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【ポケモン剣盾シングル】爆誕★合法てんのめぐみルギア

 

 どうも。

 今回はルギアについて。

★本日のおしながき

ルギアの新しい型を考える

 ルギアは対になるホウオウよりも守備的な種族値のデザインになっており、夢特性マルチスケイルに天候に左右されない回復技のじこさいせい、耐久力と火力を同時に補うめいそうなど、ルギア本体のデザインと覚える技が非常に噛み合っていて安定感のある運用が可能なポケモンだ。

 シリーズ11(S24~26)の平均使用率は94.3位と一体しか使用できない禁伝枠に優先的に入って来ることはないという数字だが、シリーズ12(S27~29までとする)の平均使用率は46.3位まで上昇し、他の禁伝ポケモン同様に「2体まで使えるなら」ということで採用される機会が増えたことが伺える。

 筆者もこれまでにルギアを使用する機会がそこそこあって、ムゲンダイナどくびしベノムトラップと合わせてアドバンテージを稼ぐ戦術を用いた。ある程度の火力なら受けきれる(サンダーやディアルガカイオーガなど)ので、強引にめいそうを積んでじこさいせいで立て直しつつDMを枯らす動きや、マルチスケイルを盾にじゃくてんほけんに触らせて火力を出す動きなど、とにかく固くて器用なポケモンという印象がある。

 

 しかし、いつも同じことをしていては芸がないと感じた。

 最も使用される型が普遍的な強さを持っていることは重々承知だが、果たしてそれで対戦して自分自身が楽しいのだろうか、満たされるのだろうか。もちろん否である。

 ルギアが習得可能な技の一覧を見ていると輝いて見える技がふたつあったので、それを組み合わせて新しい型のルギアを作っていこうと決意した。

 

爆誕★合法てんめぐルギア

 今回の狙いは至ってシンプルなので複雑なことは一切ない。

 ルギアが覚えるげんしのちからという岩タイプ・威力60の特殊技に着目し「ただでさえ平均に高いステータスを持つルギアが、げんしのちからの追加効果で全ステータスを上げながら攻撃したら強そうだな」ということを漠然と考えていた。

 解決しなければいけないこととして、げんしのちからでステータス上昇を引く確率は僅か10%しかないことが挙げられる。10回使って1回と言えば聞こえはいいが、そもそも最大で8回(ヒメリのみで16回)しか試行回数を稼ぐことができない。

 それを補う手段として、ルギアが覚えることができるスキルスワップを活用すればある程度の解決を見込めるのではないかと思い、以下のポケモンを準備した。

 特性てんのめぐみ且つスキルスワップを使用できるのはラッキーとハピナス、一応ジラーチのみなので、今回はコンボの始動要員としてハピナスを起用。

 これまでも何度か使用した「味方のポケモン間で特性を入れ替える」系の戦術となっており、ハピナスを経由してルギアに特性を移し、げんしのちからでステータス上昇を引く確率を2倍(20%)まで引き上げる。

 少々狂気じみた戦術なので、これで試合に勝てるかどうかはわからない。

 

実戦レポート

 パッと見で普通に見える外見から……

 気が狂いそうな中身にしておいた。

 ルギアハピナスの基本コンボ選出が両ウーラオスに対して著しく弱いので、水・悪・格闘を全て半減できるHBゴツメエルフーンワイルドボルトのないザシアンねっぷうのない日食ネクロズマに強そうなHBテッカグヤを添えた。

 パーティ全体で火力がない、ザシアンorネクロズマ+電気の選出にテッカグヤだと一貫性を消せないので、よく見たら禁伝をもう一体入れられることに気が付いてスカタンクは途中からゼクロムになった。

 今回は同じ戦術で2つのルートがあるので、二通り紹介する。

ハピナスひんしルート>

 まずは一度、相手にてんのめぐみを預けるためにスキルスワップを使用する。

 このときの注意点として初手にミミッキュ(ばけのかわ)などの入れ替え不能の固有特性を持つポケモン初手DMといった要素がある場合はスキルスワップが失敗してしまう。逆に、みがわりマジックミラーといった補助技を防ぐ要素を貫通できる。当然ながら怪しまれて交代されると失敗するので注意。

 また、ハピナスは非常に厄介なポケモンだが大抵はトリックを使うことで機能停止させることができる。そのため、相手がトリックをしてきた場合に嫌なものを渡してやろうと考え、ねらいのまとを持たせておいた。

 このスクショを例にすると、ねらいのまとを持ったミミッキュはノーマル、格闘、ドラゴンの3タイプもの攻撃を無効にできるはずが有効になってしまう。

 キュレムのヤケクソぜったいれいど連打でハピナスが倒れた。

 ルギアはマルチスケイルを持っている、どうせスキルスワップで入れ替えるので受け出しさせてもよいが、キュレムからは一致抜群でダメージを受けるので自重した。

 このとき相手にマルチスケイルが移るので、余裕があればハピナスで小突いてマルチスケイルの発動条件を満たさないようにしておく

 可能な限りげんしのちからを使用して積む。

 ちなみに、20%というのは例えばトライアタックでいずれかの状態異常を引く確率、シャドーボールでDダウンを引く確率と同等なので、思いのほかステータス上昇を引くことができた。反面、8回使って一度も上昇しなかったこともあるので、ただの博打戦術であることに変わりはない。

 各ステータスが2段階上がればかなり固くなった。あまり火力がないのも使いにくいのでシンプルにCS振りにしているが、無振りでもBは150、Dは174あって単純に2倍なので急所にでも当たらない限り崩されにくい。

 スクショではたべのこしになっているが、いろいろと型を変えてステータス上昇を引けなかったときの保険としてじゃくてんほけん型が一番扱いやすかった。

 後続のソルガレオでんじはを通されてしまったがS+2なので実質等倍、DMされるもげんしのちからじこさいせいを交互に使用できる程度に固く、キュレムとDM権を失ったことで降参が選ばれた。

 最後の1体が何かは分からないまま終わったが、こちらはこの一発芸しかないので負けたのは自分だったかもしれない。

ハピナス生存ルート>

 スキルスワップを使用し、相手に移すマルチスケイルを潰すために攻撃し、さらにステルスロックまで撒いてもハピナスが生存していた場合、自主退場手段としていやしのねがいを用意した。

 これは魔法・罠カードのように場に伏せておくことが可能で、健康なポケモンが場に出ても効果が消費されずに残る。つまり、勝負所で「聖なるバリア -ミラーフォース-」のような一発逆転の策的に使用できるのではないかと考えた。

 使用するとハピナスはひんし状態になってしまうので、スキルスワップを使用した相手が引いてしまうとコンボが使えなくなるリスクはある。

 適当にルギアでコンボを成立させて戦う。

 全ステータスが2段階ずつ上昇しているとはいえ、ザシアンを一撃で倒す術がなく、やどりぎのタネも受けてしまっているので、一旦ルギアを引っ込めてテッカグヤを場に出した。どちらにせよザシアンにワイルドボルトがあれば負けの状況なので、そこは腹を括って(S30採用率38.0%)。

 

 テッカグヤでザシアンに削りを入れ、倒されることでルギアが場に戻ってくる。

 体力が削れたルギアが場に出てくることがトリガーとなり、伏せておいたいやしのねがいが発動。さらに、DMとじゃくてんほけんを温存しておくことで、特性がマルチスケイルに戻ったルギアで切り返すことができる。

 結果としてザシアンがワイルドボルトを持っていなかったので弱保に触ってもらえず、後続が素の火力では倒し切れないクレセリアだったのでサレンダーした。テッカグヤを残していれば或いは、という勝負だったので完全に判断ミスだが結果論に過ぎず、目の前の勝利よりエンタメを求めた末の敗北なので後悔はない。

 相手よりも面白いことができた自信はあったが、ポケモンは勝ち負けを競うゲームなので勝たなければ意味はない。

反省点

 反省しかない。てんのめぐみげんしのちからで行こうと思ったときから苦行になることは覚悟していたので、この戦術自体に反省しかないという意味ではない。

 特に補完するための3枠目の選出や、そこに入るポケモンをもう少し選定する必要があったと感じる。ルギア+ハピナスで重い両ウーラオスへのHBエルフーンまでは良しとして、コンボを決めに行く以上どうせサイクルを回せないので受けるよりも上から叩き潰すことを考えた補完枠を設けるべきだった。

 かなり試行回数を稼いだが、+2以上のステータス上昇を引くことができなかった。てんめぐ補正込みでも20%、5回に1回程度なので8回使用するうち2回引けたら良い方ではあると思うが。

 根本的なところでいうと、スキルスワップスキルスワップだと合計で2ターン消費するため、現在のような高速環境だと純粋にアド損になる。行動権を消費しないトレース型が望ましいが、現環境ではポリゴン系やラルトス系しか使えない。

 スキルスワップしなくても同じことができるトゲキッスがいるが、流石に今の環境だと数値が足りないと思ったので諦めた。

 

おわりに

 特性入れ替えコンボはこれまでも何度も投稿しているように大好きなので、次回作ではそこそこ強いトレース持ちの新ポケモンが登場することに期待したい。

 次回は短編かコラムの投稿を考えています。

 

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