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【ポケモンSVシングル】すいすい(すいすいではない)イダイトウ

 

 どうも。

 BW2のS努力値振り、実家前の池でバスラオ狩りがち。

★本日のおしながき

イントロダクション

 

実戦レポート

 ペリッパー+イダイトウの雨選出を強く意識させ、くっつきバリメレシーを使ったトリルターンの節約高速墓地肥やしコンボを組み合わせた戦術を使う。相手のステロを抑制しつつ自分はステロを撒きたいので挑発ステロコノヨザルから入り、後発メレシーでコンボをスタート。

 初手コノヨザル霊獣ボルトロス。とりあえずステルスロックさえ撒けばどうにでもなるので、ここは雑に動かしていく。

 ボルチェン(ハバカミに交代)→ステロ→ムンフォでコノヨザルがダウン。ハバカミはエナジーではなかった。

 死に出しメレシー、ムンフォ被弾→トリル。このメレシーはHDの個体値を0にしているがここまで削れているのでメガネ持ちが判明。襷だと面倒なので助かった。

 残ったHPを持たせているくっつきバリ自傷して退場。すると、手動で交代するよりもトリルの残りターンを1ターン多くイダイトウ(トリルエース)に渡せる

 くっつきバリは最大HPの1/8を毎ターン受けるので、このメレシーの場合はHPが13以下まで削れていればトリルを使用したターンに即退場可能。

 メガネなのでムンフォで固定したハバカミを(トリルもあるので)一旦引いて交代先のレボルト、再度出てきたハバカミをおはかまいり→(テラス警戒で)たきのぼりで処理。

 トリルは残り2ターン、ウーラオスは襷の可能性も除外。この記事を書いている段階で水ウーラオスのノーマルテラスタルは0.7%よりも低い数字なので、最大火力のおはかまいりが通れば勝ち。

 対戦ありがとうございました。

 レボルトがこだわりスカーフ(暫定34.8%)でも最速で168*1.5で252準速+2イダイトウでも260なので対策にならない、ハバカミがブーストエナジーでSが上がる型だと最速+1で307だが火力的にメガネだったので、雨偽装が生きたとは言い難い。

 それでもハバカミのエナジーに恐れず、そもそも相手の手持ちがSを落としていない限り最遅イダイトウよりトリル下で早いポケモンがいないので噛み合っていたと思う。

 より雨パっぽく見せつつ、見せポケになっているペリッパーを生かすために雨天時に恩恵を受ける技を持つサンダーが加入。

 挑発コノヨだと自分より速いポケモン、追加効果として撒き物を設置できるポケモンを対策できないので、こうそくスピンで撒き物を解除できるイダイナキバがステロ要員で加入。このキバは頂き物で、いつか使いたいと思っていたので絶好のタイミングだった。

 今回対戦するパーティは水+霊を両方半減するHダイケンキ、ステロで対処できない行動保証を持つミミッキュおはかまいりが通らないガチグマとイダイトウの敵が多いものの、これに勝ってこそという部分があるので臆せず選出する。

 初手イダイナキバHダイケンキ。とりあえず削り、ひけん・ちえなみで撒き菱を撒くのであればこうそくスピンで、といった感じ。

 実際にはじゃれつくアクアカッター→(ふいうち)→ステルスロックふいうちじしんで処理。先制技がアクジェだと具合が悪かった。妖テラスに変更した状態で頂いた個体をそのまま使っているので、場合によってはテラスも選択肢にあったが、ミミッキュを考えるとイダイトウに残したいのでそのまま頑張ってもらった。耐久無振りでも硬すぎる。

 死に出し霊獣ボルトロステラバースト(バニラ)でお役御免。

 死に出しメレシー。レボルトがメガネだったらくっつきバリ圏内だったが柔らかメレシーでも比較的余裕を持って耐えてしまった。が、キバが一体処理しているのでトリルターンが1少なくなるのと合わせてプラスマイナスゼロ。ミミッキュがいると嫌なのでリフレクターを残して退場。

 ここから全抜きを目指す。レボルトの裏がガチグマだとおはかまいりが、テツノツツミだと水技が交代されたときに裏目。ただ、ペリッパー+イダイトウで雨を強く印象付けているのでガチグマの可能性は低く、Hダイケンキ+レボルトならストッパーにミミッキュかテツノツツミが濃厚。さてどうする?

 腹を括っておはかまいり。トリルターンを枯らしつつサイクルを回されると勝ち筋が薄くなってしまうが、対面処理できたので2ターン残して最後の一体へ。

 エナジー持ちでSが上がった。雨イダイトウであれば+2最速イダイトウ(286)よりも+1最速テツノツツミ(309)の方が速いので対策になり得るが、トリルイダイトウの強さが出た。

 S8暫定でテツノツツミが採用しているテラスタイプでゴーストタイプを半減以下にできるものはない(0.4%以下)ので、2連まもるやびっくりノーマルテラスタルなどが無ければ勝ちが濃厚。

 対戦ありがとうございました。

 イダイトウの一致技を両方半減にできるHダイケンキ、+2イダイトウより速いエナジーツツミなど雨イダイトウを強く意識させたうえでトリルを通せたと思う。

 

解説

ポイント1 天候パの印象付け

 S8暫定でイダイトウ(オス)と最も同じチームに入っているポケモンペリッパーペリッパーと最も同じチームに入っているポケモンイダイトウ(オス)となっており、荒木雅博といえば井端弘和というくらい鉄板の組み合わせだ。

 S8暫定のイダイトウ(オス)はすいすい52.0%てきおうりょく47.5%(かたやぶりは0.5%)となっているが、これだけペリッパーとのペアリングが多いとペリカンと組んでいるイトウはすいすいだ」と認識させられる可能性が高い。

 5世代の砂パにバンギ(カバ)+かたやぶりドリュウズといったすなかき偽装のパーティが一定数存在したように、天候特性を意識させて選出誘導をし、別の特性でそれを崩すというのは天候パのある種の常套手段である。

 

ポイント2 すいすい殺し殺し

 5世代のTier1パーティのひとつにニョロトノキングドラの雨パがあるが、今は死語となった「最速130族抜き」という言葉があった時代で、+2最速キングドラ=スカーフ最速130族なので、ミラー以外でなかなか抜かれないのも魅力のひとつだった。

 だが、剣盾でドラパルトが130族の壁を破り、SVではハバカミ・ツツミ・パオジなどS135付近で勝負するポケモンが環境入りし、S2倍特性の信頼度は過去環境よりも下がっている

 本来高速で使うことが想定されるポケモンをあえて遅くして使い上に伸び続けるS争いを拒否するという、以前リスペクトを込めてオマージュをした鉄球ハバカミを思い出し、イダイトウを最遅にしてトリルで使おうと決めた。

【ポケモンSVシングル】(重すぎて)ハ バ タ カ ナ イ カ ミ

 過去のコイルハカドッグと同系統の戦術だが、あちらは上に伸ばす戦術でこちらは下に伸ばす戦術。単に同じことをするのではなく、ペリッパーと組むことで雨を意識させてトリルで刺すという点に注目していただけると嬉しい

【ポケモンSVシングル】コイルハカドッグ

 

ポイント3 最大限火力に寄せられる

 Sを捨てるので特性を含めて火力に特化できるのは今の環境に向いていると感じている。特化してもAは180止まりだが、特性と技の威力で瞬時に火力を出せるのが強みであり、ゴーストタイプを剥がしたいとき以外は先発にテラスを使えるところも柔軟性がある。

 また、無振りで195もある潤沢なHPを生かすためにBに252振りし、物理に集中している各種先制技への耐性を強化した。

 

ポイント4 さらに柔らかくなったメレシー

 考え得る最も柔らかいメレシーでスムーズなトリルターンの受け渡しを実現した。

 別の個体を育成して耐久個体値はすべて0、Bに下降補正を掛けている点は変わらないが、A特化+エスパーテラスで一致イカサマの被ダメを極限まで上げた(86~104ダメージ、97ダメ以上でハリダメ圏内)。

 基本的な部分は何度か紹介しているので詳しい説明は省く。

【ポケモン剣盾シングル】やわらかメレシー(+痴呆ラグ)

 

反省と改善点

 解説に幾つか記事リンクを貼ったように、これまで積んできた経験と培った叡智を集結してエンタメ性と実用性を兼ね備えたものを作れました。

 引き続き構築済みデッキを公開しておきますので、筆者お気に入りの戦術で遊んでみてください。

 ペリッパーは呑気HB振りでSは最遅、イダイトウは勇敢ABでSは最遅、メレシーはA振りのみ最柔、パオジアンは意地AS、サンダーは臆病CS、イダイナキバは陽気AS。

 基本はキバ+メレシー+イダイトウを選出して記事で説明したように使いましょう。イダイトウを選出しない場合は最遅ペリッパーの蜻蛉帰りを使って対面操作を施し、スカーフサンダーや鉢巻パオジアンの一致テラス高火力を通しましょう。キバは表裏どちらの選出にも含められるナイスガイです。

 

おわりに

 そろそろメレシー愛護団体に怒られそうで怖いです。

 

筆者→Mなか (@Mnaka_udn0525) / Twitter

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