐えた。ちなみに、こちらのチオンジェンはHD振りでBは端数4のみ振っている。返しの+1あくのはどうで確定二発を確認。

 ダブルウイングの被ダメが110程度だったので毒テラスタルを使用して耐える、二発目のあくのはどうボーマンダを処理。

 再度ヘイラッシャ、みがわりギガドレインで削りつつ回復。

 2割程度HPが残ったヘイラッシャをロトムに交代、流し際にあくのはどうで削りを入れる。ロトム電気テラスタルボルトチェンジでヘイラッシャ、ロトムの代わりに攻撃を受けて倒れる。

 ロトム渾身のオーバーヒートも耐えて勝ち。対戦ありがとうございました。

 ドヒドイデやテツノドクガに毒菱を撒かれると誰も耐性が無いのでチオンジェンから、後発ドラパルト+ディンルーを控えさせる。

 初手チオンジェンハバタクカミ、しかもCが上がるタイプだったので取り返しのつかないことに。チオンジェンを切るのも手だが、そうするとテラスを切ったドヒドイデちからをすいとる持ちのオリーヴァに対してディンルーで勝てないので、チオンジェンからディンルーに交代してディンルー切りからドラパルトへ。

 とりあえずひかりのかべを張ったが、壁を貫通するパワーでドラパルトも倒されてしまった。ここからチオンジェン1体で捲らなければいけない。

 やれることはやれの精神でみがわりせいちょうを絡めつつ粘るが……

 絶対にCを上げたいチオンジェンと絶対にCを下げたいハバタクカミの熱い戦いを制し、なんとか突破に成功した。

 死に出しドヒドイデ。まだ10分以上試合時間を残しているが、数的有利を持つ相手が行動選択に時間をかけてTODの構えに入る。試合時間にまだ余裕がありドヒドイデくろいきりを持っていなかったので、のんびりとせいちょうを積む。

 ドヒドイデを処理。ラストはテツノドクガなのでサイコキネシス持ちでもない限り負けは無いか。

 初手出し負けから早々に2体失い、TODまで狙われる劣勢だったが辛くも勝ち。対戦ありがとうございました。とにかく倒れないチオンジェンの硬さと、早々に使用した毒テラスが裏目になる相手の選出ではなかったことが大きかった。

 

解説

ポイント1 アラブルタケとの比較

 草+悪の複合タイプは8世代までではコノハナダーテングノクタスの一般ポケモンにザルードを加えた4体しか存在しなかったが、9世代でマスカーニャ、アラブルタケ、チオンジェンの3体が一挙に追加された。

 新規で追加された3体のうちマスカーニャははっきりと毛色が違うが、アラブルタケとチオンジェンはざっくりと遅い代わりに固いという特徴がある。その中でもアタッカー色が強いアラブルタケ、より耐久色が強いチオンジェンといった特徴があり、同タイプながら3体とも違った良さを持っている。

 せいちょうを用いた積みアタッカーならアラブルタケに適性があるように思えたが、以前記事を投稿した際にAS振りとHB振りの二パターンのデータを収集した。耐久に特化させた場合の使い勝手を把握しているつもりなので、これならばアラブルタケと比較して火力に欠けるチオンジェンでも成立するのではないかと考えた。

【ポケモンSVシングル】アラブルタケは成長期(AS編) - 受けルガチアンチ

【ポケモンSVシングル】アラブルタケは成長期(HB編) - 受けルガチアンチ

 

反省・改善点など

 硬くて倒れにくい点はチオンジェンの良さだと感じた。

 ただし、アタッカーという点では数値上でもアラブルタケの方が秀でており、遅さを補うふいうちや最強格の補助技であるキノコのほうしといった技のレパートリーも豊富である。やどまも(みが)など決まったパターンを刻むのであればチオンジェンでいいがアタッカーの役割で見るとアラブルタケを使った方がいいのではないかとも思った。

 これはアラブルタケの記事でも書いたことだが、このポケモン努力値の振り方次第でどうとでも化けるのが面白い。また、こだいかっせいをどこに充てるかでより役割に徹したパラメータを得られるので、カスタマイズ性の塊ともいえる。

 現環境におけるチオンジェンの傾向がある程度固まっていることからも、それがチオンジェンの最も強い使い方であることが伺える。最も強い使い方が分かっているのであればそれに従うのがベターであり、チオンジェンを通してアラブルタケの強さを実感する奇妙な体験をした。

 

おわりに

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筆者→Mなか (@Mnaka_udn0525) / Twitter

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