どうも。
今回はリサイクル素材100%のサステナビリティ溢れるポリゴン2について。
★本日のおしながき
伝説的スターに憧れて
先日、Twitter上で「でんせつてきスター」の称号を持つホウオウを見た。その方が使用していたのはレベルボール入り色違い個体+この称号で、ホウオウへのただならぬ愛情を感じて筆者もお気に入りのポケモンを伝説的スターにしてみたいと思い、どうすればこの称号を得られるのかネットで調べた。
すると、過去作のコンテスト(ミニゲームみたいな)を制覇しなければいけないらしく、とてもじゃないが無理だと感じた。確かその方はBDSPでリボンを集めていたと思うが、このまま結婚できずに一人で生きるリスクを鑑みて老後の資金を今から蓄えているケチな筆者はBDSPを買っていない。
ポリゴン2が大好きなので何とかスターにしてあげたい。しかし、赤緑からポケモンを遊んでいるのにコンテストを遊んだことは一度もない。なんか大変そうだし、楽して(頑張った人に失礼だが)スターになれないか模索した。
スターの実を食えばいいじゃないか
コンテストを制覇しなくてもスターのみを食べ続ければスターになれると思い(錯乱)、スターのみ型ポリゴン2を考察した。
無限に木の実を食べてステータス上昇し続けるものとしては既に以下の記事を投稿しており、その際に少しだけスターのみも使用した。
これは相手のポケモンを経由し、オーロットとミュウツーでスキルスワップをすることでミュウツーの特性をしゅうかくに書き換え、みがわり+じこさいせいでHP管理をし、能動的にステータスアップ系木の実を発動させるという戦術だ。
希少な特性であるトレースを持つポリゴン2を使えば全く同じことができるが、それでは面白みがない。また、しゅうかくは晴れのとき以外は50%の発動になるので運が悪ければ全く発動しない。この2点を踏まえてポリゴン2ならではの無限木の実戦術を考えた。
努力値はHD特化、H実数値192なのでみがわり3回でスターのみ(HPが1/4以下)が発動する。しゅうかくの挙動が不安定なのでリサイクルを使用することで食べた木の実を回収し、PPが切れるまで無限に回収することが可能。
NNはいつも「ねっとり解説」をしてくれるポリ川ゴン児(兒は児の旧字、中国語キーボードで児が出てこなかった)。
木の実の回収に関しては安定性を得ることができたが、ポリ2の耐久力はややしんかのきせき前提な部分が強く、並みよりは固いもののこれが無ければ今の環境だと耐えられない攻撃が多い。
ポリ2単体としてはこれで完成だが、そこの問題点を補うためにチーム全体でサポートできる戦術も必要になってくるので、次はそこを考えていく。
戦術解説
スターのみを使うのでしんかのきせきを持てない点を、積みバトンでの解決を試みた。じこさいせい+リサイクルで粘って複数回スターのみを食べるというコンセプトを遂行する上でも、輝石ポリ2以上の耐久力が必要になる。
そこで、じゅうでんやコットンガードといった積み技で耐久力を上げられるポケモン、ダイスチルとダイアースを使えるポケモンでバトンをつなぎ、最終的にポリゴン2へとステータス上昇を引き継ぎたい。
それと同時に、DMポケモンで相手のポケモンを1~2体倒して数的優位を保つことにより、相手がポリゴン2を突破できずにTODを試みても強く立ち回れることを目指した。
基本的にはエースバーン(意地AS)で初手DM、スチルスチル+アースかスチル*3で相手のポケモンを倒しつつ耐久を上げてサンダーにバトン、サンダー(図太いHB)に可能な限りじゅうでんを積んでもらいつつアッキのみを発動させ、最終的にB+3~4、D+1~2でポリゴン2に繋ぐ。
サブプランとしてバイウールー(陽気HBS)のコットンガード、黒馬バドレックス(臆病CS)のめいそうを絡めても良し。ポリ2の深刻な火力不足を補うために瞑想バトンができるポケモンとして黒バドは後半から加入した。オーロンゲはサポート要員。
実戦レポート
今回解説する試合のパーティと選出。
戦術通り初手DMできそうなエースバーンを第一走者、ディアルガやザシアンを残した場合にトライアタックで削り切れなさそうなので、CとDを両方上げる瞑想バトンができる黒馬バドレックスが第二走者、アンカーはポリゴン2。
オーロンゲが見えているのでエルフーン、ウオノラゴンは初手に出しにくいだろうということで、それ以外には仕事ができそうなエースバーンに託した。
エースバーン対ディアルガで始まり、互いに初手DMを選択した。格闘技読みで霊獣ランドロスに下げられるリスクを考慮したが、それよりもディアルガが居座った場合のリスクを採ってダイアース。
相手のディアルガはいのちのたまを持っていて、ダイスチル選択で鋼タイプにになったD+1エースバーンでもダイドラグーン2発を耐えられずに倒されてしまった。チョッキのイメージが強かったが、珠も23.5%(S31暫定)あるので軽率だった。
エースバーンが出落ちしたのでかなり苦しくなったが、黒馬バドレックスでディアルガを倒してバトンタッチ。相手は死に出しエルフーンでおいかぜ。
状況はこんな感じ。めいそう+くろのいななきでC+2、D+1を引き継いだ。
黒バド対面でエルフーンがやどりぎのタネを選択すると思ったので(積んでいるし流し目的で)、みがわりを使用してからバトンができなかった。結果おいかぜだったので本体を晒したポリゴン2がやどりぎのタネを被弾してしまった。
どっちにしろ黒バドが被弾することは覚悟していてバトンタッチでやどりぎのタネも引き継いでしまうので結果論か。
トラアタ→みがわりでエルフーンと不毛な時間を過ごしつつ、やどりぎのタネで削れたHPがスターのみ圏内に入ったので発動、さらにリサイクルを選択することで発動条件を満たしているので即発動。
そろそろ時間が気になるのでエルフーンのみがわりを壊しにいくと、痺れを切らした相手がウオノラゴンに交代、みがわりを残してウオノラゴンを次のトラアタで倒せるところまで削れた。
エンドフェイズに再びHPがスターのみ圏内(1/4以下)まで削れてしまい、スターのみを1試合で3度食べることに成功した。
相手はエルフーンに戻し、本体にトラアタがヒット。
次のターン、自分視点で相手がみがわりを選択してTODを仕掛けてくるのが一番きつかったが、エルフーンはおいかぜを選択した。ポリ2はやどりぎのスリップダメージで丁度倒れるHPしかないので再生したいところだが、ここまでの流れでおいかぜに固執する相手を見ていたので強気にトラアタを選択。対面の相手がいなければHPを吸い取られないのでここでエルフーンを飛ばせたら(ほぼ)勝ち確。
根拠としては相手のウオノラゴンがスカーフでも最速黒バドの方が早いので、相手はおいかぜが必要だと思ったから。仮にみがわり選択でポリ2が倒れてもやどりぎを入れていない黒バドが出てくるので択次第で勝てた可能性はある。
最終的な状況はこちら。
スターのみは3度食べてB+2、S+4の上昇を得た。食べようと思えばもう少し食べられたがエルフーンが残っていたのでTODが怖くて自重した。いたずらごころをトレースできたのでSはそこまで重要ではなかったが、いい感じで能力上昇を引けた。
最後にウオノラゴンを倒して勝ち。
この試合はエースバーンが出落ちしてしまって戦術が破綻しかけたが、結果的には黒バドの瞑想+いななきのC+2が非常に大きく(エルフーン、ウオノラゴンをそれぞれ確2に取れた)、相手の選出とも噛み合っていて取り返すことができた。
試合が長引いたので終盤の判断ミス(相手のおいかぜ)に恵まれた部分は認めなければいけないが「スターのみを複数回食べて試合に勝つ」という勝利条件を達成できた。
相手のエルフーンがちょうはつを持っていたらシンプルに詰んでいた。
反省点
非常に大変な試みだった。3日間挑戦して成果(ただ勝つのではなく、スターのみを複数回食べて勝つ)をあげられず心が折れかけた。
ポリ2の技構成に関して、能動的にスターのみを発動できるようにみがわり入りの1ウェポンから始まり、1ウェポンだと戦術が機能しても相手を倒せずに詰んだのでシャドーボールを採用、今度は毒殺されるケースが相次いだのでやはりみがわりと二転三転した。最終的にはTwitterで助言を頂いた、みがわり入りを信じて良かった。
好きなポケモンでやりたいことが表現できたので反省点はないです。
筆者は純粋な勝ち負けではなくエンタメ性を追求しているので勝とうが負けようがどうでもいいんですが、少しエンタメ要素が強すぎたので真剣に対戦してくれたプレイヤーに失礼だったかもしれない点は反省している。
上手くいかなかった試合、勝てたけれどニュアンスが違う試合などNGシーンが幾つかあるので紹介したいのですが、記事が長くなってしまうので別記事にまとめました。よろしければ併せてお楽しみください。
※7/7追記 派生形
おわりに
ポリ川ゴン児は伝説的スターになれましたかね……?
それはそうと、ヤクデバインドの記事を読んでくださってありがとうございます。渾身の記事だったので嬉しいです。実用性のないエンタメ記事なんですが、エンタメ戦術には興味がなさそうな層からも反応を頂けて何よりです。楽しいエンタメバトルを普及していきたいので励みになりました。
それでは今回はこのへんで。何かありましたらコメント欄かTwitterにお願いします。
Twitter→Mなか (@Mnaka_udn0525) | Twitter
アーカイブはこちら→【まとめ】ポケモン名別戦術記事一覧 - 受けルガチアンチ