どうも。
何回目の登場か分かりませんがマスカーニャ回です。
★本日のおしながき
てんねん許すまじ
★前回のあらすじ
いちゃもんを使った起点作りからちいさくなるを安全に積むターンを作り出すことで運ゲーに持ち込むきっかけを捻出する、という展開から大エース・コロトックを着地させて、いつもは狩る側のポケモンを狩ることに成功した。
しかし、上記の記事の反省点に「特性てんねんはどうするの？」と書き残したように、回避率の上昇やその他バフをすべて無視してくる特性てんねん持ちには通用しないので、本記事ではそのへんの解決策を提示したいと考えている。
本来は補足記事として本編に付属させる予定だったが、社会人にありがちな言い訳「忙しかった」で誤魔化したため、前回(1.5)＋今回(0.5)で2本分になるような感じで手短にまとめる。
戦術紹介
基本は変わらないがアンカーを変える。
てんねん対策なので特性かたやぶりを起用するというのももちろん正解だが、それにはひとつ問題点がある。かたやぶりの適用範囲はポケモンそのものではなくポケモンが繰り出す技なので、攻撃系のバフは有効にできるがこちらが攻撃される際に防御系のバフや回避率を無視されることに変わりはない。要は相手の特性を変える必要があるのだ。
特性を変える技というと、これまで弊ブログで取り上げたものだと「シンプルビーム」や「スキルスワップ」が該当する。特性を変えられるのであれば何でもいいのかというとそうではなくて、例えばスキルスワップだと相手のてんねんをこちらに移すので、一旦引いてスキルスワップを解除されると2サイクルめに対応ができない。
なのでシンプルビームやなやみのタネといった特定の特性に上書きする技か、いえきのような特性自体を消してしまう技でてんねんを消すことで対策とする。
マスカーニャ＠おんみつマント
CS振り。できるだけ汎用性の高そうなポケモンを探したらマスカーニャだった。てんねんを対策したいのでどうせなら積みアタッカーとして運用できるわるだくみ型。
ギガドレインはヘイラッシャ、あくのはどうはラウドボーン意識で一致技ふたつ。わるだくみ、なやみのタネも含めてどれもS4で採用されている技のトップ10に入っていない(3.7%以下)。
おんみつマントはキョジオーン対面でわるだくみを積んで、裏にいればてんねん持ちのポケモンへの交代を促せるのでは程度の理由。特に持たせたいものがなかったので、火力補助のいのちのたまでいいと思う。
テラスタイプは水(1.3%)。言うまでもなくみがわりを貫通してくるラウドボーンを意識して。S4暫定では草(51.1%)、悪(35.3%)、炎(4.1%)の順に多く、水は鋼と並んで6番目。
実戦レポート
解説する試合のパーティと選出。
ちいさくなるバトンの天敵、てんねん(かもしれない)ドオーがいるがドオーが強いのは特殊方面なのでカイリューを通しにいってもよさそう。しかし、クレベースで詰むので特殊マスカーニャを選択。
初手オーロンゲ対リククラゲ。
キノコのほうしが嫌なのでちょうはつを使いたいが拘ってしまうのでトリック。相手もちょうはつを意識したのかだいちのちからで攻撃。地面技でロックできたのでいちゃもんを使う必要は無し、即フワライドへ。
だいちのちからを透かす、100%交代なのでみがわり。DMがあるとここで拘り解除があったが、それが無いので非常に動きやすい。リククラゲ→ドオー、恐らく毒を入れに来たのかもしれないが一手遅くて、みがわりを見てドオー→カイリュー。
積んで(途中省略)マスカーニャにバトンタッチ。
わるだくみを見て「特殊なら俺の出番だ」とばかりにドオーに交代。
満を持しててんねん対策のなやみのタネ。ドオーがてんねんを失うことにより回避率+6やBD+3を無視できなくなる、わるだくみからのゴリ押しを防げなくなる二点のメリットがある。
カイリューのマルチスケイルも上書きできるが、あくのはどう2発で倒すのと必要なターンが変わらないのでここは攻撃。
リククラゲはDが高いので+4あくのはどうでは倒し切れなかったが、急所＋怯みを同時に引いてお相手氏が戦意喪失したのか放置されてしまった。尤も、マスカーニャは仕上がっているので急所＋怯みがなくても変わらないと思う。
お相手氏が放置しているので壁と会話しているような虚無感を覚えたが、ちょうどプロ野球のオープン戦を観ながら遊んでいたのでまぁいいかと。油断せずなやみのタネでてんねんを消してからドオーを仕留めて終わり。対戦ありがとうございました。
反省点
要するにこれもちいさくなるバトンが強いだけなので、なやみのタネでてんねんを対策して得意げな顔をしてはいけないと肝に銘じておく。とはいえ、太陽を克服したカーズを倒す手段が「宇宙へと放逐する」だったように、唯一といっていい苦手なものを克服した戦術は強い。それは間違いない。
次回はもうワンポイント加えてもう少しコンボらしい動きができるような展開方法を提示していく予定だ。
おわりに
今日付けで弊ブログの累計PV数が17万を突破しました。前回の16万を突破した旨を書いたのが2/18の記事なので、大体1ヶ月掛った感じですね。ありがとうございます。
次回はそれなりに自信があるので、読んでいただけると幸いです。弊ブログの命運をかけて臨みたいと思います。
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