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【ポケモン剣盾シングル】カイオーガメタメタカイオーガ

 

 どうも。

 ややお久しぶりになります。

★本日のおしながき

カイオーガを止めるな

 現行ルール(シリーズ13)以前のカイオーガ受けといえば数値受けのラッキータイプ受けのナットレイ特性で水技を無効にできるガマゲロゲといった面々が広く用いられていた。

 しかし、シリーズ13が施行されると使用できる禁伝の数に制限がなくなったので、ディアルガホワイトキュレム(以下、白キュレム)、パルキアといった禁伝ポケモンカイオーガストッパーとして活躍している。ナットレイ(使用率17位)やラッキー(同20位)は使用率では第二集団をキープしているが、要求される数値が高い環境なので汎用性が高い禁伝で禁伝を見るのは至極当然である。

 そこで今回は、カイオーガのメタのメタができるカイオーガを準備して対策が対策にはならないこと、常に常識を疑う必要があることを説いていこうと思う。

 

物理カイオーガ(単体解説)

 カイオーガは数値的には断然特殊アタッカーに適性がある。そもそも水タイプの攻撃属性としては特殊アタッカー色が強く、非DMで連射できる高火力水物理技がないこともあり物理アタッカーには向かない。

 では、カイオーガを物理型にするメリットとは何か?

 まず、物理型と特殊型では技構成がほぼ被らないことにある。オーソドックスな特殊型の場合は水技1~2種を選択かみなり氷技選択げんしのちからはかいこうせんといった飛び道具から1つ選択といった構成になるので、ディアルガキュレムといったポケモンで受けが成立しやすい。

 一方で物理型の場合は水技を選択じしん鋼技を選択いわなだれギガインパクト水特殊技といった飛び道具から1つを選択することになり、特殊型とは全く異なる攻撃範囲になる

 つぎに、カイオーガにとって都合の悪い数字を紹介する。ディアルガとつげきチョッキの採用率が42.3%電気技(かみなり)の採用率が51.0%となっている。同様にキュレムとつげきチョッキの採用率が39.9%フリーズドライの採用率が73.6%となっている。

 これらのポケモンは汎用性を保ちつつカイオーガに対抗できるカードとなり得るので、メタ対象は自ずとこの2体(+ラッキー、パルキア程度)になる。これらの相手に対しては特殊型では止まってしまうが、物理型なら有利に立ち回ることが可能になる。

 Sに補正を掛けると火力が圧倒的に不足するので性格はいじっぱり、シンプルにAS振りで火力を確保しつつ同じようなS種族値帯にいる無振り禁伝より先に動くためにSも最低限確保した。

 なんとこのカイオーガHBカバルドンに対しては雨下のダイストリーム(アクアテール)でも中乱数程度なので、下降補正込みでもHBカバルドンを倒せるねっとうを飛び道具として採用した。

 現状のカイオーガおくびょう(48.7%)とひかえめ(34.3%)だけで83.0%、3番人気に支持されているずぶといが10.9%となっていてこの3種だけで9割強を占める。物理運用となるいじっぱり0.1%なので当たったら事故レベルの確率である。

 素の状態だと全く火力が足りないので、H振りがそこそこ存在するディアルガキュレムより先に動いてダイアースを積み、かみなりフリーズドライを誘ってじゃくてんほけんの発動を狙う。

 

実戦レポート

 今回は搦め手も盤外戦術も一切なしのガチンコ対決をします。

 解説する試合のパーティと選出。

 ミュウから物理イベルタルor物理カイオーガで。正直カイオーガは刺さっていないのでソルガレオを出したかったが、6体中4体に不利を取るので出せなかった。

 特記することはない竜舞バトン。ミュウから展開したいパーティなので初手に黒馬バドレックスイベルタルと鉢合わせた際の引き先としてチョッキアクジキングを準備したが今回は黒バドのみなのでイベルタルを選出した。

 相手のパーティを見ると明確なカイオーガ受けがいないのでレシラムがチョッキを持っていてDMしてきそうと読んでカイオーガにDMを使う。一番嫌なのは竜舞バトン=物理型などは関係なしに一致最高打点なのでダイドラグーンを連打されること。

 Sは竜舞分こちらが上なので+1ダイアースで半分程度削りつつDを上げ、余裕をもってダイソウゲンを受けてじゃくてんほけんを発動させられた。

 火力を優先して準速のS+1なのでドラパルトは抜けず、ゴーストダイブでDMターンを枯らされてしまったがヘビーボンバーで処理。

 最後は黒馬バドレックスだったのでイベルタルで詰めて勝ち。対戦ありがとうございました。

 この試合は選出画面のスクショを撮り忘れてしまったので、文面で説明すると対戦相手はザシアン、コマタナ、ホウオウ、白キュレムディアルガ、霊獣ランドロスの6体。

 コマタナが怪しい、ホウオウや霊獣ランドロスといった物理が得意なポケモンが多いのでTODを狙いに初手ヤドラン、相手はキュレムだったのでヤドランが倒されてカイオーガを出す、といった状況。

 相手のパーティを見ると十中八九カイオーガ対策は白キュレム(かディアルガ)なので引く可能性は低い、(カイオーガから見て)得意ではない相手にDMをすることはないだろうと考えてそのままフリーズドライを撃ってくることを予想してDM。

 白キュレムの弱点を突ける、裏に物理が多いというふたつの理由が噛み合ったので迷わずダイスチル

 キュレムザシアンを処理。ワイルドボルト紙一重のところまで削られてしまった。

 物理型なのでいかくが痛い。

 物理カイオーガのパワーの低さは致命的で、霊獣ランドロスがHBと仮定した場合(現状だと腕白の採用率は34.7%)はDMされると雨下の+1ダイストリーム(アクアテール)だと90.3~106.1%ダメージとなり、一致弱点+天候補正があっても倒し切れない。

 ただし、無振り下降補正のねっとうでも弱保のC+2が残っているのでカイオーガが非DM状態でもランドロスを突破すること自体は可能。

 とはいえ今回は竜舞バトン型ではないので、陽気の採用率が53.0%ある霊獣ランドロスよりも準速カイオーガが先に動けなかった場合は負けてしまう(筆者はヤドラン+カイオーガイベルタルソルガレオを選出していて相手はDMも残しているため)。

 どうやら腕白(34.7%)のHBランドだった。

 今回の勝因はやはり、カイオーガ対策のカードを早々に消費させることができた点だと思う。弱保を発動させつつ白キュレムを排除、雨とランク補正で強化された一致水技の一貫性を作り出せたのでカイオーガメタメタカイオーガの理想的な動きができた(最後は30%くらいの細い勝ち筋を掴んだが)。

 

反省点

 パワーがない、遅いの二重苦なので理想的な展開に誘導できなければ弱い。技がDM前提となるので他のDMしたいポケモンと共存できない、非DMでは技のパワーも無くて一般ポケモンよりも火力がない。特定のポケモンで止まったとしても特殊型の方が強い。これは間違いない。

 メタ対象であるディアルガと対峙したとき、ビルドアップを積んでくる個体で「カイオーガメタメタカイオーガメタディアルガじゃん…」と思わず頭を抱えた。過去に自分でも使用しているのに考慮できなかったので、自分自身常識を疑わなければいけない。

 

おわりに

 ポケモンSV発売まで1ヶ月を切りましたね。定価の10%オフなので今回はAmazonでDL版を買おうと思っていますが、もし他にお得な買い方があればこっそり教えてください。

 発売日の18日から3~4日休みにしてもいいように今からいろいろ根回しだったり、仕事を山積させない準備だったりをしています。まったく異なる環境に不安もありますが楽しみの方が勝りますね。

 

 それでは今回はこのへんで。何かありましたらコメント欄かTwitterにお願いします。

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