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【ポケモン剣盾シングル】クワガノン+ヒードラン(とナゲツケサル)

 

 どうも。

 ヒードランについて。

★本日のおしながき

消えたヒードラン

 ふと、最近ランクマでヒードランを見かけないと思った。

 どうしたものかと使用率の数位を調べたら、シリーズ10(禁伝+DMなし)に記録した17位が最高で、トップ30辺りには大体いるという塩梅だった。ところが、シリーズ12になってからは59-55-61-61とこれまでの使用率を大幅に下げ「役割を持てなくはないが優先して起用するほどでもない」というようなポジションに収まった。

 

 ヒードランというとC130族で火力は並みより上であるが、まともに殴ってくるイメージは昔からさほどない。

 例えば、キュウコンクレセリアと組んだ晴れパにいるヒードランどくどくまもるみがわりマグマストームで受けループを潰す仕事を担ったり、ほえるステルスロックを採用しているタイプも存在したりと、C130を生かすよりも炎+鋼の独特な耐性を生かす立ち回りを多用した(6~7世代は遊んでいないので分からない)。

 どくどくが汎用技ではなくなった現在はその枠にちょうはつが採用され、前者の役割は引き続きヒードランの主な採用理由として残っているが、同じくほえるも汎用技ではなくなってしまったので、従来とはできることが大きく変わってしまったのが第8世代のヒードランだと考えている。

 

 直近(S30)のヒードランだとひかえめが36%程度、おだやかが27%程度でこの二つが主な勢力となっており、おくびょうずぶといが18~12%といった感じ。

 受け潰し型に必須のたべのこしが30%、4倍弱点を隠すふうせんが27%、ザシアンのインファイトなどを意識したヨプのみが19%程になっていて、汎用性よりも特定のポケモンに対して特定の役割を担うような調整で使用されていることが伺える。

 であれば、人類がヒードランはC130もあるということを忘れていそうなタイミングで逆に純アタッカーヒードランが現れたら案外刺さるのではないかと思い、データを収集すべく我々はジャングルの奥地へと向かった。

 

最速アタッカーヒードラン

 ジャングルの奥地で見かけたヒードランはこちら。

 臆病CS、端数をHに振って偶数に。

 一致技2+DMした際に耐久バフを得られるだいちのちからにしたが、DMする前提ならソーラービームもいいかもしれない。

 きんぞくおんはコンセプトで、のどスプレーと合わせて本来は自身でCにバフをかけられないヒードランのアタッカーとしての物足りなさを補う

 ハイパーボイスうたかたのアリアは攻撃しつつのどスプレーの発動条件を満たせるが、きんぞくおんは攻撃技ではないため使用するターンはダメージを与えられない。

 相手を倒しつつCを上げるのが理想的だが、ヒードランの場合は炎+鋼という独特のタイプを持っているため有利不利がはっきりする。なので、流し際にきんぞくおんを使用することで受けに来たポケモン(主に特殊受け)に対する崩しを行うと同時に、のどスプレーでC上昇を得るのが今回の狙いとなる。

 PokémonHOMEのデータを見るといくつかのシーズンでのどスプレーを持ったヒードランが確認されているが、たべのこしふうせんといったメジャーアイテムの陰に隠れているため、ヒードランに対して積極的にじごくづきを選択されることはないと思う。

 

実戦レポート

 今回解説する試合のパーティと選出。

 ムゲンダイナルギアに積まれてもヒードランきんぞくおんで崩せそうなのでヒードランを立てるための選出をした。

 ヒードランの中途半端なSを補うためにクワガノンねばねばネットで永続罠を仕掛け、ナゲツケサルのコンボ*1でルギアやムゲンダイナに思い通りの行動をさせないようにしたい。

※*1:【ポケモン剣盾シングル】ナゲツケサルのコンボ、気持ちよすぎだろ! - 受けルガチアンチ

 S31暫定でルギアずぶといが45.2%おくびょうが33.4%の割合になっており、Sに振っていなければ最速ナゲツケサルの方が早いので、まずはでんきだまを投げつけて麻痺状態にさせた。

 仮にSに振っていたとしても、こんな有利対面でルギアがめいそう(68.4%)やでんじは(49.6%)から入らない理由もないので、とりあえず麻痺をさせて妨害することを優先した。

 ナゲツケサルにかき回される前に倒すことを選択、死に出しクワガノンねばねばネットを撒く。

 相手のパーティに入っているウーラオスゲンガーヒードランで抜くことはできるようになったが(アイテムを考慮しない)、フェローチェは抜けない。ただし、S31暫定でようきが51.2%いじっぱりが23.4%というデータがあるので、撒いてみる価値はある。

 クワガノンが起点にされる前にヒードランにスイッチ。一見相性有利に見えてルギアがだいちのちからを採用していた場合はどうなるか言うまでもない。

 運よく痺れてくれたので何とかなったが、負けていた可能性もある。とはいえ、S31暫定でだいちのちからの採用率は40.6%に留まり、4割で負け程度だった。

 恐らくルギアを一撃で倒すのは困難だと思うので、耐えて次のターンにだいちのちから被弾という負け筋を消すためにDM。

 ウーラオスは相性が不利だが、ねばねばネットを撒いているのでSはヒードランが上回る。DMしているのでインファイトでもダイナックルでも耐えることができる状況。

 どちらでもいいようにダイスチルでBを上げつつ削りを入れ、ダイナックルも致命傷にならない程度に抑えることができた。

 イバンのみを残しているクワガノンがいるとはいえ、ねばねばネットでは(最速の場合)抜けないフェローチェが負け筋だったが、最後は相性超有利のムゲンダイナ。

 S130族のムゲンダイナは抜けているので、コスモパワーを積まれる前に上から叩いて無事勝利を収めた。

 特殊方面に厚いルギアを崩すきんぞくおんのどスプレー、最速+ねばねばネットによる奇襲性能が発揮された試合だったが、ルギアが麻痺したターンにだいちのちからを使用していたら負けていたことは自覚しなければいけない。

 おまけでもう一試合。

 ナゲツケサルの気持ちいいコンボでガブリアスを対面処理。

 クワガノンの力も借りてなんとかマンムーも処理した。

 ガブリアスマンムー+ウーラオスを見てヒードランは無いだろうという相手の思考の裏をかくべく、一戦目と同じ猿クワガタゴキブリ選出をした。

 実際、初手に来そうなマンムーガブリアスナゲツケサルのコンボで倒せる(DMは考慮しない)、物理方面に定評があるクワガノンもいれば何とかなるだろうと無理やり選出した感じは否めない。

 ザシアンにはクワガノンイバンエレキネットで削りを入れて、ねばねばネットも踏ませているので確実にヒードランで上を取れるが、きんぞくおんを使用できていないのでザシアンの耐久を考えると等倍ラスターカノンや不一致だいちのちからを耐えてもおかしくない。

 だいもんじは外すと威力0のクソ技なので念には念を入れてDMし、きっちりとザシアンを焼いて勝利した。

 

反省点

 有利不利がはっきりするヒードランの流し性能と、流し際のきんぞくおんのどスプレーねばねばネットを踏ませる動きにはシナジーがあると確信した。

 スクショを採用した試合(勝った試合)で上手く決まることは無かったが、ヒードランの中途半端なSとアタッカーとして物足りないCを両方補うための戦術としては上等だった。

 Sはねばねばネットのみでは抜けない相手も多く、最速にしても無駄が生じている可能性が高い。であれば、環境のザシアンはいじっぱり(準速~調整)が主流であることを踏まえ、Sを調整して余剰分を耐久に回すなどの丁寧な育成をしても良かったかもしれない。

 

おわりに

 キュウコンクレセドラン、相手にしていて嫌なパーティだったなと思い出しました。鉄壁を誇ったクレセドランも今だと一撃ウーラオス一体で壊滅するので時代は変わりましたね。そういえば、悪格闘のズルズキンは当時からいましたが、ウーラオスとでは初動のパワーが違い過ぎて比較できないですね。

 以前もこう先生が竜舞ズルズキンの動画を上げていて、過去に慎重HDSみたいな竜舞ズルズキンがちょっとだけ流行ったというか注目されたことがあったなと。BWの頃の話なのでずいぶん昔ですが、案外覚えているもんですね。

 

 それでは今回はこのへんで。何かありましたらコメント欄かTwitterにお願いします。

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