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【雑記】7月(S20)1週~4週のランクマ人口推移

 

 どうも。

 2024年7月のランクマ人口(シングル)について何やかんや。

★本日のおしながき

2024年7月のランクマ人口推移

 S20がスタートしたのが2024年7/1の13時からなので、そこから1週間後の7/8の13時に1回目の観測をし、さらに1週間後の7/15の13時……といったように1週間ごと決まった時間にPokémonHOMEで公表されている数字を記録しました。

★7月1週目 7/8 13:00

 ランクマ総人口:115,815

 3桁ボーダー:1685.806

★7月2週目 7/15 13:00

 ランクマ総人口:160,056人

 前週比:+44,241人(+38.2%)

 3桁ボーダー:R1749.969

★7月3週目 7/22 13:00

 ランクマ総人口:193,176人

 前週比:+33,120人(+20.7%)

 3桁ボーダー:R1803.178

★7月4週目 7/29 13:00

 ランクマ総人口:223,553人

 前週比:+30,377人(+15.7%)

 3桁ボーダー:R1844.859

★7月最終

 ランクマ総人口:234,918人

 前週比:+11,365人(+5.1%)

 3桁ボーダー:R1880.043

 前期の最終が241,379人なので6,461の減少(-2.7%)になった。

 マスボ級人口は前期64,408人に対し58,446人5,962の減少(-9.2%)になった。

 レート2,000達成者は前期328人に対し今期250人78人の減少になった。

 S20を含む全シーズンの数字は以下の記事に

前月比

<総人口>

<増加率>

<3桁ボーダー>

雑感

 先月のこのコーナーで「7月の総人口はどれくらい減るか」というシミュレーションをしましたが、結果としてはいずれの数字も微減ということで、まったく見当違いな試算になりましたね。これはもちろん良いことではありますが、翻って言えばこの数字は「何が起きても辞めない人の限界値」であるので、初期の頃はあれだけたくさんいたユーザーを定着させる難しさを物語っていると感じました。

 筆者自身プレイヤーとしての活動を2か月お休みしていて、そこには少なからず「現状をどのように楽しめばいいのか分からない」という迷いが混在しているので大きなことは言えませんが、ポケモン対戦の楽しさ、勝ち負けが絶対ではない遊び方を知ってもらいたくて記事投稿をしているのに、自分の好きなコンテンツの魅力を上手に発信できていないことは残念だし反省しなければいけません。

 いわゆるライト層と呼ばれるプレイヤーに興味を持ってもらい、少しでも対戦を続けてもらいたいので、弊ブログは競技志向の強いプレイヤーよりカジュアルに楽しみたいプレイヤーが楽しめる内容を作る努力をしてきたつもりですが、そこから「自分もやってみたい」と繋がるようなコンテンツを作れているかは正直自信が無いです。

 

 コンテンツの方向性は大きく異なりますが、同じくプレイヤー離れが加速していると言われている「Apex」についての記事を読みました。

★参考にさせていただいた記事

 あちらはSteamやコンシューマーなど展開が多く、あくまでSteamでのプレイヤー人口という注釈が付きますが、23年2月の平均プレイヤーが25万人、同接のピークが62万に対して24年6月末で平均が13.9万人、同接が32.6万人に減っているようで、かなり減っているとのこと。

 筆者はApexを遊んだことが無いので「どういう問題が起きているのか」という点について詳しくわかりませんが、チーターの存在やマッチメイク(格差マッチ)、キーマウとパッドでのエイムアシストの差が大きいなど、一見しただけの薄い感想ですがプレイヤーが抱く「アンフェア感」が表面化しているように思います。つまり、コンテンツに対する飽きよりも個々の環境やプレイ状況で生じる凹凸をサービス側がフラットにできていないことに原因があるといった印象です。

 対してポケモンの場合はどのプレイヤーも使用するハードは一緒、Joy-Conを使おうがProコンを使おうが対戦中のコマンド入力にエイムは必要ないので、前述の「アンフェア感」というよりシンプルに「飽き」や「対戦環境(ルール)の好き嫌い」が前面に出てしまうのが致命的に思います。

 

 ポケモンはある意味でものすごくフェアなゲームで、例えば赤緑からポケモンを遊んでいる古参ユーザーの筆者が使うカイリューと、SVからポケモンを始めた新規の方が使うカイリューには差が全く無くて、長く遊んでいるからといって筆者のカイリューがレベル50時の最速実数値が146になる、なんてことは無いんです。

 中にはオーガポンやテラパゴスなど「課金キャラ」と表現できるポケモンもいますが、これらも交換してもらえばDLCを購入しないユーザーでも手に入るので、このゲームにはPay to Winという概念も(ほぼ)存在しません。

 そういう意味で「古参が圧倒的優位で新規が入りにくい」とか「課金者が強くてゲームに課金できないプレイヤーが太刀打ちできない」ということが無く、いつどの世代から参入しても楽しめるのが魅力のゲームだと思っています。

 長く遊んでいるプレイヤーの方が経験値が蓄積されるのは当然なのでそれを「アンフェアだ」というのはお門違いだし、過去作を遊んでいた方が多くのポケモンを持っている、育成や厳選の環境が整っているのは当たり前なので、その点については考慮しません。

 

 この記事の終盤には競技プレイヤーからの提言が紹介されていますが、これについてはよく分かりません。筆者自身ゲームは子どもの頃からの趣味で、娯楽や息抜きという位置付けなので競技シーンのことはわかりませんが、いささか過信が過ぎるのではというのが率直な感想です。

 別にすべてのプレイヤーが競技志向を持っているわけではないですし、ポケモンでもマスボ級人口/総人口や2,000達成者/マスボ級人口を比較すれば分かりますが、どのゲームでもそこまでガッツリ遊びたいユーザーより、気楽にフラッと遊びたいユーザーの方が多いので、競技シーンを活発にしてコンテンツ全体を引っ張るというのは無理があると思うんですよ。そういう意味で、筆者がブログを通してポケモン対戦の楽しさをライト層にも知ってもらいたい、というのは同じ種類の傲慢であると言えますね。

 

おわりに

 何はともあれ、先日発表されたレギュレーションHは筆者も楽しみです。

 一度上がった環境の数値を下げるのは難しい部分もあったと思いますが、良いルールだと個人的に思います。常々書いていますがハバカミと一緒にカイリューも「殿堂入り」という名目で禁止にしてくれてもよかったかな。

 ただ、S135~S136族に密集している使用率の高いポケモンたちが参加不可能になるので、これまでは上から押さえつけられてできなかったことなど、遊びの幅は広がることでまた新鮮な気持ちで対戦できそうですね。

 

筆者→Mなか (@Mnaka_udn0525) / X