どうも。
ポケモンブログを書いてみませんか?
★本日のおしながき
はじめに
ランクマの進捗状況が芳しくないため、これといって記事にできるような戦術の開発が進んでいない。というより、平凡なプレイヤーの筆者にはもう目新しいものを作れるだけの想像力が残っていないといった方が正しいかもしれない。
そこで、新作・スカーレットバイオレットの発売を約1か月後に控えた今、伝えたいことや思ったことを発信するのも悪くないだろうと考え、今回はコラム記事を投稿する。
動画全盛期におけるブログの利点
携帯ゲーム機で展開していたポケモンだと以前は偽トロなるツールが必要だったが(いわゆるグレーゾーン)、ハードが3DSからSwitchに変わったことで出力が容易になり、筆者が配信や動画をよく観ていた頃よりも動画投稿者や配信者は増えていると感じる。
それに伴い、文字文化は衰退したとまでは言わずとも、情報を仕入れる際の選択肢として優先度を落としているとも感じる。ながら視聴ができる動画と比較した際に、文字を読み続けなければいけないブログの場合はそれに集中しなければいけないので、読み手が本当に興味がある内容でなければ読まれないのだ。
つまり、読み進めなければいけないブログは現代人の価値観において「コスパが悪い」ということなのだろう。
では、この時代にあえてブログを書く利点とは何か?
筆者が読み手として考えるブログの利点は「検索に引っ掛かりやすい」ところだと思う。もちろん動画も検索には引っかかるが、文字の集合体であるブログ記事の方がより精度の高い情報収集ができると考えている。
極めて個人的な意見だが、動画の場合は演者の声や話し方、雰囲気といったものが好みではなかった場合は視聴を続ける意欲が下がるので、そういったものが介在しないのはブログ記事の特徴だ。
また、自分にとって有益な情報(例えば、努力値の配分やダメ計などのデータ)をスクショに収めて閲覧しやすくできるといった点も文字で残す利点だと感じている。
なにより、インターネットさえあれば誰でも始められるというのはブログの大きな利点だ。無料で利用させていただけるサービスを使うことで簡単に自分のメディアを作れるのが一番の魅力だろう。
ポケモンブログを書こう
ポケモンブログというと真っ先に想像するのはどんなものだろうか?
多くの人はシーズンで上位の成績を残したプレイヤーが書く構築記事をイメージすると思うが、筆者にとってはそうではない。元々ブログなんてものは各々が自由に発信する場なので「ポケモンブログはこうあるべき」とか「こういう成績だから自分は書くべきではない」という視野の狭い考えが文字文化離れを加速させるのだろう。
当時はシーズンごとの構築記事というより、オフ勢がそのオフ会で使用したパーティの解説や大会の雰囲気、感想をまとめたオフ会レポート記事が多く(今だと仲間大会のレポート記事に空気感が近い)、レベルが高いプレイヤー同士のやり取りを外野から見るのが楽しかった。
4~5世代乱数が全て集約されたようなブログがあり、乱数解説記事もまたポケモンブログの形だろう。特に4世代は共通のseedが使えたので、そこに掲載されている汎用seedさえ覚えれば自分でツールを使う必要がないくらい丁寧なブログだった。
それ以外だとポケモンの単体考察記事や「お気に入りのポケモンを紹介したいです!」とか「このポケモンで対戦をしました!」のような、いわゆるチラ裏的な微笑ましいものまで多岐に渡った。後者の場合はTwitterなどにそのまま移った感じがするので、この手の記事が消えてしまうのはある意味必然か。
筆者がポケモンブログに多く触れてきた時期は今よりも敷居が低く(他に選択肢が無かった、とも言い換えられる)、あのときの空気感が好きだった。
あの空気感をもう一度とは言わないが、いずれ動画バブルも弾けるだろうし、そろそろ動画に飽きて文字文化に回帰する人も出てくるのではないだろうか。その媒体が流行り始めてから新規参入するのは難しいことなので、SVの発売を控えた今だからこそブログを始めてみてはいかがだろうか。
正直いうと筆者も動画をやってみたい。ポケモンバトルの工夫する面白さをもっと知ってもらいたいので、より影響力のある動画をやってみたい。しかし、ポケモンというコンテンツはある程度完成していて、大手と呼ばれる配信者や投稿者の影響が大きいため、今から参加するには成熟しすぎたコンテンツだ。
そこに演者として魅力がない、万人が興味を持たないテーマで筆者が参入したところで「意味があるだろうか?」ということを考えて、より競合相手の少ない媒体を選んだというのがブログを選んだ理由でもある。
ブログってどうやって書くの?
実際に始めてみようにも「じゃあブログってどう書くの?」という方も多いかもしれない。とはいえブログの構成に関しても「こうあるべき」と決めつけるのは良くないと思うので、本項ではあくまで一例として当ブログのテンプレと書き方について紹介しよう。
(1)基本の構成を作る
当ブログでは基本的に4部構成になっていて、問題提起(なぜこのポケモンor戦術を使おうと思ったのか)、戦術紹介(理想を実現するためにどう工夫したのか)、実戦レポート(机上論ではないことの証明)、反省点(実際に使用して不便だったこと、なぜ使われないのか)という大見出しを作って進行する。
これに関しては人それぞれだが「何故そう考えたのか」と「結果と反省」の2点は必ず含めたい。記事で紹介したものが強いか/弱いか、実用的か/そうではないかといったこと以上に、書き手がどのような意図をもって、どう考えたのかということを個人的には重要視しているので、そこはきちんと伝えるべきだと考える。
(2)作文をする
筆者の場合はそれぞれの大見出しに書きたいことをキーワードとして羅列するところから始める。
例えば【ポケモン剣盾シングル】弱 保 ツ ボ ツ ボ ~旬のテテフを添えて~ - 受けルガチアンチの記事の場合で見ていくと……問題提起の項には「ツボツボ」「器用」「大体単体で完結できる」「この間参加した大会のこと」「禁伝相手だとパワー不足だった」といったように書き出し、このキーワードを繋いでいくように文章を作成するようにしている。
要は小学校の作文の授業で習ったメモリーツリーと同じことで、一旦書きたいことを整理してから文章を作成するとスムーズに進む。これを3~4項目程度作るだけでおおよそ記事としての体裁は整うと思う。
(3)気を付けたいこと
別に改まって文体を整える必要はないと思うが、一般的ではない略称や見る人を不快にするような蔑称の使用は避けるべき。
記事内に別のブログ記事、動画サイトに投稿された動画を引用する場合は引用元を明確にしておくとよいだろう。引用の際の許可に関しては一言あった方がいいかもしれないが、それに関しては当事者同士の関係性にもよるので一概には言えない。少なくとも当ブログは「引用していい?」と尋ねられたら「うんいいよ」と答えており、自分の投稿物の宣伝にもなるので引用を断る人は少ないのではないかと思う。
(4)内容について
例えば、筆者が今楽しみにしているのは知り合いのD氏が書いている仲間大会のレポート記事だ。筆者が一番知りたいと思う書き手の意図や考え方が非常にわかりやすくまとまっている。そのルールならではの工夫があるので、仲間大会のレポート記事は面白いし絶対に需要があると思う。
印象に残っているものでいうと、これまた知り合いのS氏が書いた「ランダムで抽出したポケモンでパーティを組んでランクマを1シーズン戦う」という記事。不自由の中でどう工夫するかといった書き手の苦悩やテクニックが垣間見えたので、このようなチャレンジ系の記事もアリだと思う。
当ブログでは「じゅうりょく」や「スピードスワップ」といった技について考察した記事がアクセス数を稼いでおり、なかなか見かけない技や特性の仕様やテキスト外効果などをまとめた記事を書くのも需要を得られそうだ。
おわりに
2~3か月書いて「上手くいかないな」と思ったらブログごと爆破すればよい。特別な機材を買うなどの初期投資が無いので、辞めることも簡単だ。興味を持ったら一緒にポケモンブログを書きましょう。
それでは今回はこのへんで。何かありましたらコメント欄かTwitterにお願いします。
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