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【ポケモンSVシングル】クレッフィはキョダイマルヤクデ、キョダイサダイジャに代われるのか

 

 どうも。

 キョダイマルヤクデのビジュも性能も好きでした。

★本日のおしながき

このバインドには隠された効果があるぜ!

 キョダイマックスしたマルヤクデキョダイヒャッカサダイジャキョダイサジンを使用したことはあるだろうか。ダメージ+バインドとキョダイマックスわざとしては地味に思えるが、本質はテキスト外効果の部分だろう。

 剣盾のゲーム内テキストには上の画像のように書かれているが、この技の効果で発生するバインドは通常のバインドとは異なり、みがわり状態を貫通してバインド状態にできる。さらに、技の使用者が場から離れてもバインドが継続する

 このバインド効果を生かして組み立てた戦術が以下の記事のものになる。

 対面の相手を倒さないように極限まで威力を落としたキョダイヒャッカで相手をバインドし、被弾と同時に脱出ボタンで離脱、ダイマックスを1ターンで放棄して積みエースに繋ぐというものになっている。

 ただ、バインドする相手を選べないので出たとこ勝負の色が強く、戦術の再現性という点ではヤクデバインド→脱出までは高いものの、その先が難しい。最大の理由はタイプ相性が不利な相手でもバインドした手前積むしかないというところなので、それこそテラスタルがあれば……と思わずにはいられない。尤も、テラスタル環境にはキョダイマックスが無いので永遠にピースは揃わないのであった。

 

クレッフィは(以下略

 前項を「永遠にピースは揃わないのであった」と結んだが、本当にそうならこの記事自体が存在しない。パラドックスが生じてしまう。

 キョダイヒャッカ/サジンとは使用感が異なり、制約もあるが比較的近い技としてクレッフィフェアリーロックが存在する。前者が4~5ターンバインド可能であるが、後者は使用した次のターンの終了時まで(実質2ターン)になる。また、クレッフィ自身も交代できないので、別途離脱する手段を設けなければいけない。

 なので、裏の積みエースに与えられるのは1ターンのみになる。自分の手札1枚と1ターンをコストに最低でも倍のリターンを稼げるポケモンでなければ割に合わない。特に、前項に添付した過去記事に登場するジガルデやルギアといった耐久ベースの積みエースはあまり適さない。

 がしかし、テラスタルを絡めることで2ターンまでなら延長できるのではないかと考えた。具体的な例を挙げると、地面技でクレッフィの弱点を突いてくるポケモンに拘りトリックを仕込んでおいて、クレッフィ離脱後に登場するポケモンが風船や飛行テラスを使って流せば、もう1ターン捻出できるのではないだろうか。

 これといって説明することは無く、過去の流用個体なので具体的な仮想敵もいない。

 ひとつ補足するならフェアリーロック型が難しい場合(クレッフィにテラスを使わないと展開できない場合など)は、いちゃもん型でも展開できるようにしている。

 また、フェアリーロックは場に掛かる効果で対象を取らないので、対面の相手が悪タイプでも悪戯心の弊害が無い。

 

実戦レポート

 配置やガブリアスとマスカーニャの性別が異なるのでレンタルではないと思うが、S25で最初から最後まで見かけた並びなので、記事を見て自分で育成した可能性も考慮して動きたい。

 初手ステロガブ。オボンを持っているところまで確認した。

 死に出しカイリュー。意図は分からないがいわなだれに対してはねやすめで粘る。残念ながらフェイタルクローは切っているので無い。想定しているカイリューしんそくを持っているはずなので、霊テラスを切られた場合のリスクを考えてはねやすめで様子を見たかったと推察する。

 じしんを被弾してオオニューラはお役御免。

 ガブがステロオボン、カイリューが残飯持ちなので想定していた並びと中身が同じだと思うが、最後までしんそくを撃ってこなかった。

 ここからが本番。

 死に出しクレッフィトリックじしんを被弾。

 自分の記憶が正しければこの並びのカイリューはアンコールを持っているので、補助技を読んで後攻アンコールを狙われなくてよかった。拘りアイテムの押し付け、地面打点の被弾で50%程度準備が整ったので、フェアリーロックで仕上げていく。

 フェアリーロックを使用→じしんを被弾してクレッフィはお役御免。

 拘りトリック後に引かれないようにパーティに地面の一貫性を作っておいたので、ここは想定通り素直にじしんを連打してもらえた。

 死に出しオノノクス

 両者テラスを使用、つるぎのまいを使用(+2)→じしん(無効)。

 カイリューからガチグマに交代、交代際にじしんで削り。

 ここは完全にプレイングミスで、S25でよく見かけたレンタルと中身が同じならこの並びのブリジュラスは風船持ちなので、裏4体中3体に通るけたぐりを押すべきだった。サーフゴーだった場合でもこの並びのサーフゴーは眼鏡なので、オノノクスが抜かれることはない。

 万事滞りなく。何度も対戦した中の感覚で詳細な数値は知らないのだが、この並びのカイリューは硬いがそこまで火力は無かったと記憶しているので、テラスしんそく一発なら耐えられるはず。急所にさえあたらなければ。

 対戦ありがとうございました。

 

あとがき

 拘りトリック+対面ロックを一枠に圧縮できるという点で、クレッフィにはクレッフィの良さが出た。同じことをキョダイヒャッカ/サジンから展開しようと思うと、拘りトリック持ちを別途用意しなければいけなくなり、それだけで選出が固定化されてしまう。飛行テラスは風船で代用可能だが、地面技で拘ったポケモンがマルヤクデやサダイジャに居座るかというと怪しいので、自然に地面技を誘えるクレッフィの利点である

 キョダイヒャッカ/サジンの場合は3~4ターン積む時間を作れるので、そこにみがわりを絡めるなど万全の状態でバインド解除後を過ごせるが、拘りトリック+対面ロック役を分けてしまうと逃げられる可能性も高くなるので、戦術が成立する可能性はクレッフィ型より低くなると思われる。

 「クレッフィはキョダイマルヤクデ、キョダイサダイジャに代われるのか」という命題に結論を出すのであれば、答えは「イエスである。環境に多い地面技持ちを逆手に取れる、ダイマックスに比べてアド損の少ないテラスで組み立てられる点を考慮すると、原案よりもマシになっているまである。

 オノノクスについて、デフレ環境に於いて積みアタッカーで全抜きをしやすい反面、てんねん持ちが常に目を光らせているので、かたやぶり持ちの高火力積みアタッカーが強いと感じたため採用した。カイリュー等と比較して無理やり積んでいけるアタッカーではないオノノクスと、少ないターンでリターンを稼いでほしいクレッフィの思惑が一致する良い組み合わせだと思う。

 

おわりに

 ジャラランガ氏は7→8世代移行時にZわざが使えなくなったので代替措置としてソウルビートを新規習得しましたよね。なので、8→9世代移行時にダイマックスが使えなくなるのならマルヤクデとサダイジャにキョダイマックスわざの代替品を新規習得させてほしかったですね。

 ダイマックス権と引き換えの効果なので、一般技として使えたら強すぎるのかもしれませんが、マルヤクデとサダイジャという微妙なラインなので……許されてもいいのでは……などと思ってしまいます。

 でも、それを言い始めるとラプラスは「センリツの代替品をよこせ」と主張しなければいけないし、アーマーガアは「ダイマしなくていいならジェネリックフウゲキ欲しいかも」と言うかもしれません。難しいですね。そもそもマルヤクデ氏はSVに登場すらしていないし。

 

筆者→Mなか (@Mnaka_udn0525) / X

※サムネ用