本記事は本編の補足部分を記述した記事になっているので、単独でもある程度楽しむことはできますが、まずは本編から読んでいただけると幸いです。
★本日のおしながき
簡易説明
本記事では本編と同じコンセプトを有するが、展開の仕方が違う逆あまのじゃくカラマネロについて補足をするので戦術の原理を理解しているものとして説明をする。
本編では特性マジックミラーを持つブリムオンでスキルスワップ+トリックルームから展開し、相手に移したマジックミラーに向かってうそなきを使用して自身のDを上げるカラマネロについて書いた。
相手に対するデバフ技はうそなきのほかにこわいかおを使えるので、こわいかおを使用してSを上げる加速戦術についての解説をする。
こわいかおを反射させることでS+2なので純粋に2倍、準速の125でもS250となるのでスカーフ等を考慮しなければ大体のポケモンを抜くことができる。今回はうそなきを使用しないのでDを補強できない分Dを特化して少しでも場持ちが良くなるようにしたので努力値はDS振り。
今回はシンプルにばかぢからで物理方面を強化していくので一致技でヌケニンや黒馬バドレックスを意識してじごくづきにした。これによりほえるを封殺することができるので、居座りが必須となるカラマネロへの返しを許さない。
引き続き回復手段としてねむる+カゴのみを採用し、コンセプトなのでこわいかお。こわいかおも元々がデバフ技なのでマジックミラーを移したポケモンが交代してしまっても、裏のポケモンの脚を奪うことが可能。
実際にはものすごく運用が難しく、本編で紹介したうそなき耐久型の場合は一手目から耐久力を上げる行動をとれるが、こわいかお加速型の場合はまず加速しなければいけないので、こわいかおを使用するターンにリカバーできない攻撃を受けてしまうとどうしようもできない。
今回は自身が加速するのでトリックルームから展開することができず、スキルスワップ+両壁ができて初速がそこそこあるエーフィと組ませたが、壁があってもSに振っている分耐久が心許なく、ランクマでは負けに負けを重ねてしまった。うそなき型はランクマでも戦えるスペックがあったので、同じ感覚で挑んで大やけどをしてしまった。
これ以上悪戯に順位を下げるわけにはいかないので「こんな感じになりますよ」という画だけ取るために、次項に掲載する対戦の様子をカジュアルバトルで集めてきたことを予め断っておく。誠に申し訳ございません。
実戦レポート
解説する試合のパーティと選出。
ゲンガーやラティオスあたりはカラマネロで抜く価値がありそうなので迷わずエーフィ+カラマネロで。
初手がドヒドイデだったのでカラマネロで起点にするのが難しく、レジエレキを投げて流すつもりだったが、あっさりとドヒドイデを切ってきた(裏にトリトドンがいるのに)。
再度レジエレキからエーフィにスイッチ、ここから戦術を遂行していく。
これによりカラマネロが加速することに成功、アイテムを考慮しなければ相手の手持ちのポケモンよりも速くなった。
あまのじゃくなのでだくりゅうで本来は下がる命中率も上がる。命中率が上がって得をする技は採用していないが、命中率の低下を予防するという意味では有用。
相手のトリトドンがかたくなるを採用していて、思わぬところで躓いてしまった。トリトドンとの壮絶なしばき合いを演じ、じこさいせいで手いっぱいになったところでDMしてきたのでこちらもDMで応戦した。
トリトドンのDMが終了したところでリザードンを投げる不可解なプレー。
勝ち。
こういってはアレだが、緩慢なプレイングと改造個体を隠すつもりもないNNのリザードンで白けたのでもう一試合追加で。それから、この試合だと加速する意味がなかったので「加速してよかった」という画が欲しい。
解説する試合のパーティと選出。
カラマネロより早いポケモンが複数いるのでちょうどよい。こういうパーティを見るとメスのメロメロ要員を送り込みたくなる。
初手エースバーン。
ニトロチャージを積んでエレキボールを使うロマン型だった。面白い。
加速してばかぢからで物理方面の強化をする。日本語のNNが付いていたので一応伏せておきます。
S+2なのでサンダースよりも早い。
特殊型エースバーンだったので火力が低い、エーフィで壁を張る隙もあったので対エースバーンは殆ど痛手を負うことなく対処できたため、ここでサンダースに先に動かれても大きな問題になる可能性は低い。
スクショはサンダース撃破直後のもの。
最後の一体はシャワーズだった。スカーフ持ちではない限り、カラマネロが加速した意味はない相手。
シャワーズがザシアン辺りを意識して耐久に振っていた場合はマズいので、カジュアルとはいえ気を抜かずにDM。
最後まで対戦してくれてありがとうございました。
反省点
加速するターンのロスが大きく、カジュアルで無双できるポテンシャルはあったがランクマになると厳しいというのが率直なところ。
例えば、エーフィであくびを使ってしまうとマジックミラーを付与した相手を流してしまう可能性が高いので、壁を張って無理やり加速するのが関の山だった。あくびで流して後続にこわいかおをヒットさせてS操作するのもありだが、それではコンセプトから外れてしまうし対面の誤魔化しにしかならないので、自身が加速する方が好ましい。
本編でも書いた通り、トリル+うそなき耐久型は初手から自身の耐久力を上げることができる分、こわいかお加速型よりも生存率が高かった。同じコンセプトを共有するが展開が異なるので一概には言えないが、このコンセプトで戦うならうそなき耐久型の方がはるかに使いやすかった。
おわりに
本編から続けて読んでくださった方、ありがとうございました。
補足記事から読んでくださった方、よければ本編も読んでみてください。
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