どうも。
SVでは初めて公式大会に参加したので、9世代から弊ブログを読んでいる方には馴染みが無いかもしれませんが、参加した大会の振り返り記事を作成しております。例に倣って今大会も振り返ります。
★本日のおしながき
はじめに
ゴーストタイプ限定の大会で性別・フォルム違いを含めて使用できるポケモンは50種類、進化前を除外すると実質半分程度になります。
2021年に剣盾で開催された水タイプ限定の大会「ウォーターパラダイス」を好き勝手遊んで楽しめたので、今大会もふわっとした気分で参加しました。
大会の詳細なレギュレーションについては下記リンクの「概要」をご覧ください。
練習大会のデータはこちら。
結果
34戦24勝10敗でレート1701.718、順位は355位(/26,262人)でした。
メインロムは初日の15戦だけ遊んで12勝3敗でレート1624.211、順位は1,273位でした。
土日は昼から仕事で(汚い言い訳)、夜は友人と集まって日シリを観る予定があり(非ぼっちアピール)、メインロム15戦で終了する筈でしたが、日曜は朝6時に目覚めてしまい登録だけ済ませていたサブロムも遊びました。
34戦終えた時点で身支度をして仕事の準備をしなければいけない時間を30分くらい過ぎていたので、区切りもいいのでやめました。
なぜメインロムを動かさなかったかというと、ミミッキュが技を遺伝させる際に使ったものまねハーブを持ったまま出場してしまい、想定していたカシブの実だったら拾えた試合が実際にあったからです。
デッキレシピ
歴戦の勇者たちを称えて
イダイトウ(オス)
196(4)-180(252+)-103(140)-*-102(52)-106(60)
練習大会では安定して繰り出せる先発要員に悩んだので、(1)水技の通りの良さ、(2)素でHPが大きいのでBDに割くと大体一発耐えてくれる安定感で、BDに多めに割いた先発要員として起用しました。
今大会ではアイテムに干渉する技が多く飛び交います。例えばトリックやポルターガイストが挙げられますが、練習大会中盤以降使用率を上げたゾロアークには、筆者が集計したデータで6大会平均68.1%(本番では49.4%)採用されたはたきおとすがあります。
練習大会での対戦を基に計算したところ、ゾロアークが初手に来たのは全対戦中31.6%あり、初手に来るゾロアークのはたきおとす+かげうちを耐えなければ仕事ができないので、あえてアイテムを持たせず被ダメを落とし、且つポルターガイストへの対策にもなる手ぶらで参加しました。
ゾロアーク(ようき想定)のかげうちはこのイダイトウに66~80(33.6-40.8%)ダメージ、はたきおとす(アイテム有)は108~128(55.1-65.3%)ダメージなので乱数次第で倒されてしまいますが、はたきおとす(アイテム無)は74~88(37.7-44.8%)ダメージなので確実に耐えます。
確実に耐えることよりも、練習大会でよく見た動きに対応しつつ、余力を残して相手の2体目と対面するという意味でそれなりに機能したと思います。ナモのみを持たせれば解決できる問題ですが、手ぶらゆえにポルターガイストを無効化してあっさり勝てた試合が実際にあったので「アイテムに干渉する技への対策」として意味がありました。
手ぶら以前に安定して1体以上倒してくれる先発要員で、出落ちは一度もありませんでした。
イダイトウについては別ページにまとめました(読まなくてよい)
ミミッキュ
AS252(A特化)、H4振り
工夫は無いですがそれでも強いので流石です。
サーフゴー
ほぼHD残りS
練習大会で頻繁に見かけたゲンガーの毒菱展開、金縛りヤミラミ、隙あらばでんじはなどの対策にもなるので、最強格のポケモンだったと思います。
ハバタクカミ
143(100)-*-113(220+)-155-155-179(188)
ゲンガーの毒菱展開、四方八方から飛んでくるでんじは、ラウドボーンのあくびなどあらゆる状態異常技を無効化する、机上論最強のハバタクカミです。
かえんだまによる半永久的な状態異常耐性は疑似キョジオーン、オートラムの実どちらと例えるのが適当でしょうか。しかも、火傷のスリップダメージはいたみわけでペイできるので意外と噛み合っています。
Sは最速110族(ゲンガーやHゾロアーク)抜きまで振っていますが、Sに性格補正を掛けると60振りで済み、浮いた努力値をDにも回せます。ただ、Bに性格補正を掛けて220振った方が僅かに実数値が高いので、物理への役割を考えてこの振り方にしました。
すごく頑張ってくれました。あくび持ちの赫月ガチグマと戦わせてみたいです。
Hゾロアーク
131(4)-152(252)-91(84)-130-83(20)-163(148+)
選出しなくてもゾロアークがいるだけでゴースト技を牽制できるので、これもまた入れ得だったと思います。
ラウドボーン
CS252(C特化)、B4振り
積み系、特にちいさくなるの牽制になるので(練習大会で身を持って感じた)入れ得でした。
大会の振り返り
テラスタルがあるタイプ限定ルールが楽しかったです。ゴースト限定という性質上、テラスタイプもほぼデータ通りで予測しやすく、9世代特有のストレスを抱えることなく遊べました。
いつも書いていますが、初期レートを下回らないことを第一に、大目標はありませんが準備〜練習大会、本番まで2週間程度楽しめました。
8回参加した練習大会で272(/399)位、186(/259)位、339(/602)位、341(/676)位、326(/512)位、464(/532)位、629(/738)位、778(/993)位で直近のランクマS11に至っては90,703位の筆者なので、コツを掴めば比較的勝ちやすいルールだったと思います。
深く考察をしていないのでガバガバですが、ここまで来られたのは7割くらいイダイトウのお陰です。続けていたらもう少し伸びたかもしれないし、初期レートを下回ったかもしれないし、そんなことはどうでもいいです。
練習大会中に本番で使えるおもしろコンボ戦術を確立できなかったので、エンタメ要素を捨てて「これで惨敗したら恥ずかしいよ」というくらいの面子で固めた読売個人軍で挑みましたが、皮肉にも「コンボを狙うより強い単体で固めた方が勝てる」を己の手で実証してしまいました。悲しい。
最後に、練習大会を開催してくださった仲間大会運営チームNULAさん(10/26~27)、cobalt氏(10/28~30)、やのちょ氏(10/31)、ピヨリリィ氏(11/1~2)に感謝申し上げます(括弧の日付は筆者が参加させて頂いた日付です)。
筆者の場合はレギュレーションが気に入っていて、遊びたいだけの参加でしたが有意義でした。現実問題として人が集まらなければ練習大会の意味が無いので、影響力を持つ個人や団体が率先して開催してくださることに感謝しかないです。ありがとうございました。
おわりに
剣盾の「ピカチュウ~」以来の公式大会だったので、振り返り記事の構成をすっかり忘れていました。過去の自分の記事を見ながら書きました。
公式大会は成績関係なしに楽しんで、自己表現をする場と捉えているので、これまでも多数振り返りや反省を書いています。リンクを貼りつけておくので良ければどうぞ。
それではまた次の公式大会で。
おまけギャラリー
手ぶらイダイトウが強かったシーンまとめ(いずれも20秒程度)
珠急所でも耐える
原則としてアイテムを持って戦うのが常識なので、ポルターガイスト対策で手ぶらというのは読まれにくいのではないでしょうか。
練習大会で没になったヤツ
拘りいちゃもん+ちいシャン のろいで死ぬ
重力催眠ライドバトン のろいで死ぬ
セルフ雨イダイトウ+電気テラス眼鏡カミ テラス択にならない高打点の押し付け
ねらいのまとミミッキュ+竜テラス鉢巻ドラパ(+カミのエナジー剥がし用ミカルゲ)ドラパスーパーキャリー フェアリー2枚握られると死ぬ
からやぶまねっこミミッキュ 最遅ポットデス以上最速ミミッキュ以下のSを持つ相手と対面しないと決まらない欠陥コンボ
今大会でかかった費用
新規育成:18体
テラスタイプを変更したポケモン:10体
↑の内訳:炎1、鋼3、無2、闘1、電3 合計500個
ドーピング:1体に50個とすると9,000,000円
楽しかった!!