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【ポケモン剣盾シングル】ねっとりバインド・ビルドアップレックウザ

 

 どうも。

 時期的にはS29がスタートしていますが、今回から3月中に投稿しきれなかったS28で使ったポケモンのレポートをしていこうと思います。第一弾は「コスモパワー耐久型レックウザ」の亜種ともいえる、ビルドアップ型について。

★本日のおしながき

耐久型レックウザの是非

 3/24~26の間に二回に渡って投稿した、第8世代で新規習得したコスモパワーを活用する耐久型レックウザの記事群がある。

 結論からいうとねむる以外の高速回復技がないので小回りが利かず、単独で動くには環境が不向きなので難しいことが分かった。だが、様々なパターンを考慮するなかで生まれたビルドアップ型(以下のキャプチャ)について記事化していなかったので、せっかくなのでしたためておく。

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 ビルド型レックウザの利点として考えたのは(1)耐久を上げつつ火力も盛れるので受け身になる必要がないことや、(2)自身が覚える物理技のレパートリーと相性がいいことが挙げられる。また、これまでは蝶舞バトンが不発になると火力不足でTODをされるケースが相次いだが、ビルド型なら同時に火力も上がるので火力不足を解決する手段となり得る。

 

ビルドアップレックウザ

 この記事で用いているレックウザは以下の個体。

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 努力値はHSをベースに、+2じしんで少しでもH振りザシアンに良い乱数を引きたいので端数をAに回した。より耐久型を意識するなら耐久に回してもいいと思う。HPは16n-1を作って最大になるように設定したが、エアロックで天候ダメージを受けないのでそこまで意識する必要はない。

 基本的には竜舞ねむるギャラドスのように、ビルドアップを積めるだけ積んでねむる+カゴのみで高速リカバリーして攻撃に転じるイメージ。本当は竜舞羽休めカイリューのような動きをしたい。

 ガリョウテンセイは汎用最大打点、じしんは主にザシアンを意識した役割破壊技。ねむるではなく別の回復技があればアイテムも自由になるので、そこが惜しいところだと思う。

 さすがにこのレックウザを単独で投げたりはしないし、基本的には2体以上で行う戦術の形を採るので、今回ももちろん強力なサポート要員を準備してある。一旦区切りたいので次の項へと続く。

 

ねっとりバインド

 今の環境でいうとザシアンというパワーカードがある。重火力ポケモンはその分足を遅くされ(ローブシンドサイドンなど)、高速ポケモンはその分火力をマイルドにされる(スターミー、サンダースなど)傾向にあるが、ザシアンはその掟を破って重火力超高速を両立したあり得ないポケモンである。

 半減だろうがDMしようが関係なく多くのポケモンを確定2発くらいに収めてしまうので、悠長に積んでいるとザシアンを出されて「あ、マズいっすね…」となる。純粋なタイプ相性のみで考えるとレックウザは特にザシアンが苦手なので、できる限り有利対面で積んでからザシアン(苦手なポケモン全般)と対峙したい。

 そこで今回はレックウザのサポートに以下のポケモンたちを選んだ。

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 ポケモンに詳しい読者のみなさんは既にお察しの通り、特殊なバインド技を使用できるマルヤクデサダイジャを用意した。これらのポケモンは何度か記事に登場しているので既視感はあると思うが、どうか許してほしい。

 一応説明すると、マルヤクデとサダイジャのキョダイマックスわざであるキョダイヒャッカキョダイサジンバインドの追加効果がある。4~5ターンの拘束と毎ターン最大HPの1/8ダメージを与える効果はまきつくなどと同じだが、使用者が場を離れると解除される通常のバインドとは異なり、使用者が場を離れてもバインド効果が継続する仕様になっている

 つまり、レックウザが対面有利を取れるポケモンに対してキョダイヒャッカ/サジンを仕掛けてバインドし、相手が交代できないうちにレックウザで積むというのが今回の戦術となる。

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 クレッフィが使えるフェアリーロックというバインド技も存在するが、これに関しては使用した次のターンのエンドフェイズまでしか効果が持続しないので、有利対面でロックしても1ターンで逃げられる可能性が高い。

 前者はDM権を失う代わりに拘束力は高く、後者はDMを必要としないが拘束力は低い。どちらがいいのかというのは一概には言えないが、逆に言えばDMを必要としなくてもいいようなゲームメイクをしておけば、レックウザにDMを残す必要はないともいえる。

 マルヤクデかサダイジャにDMを使用してバインドする関係でレックウザはDM(ダイジェット)が使えないので、S操作はねばねばネットを撒くことで代用とする。ネットを踏まない浮いているポケモンに関してはどうしようもないが、ネットを踏ませることでザシアンを抜けるようにSは最速にしておいた。

 少々無茶苦茶に思えるが、有利対面バインド→モリモリ積む→全抜きという至ってシンプルなことをするだけなのでこれ以上説明することもない。早速実戦に移る。

 

実戦レポート

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 今回のパーティはこちら。ねばねばネットを撒けて、起点にならない程度の火力があるクワガノンからスタートし、マルヤクデサダイジャは相手パーティを見てどちらかを選択、禁伝枠はどうせ使わないのでレックウザのみ。

 ちょうど話題になっていた「タコピー」を読んだあとだったのでタコを入れて、汎用サポート枠としてザシアンにも強いバイウールーを入れておいた。

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 襷はマルヤクデに譲ったのでクワガノンこらえる+イバン型にして、許容量を超えるダメージを与えてくる相手にはイバンでねばねばネットを撒く最低限の仕事を、そうでなければエレキネットで小突いてからネットを撒きたい。HBはそこそこ固い方なので等倍ならなんとかなるイメージ。

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 レックウザで積めそうな相手が出てきたらマルヤクデサダイジャでバインド。ここが結構難しくて「じゃあ、今の環境でレックウザの有利対面って誰?」となったときに10秒くらい考えてから「……ゴ、ゴリランダー?(使用率32位)」となるくらい、なかなか有利な相手がいなかった。

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 キョダイヒャッカ/サジンによるバインドは前述の通り使用者が場を離れてからも継続するので、バインドさえ付与すればDMターン中でもレックウザに交代してよい。むしろ、ターン数が限られているので早々に倒されて死に出しでもいいくらい。

 ここで大事なのは、パワーが強すぎて相手を倒してしまわないようにすること。バインドターンが有効な間にレックウザでできるだけ積みたいので、攻撃+バインドダメージ2回くらいで倒れてしまうと困る。

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 有利対面ができたらビルドアップを複数回積み、HPが減ったら一度のみ使える高速リカバリー手段となるねむるで立て直す。

 このグラードンは弱保が前提となっていたのか大幅に耐久に割いていたと推測され、DMしたマルヤクデがグラードンのダイロックを耐えた(4倍弱点)ので、レックウザならギリギリ起点にできるだろうと判断した。

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 回復技がねむるなので、基本的に一度きりの回復手段となる。これがじこさいせいのような高速回復技だった場合は、もう少しビルドアップを積むことができたかもしれないが、急所に当たることも考慮するとこれ以上悠長なことはできず、ここから攻撃に転じることになった。

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 ガリョウテンセイ自身のBDがダウンするデメリットがあるので、耐久型とは相性が悪い。とはいえ、DMせずに扱える最大飛行打点ということ、ビルドアップと相性がいいということで採用した。

 非DM時の飛行技というと物理はそらをとぶとびはねるといった溜め技、特殊は命中不安定のぼうふう、中火力ながら命中が100%ではないエアスラッシュといった極端なものが多い中、ガリョウテンセイはBDダウンのデメリットに目を瞑れば最もシンプルで扱いやすい飛行技といえる。

 この技構成だとサンダーやテッカグヤが厳しくなるので要注意。

 

反省点

 キョダイヒャッカキョダイサジンといった、使用者が場を離れても継続するバインド効果を活用した積みの起点作りは悪くはないと感じた。

 この内容ならビルドアップよりも素直にりゅうのまいを用いた方が良いかもしれないが、例えばスクショを掲載したグラードンのような、ギリギリ起点にできそうな相手に対してはビルドアップで耐久を上げつつ受けながら積むといったことができるのは利点といえる。仮に竜舞だった場合は十分に積むことができず、グラードンを起点にしようという考えに至らなかった。

 そもそも、DMという試合の展開を左右する要素を使って相手をバインドしてまで行うことなのかという突っ込みもあると思うが、これに関しては「せっかくあるんだから、使った方が面白くない?」としか言いようがない。少年漫画のバトル物とかでも、王道を行く能力で無双するより「これ役に立つのか?」という能力を工夫して戦うものの方が面白いと個人的に思うので。

 使用率が高くないのでキョダイヒャッカ/サジンのバインド効果を知らないプレイヤーもいるかもしれないし、そういうところには不意を突いて刺さるのかなと。

 

おわりに

 筆者も好きですが、レックウザというポケモンは非常にファンが多いと感じる。

 剣盾ラストも徐々に近づいてくるので、当ブログもこれまで以上に力を入れたいと考えていて、ブログの検索パフォーマンスなどで「どういった情報を求められているかの」ということを分析していると「レックウザ 構築」などのワードが散見され、人気があるのだと感じた。

 実際に【ポケモン剣盾シングル】念力土偶レックウザ ~怒りのデスロード~ - 受けルガチアンチの記事はTwitter上で弱小個人勢としては異例の7RT12いいねを集めて、過去最高の反響をいただいた。内容としては蝶舞バトンでレックウザにつなぐだけのコンボやトリックもない粗末な記事なので書き手としては不本意だが、レックウザの人気の高さを実感した。

 今回は味を占めたわけではないが、あまり同じポケモンの記事ばかり投稿したくないので間隔を空けて投稿した形となる。

 なんやかんややったけれど、結局はヤケクソAC振り、しんそく+@3で襷持ちのストッパー型が一番強いような気がしている。それこそ、古くからその役割を務めるマンムーとかでいい気もするが。

 

 それでは今回はこのへんで。何かありましたらコメント欄かTwitterにお願いします。

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