どうも。
この度リアルシンオウ民(北海道民)の筆者が遥か昔のシンオウ地方、その名もヒスイ地方へと旅立ったので楽しい旅の模様をレポートしていこうと思います。
直接的なネタバレ描写は避けていますが、一部ストーリーについても触れているのでこれからゲームを楽しみたいという方は注意して記事をお楽しみください。
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★本日のおしながき
群青の海岸に上陸
黒曜の原野、紅蓮の湿地に次ぐ調査地は群青の海岸。
「黒」曜、「紅」蓮、群「青」というのは何かを示唆しているのだろうか。
まずは地理から。ダイパの時間軸でいうとトバリシティ~ナギサシティにあたる部分。モデルとなった北海道でいうと「砂の手」あたりが根室、「迷子の浜辺」あたりが羅臼、途中に別海や標津といった感じ。「水浴び潟」の小さな湖は風連湖あたりか。ダイパのポケモンリーグは国後島にあたる位置にあるので、火吹き島は火山活動を繰り返してダイパの時代には消滅してしまったのか。
難破船が漂着している。何年か前に外国の漁船が漂流する事案が相次いだが、あれは日本海側から来る船だったので根室付近に漂流することはあまり無いのでは。
火吹き島に上陸。実際に北海道にも活火山はあって、この群青の海岸にあたる道東だと羅臼岳、雌阿寒岳、雄阿寒岳など結構あって、時折噴火警戒レベルが上がったり下がったりする。
なにやら見覚えのあるような小さな泉が……
トバリ~ナギサ間にある小さな泉といえば、ダイパをプレーしたことがある方なら何かわかるはず。
野生のポッチャマを発見。
俯瞰で見るとこんな感じになっている。
小さい頃は父親の単身赴任が多く、生家よりも母親の実家で過ごす時間が長かった。母方は漁師の家系で、海女さんだった祖母と一緒に歩いた浜辺にそっくりだ。ゴツゴツした岩肌の崖や広く伸びる砂浜は思わず郷愁に駆られた。どれくらいロケハンしているのかは知らないが、生まれ育った道東の海にとても良く似ていて素晴らしい。
海を渡る
紅蓮の湿地の調査を終えると、群青の海岸にある火吹き島の調査を命じられた。火吹き島に行くためには海を渡る必要があり、ススキ氏を頼ることに。
その一方でこのエリアにはキングが不在であり、本来キングの世話をする役割のキャプテンであるガラナ氏は同じシンジュ団の中でもよく思われていないらしい。そこで、団の長であるカイちゃんからガラナ氏が連れているキングの後継者を鍛えてほしいと頼まれた。
カイちゃんの頼みとあらばやむを得ない、ススキ氏に会いに行く前にガラナ氏と同氏が管理するキングの後継ポケモンに会いにいくとする。
申し入れをガラナ氏に断られ、本来の目的である火吹き島の調査へ。
海を渡るために必要なイダイトウを手に入れるためにコンゴウ団のススキ氏を頼るも、なんとも気弱な人物である模様。
ちなみに、ガラナというのはキリンから販売されているあの飲み物が有名だと思うが、あれは別に北海道でガラナ(原料)が採れるというわけではなく、一説によるとコカコーラの普及が遅かったことから、それよりも早く北海道で普及したと言われている。そのため根強い人気を誇り、未だに支持されているのだとか。個人的にはペプシコーラが一番好き。
余談だが、北海道の有名な飲料でガラナとの両翼をなすカツゲンという乳酸菌飲料はご存じだろうか。あれはとてもいいものなので、アンテナショップ等で見かけたらぜひ購入してみてほしい。
なんやかんやでイダイトウに乗ることができるようになった。
イダ「イトウ」というと、幻の魚とも称される大型淡水魚のイトウというサケ科の魚がいて、北海道のいろいろなところに生息しているようだが個体数を減らしており、保護活動も行われている。小学校の社会科で習ったような気がする。
釣り好きな知人曰く「定住したいくらい」魅力的な釣り場が多くある場所に住んでいるにも関わらず筆者は一切釣りを嗜まないが、釣りをする人にとっては一度は釣ってみたい魚らしい(デリケートな種なので釣る際はしっかりとマナーを守りましょう)。
何はともあれ海へ。イダイトウに乗りながらポケモンを捕獲するのが難しく、ボールを大量に海へと捨ててしまった。ハリーセンだのメノクラゲだの危険なポケモンが多く、アヤシシ様ほどスピードが出ないので海上の移動は危険極まりない。
火吹き島上陸
※この次のスクショはネタバレを含むので注意。
ガーディを誘拐した野党三姉妹を追って火山の頂へ。
図鑑の収集やタスク埋めが楽しいので、その場所の図鑑を完成させてからストーリーを進める関係で手持ちのレベルが上がりすぎた。恐らくゲームバランスは崩壊しているが、本作はストーリーを楽しむ以上に寄り道が醍醐味なので仕方ない。
この火山も順当にいけば山を登って途中でブーバーやゴローンを倒しながら進むが、入り口辺りをアヤシシ様のジャンプで登っていけばあっという間に頂上まで行けてしまうのは流石に「おいおい」と思った。
なんやかんやでガーディがキングとして覚醒した。
このウインディ戦はちょうどもこう氏の配信で見ていたところだったので、どのような攻撃をしてきてどう立ち回るか分かっていたにも関わらず一度負けた。
突進攻撃は回避行動でよけられるが、フィールドの真ん中に渦巻く炎を設置し、離れたところからチャージ攻撃をされるとよけられないし死ぬ。なので、ダメージ覚悟で炎に突っ込み懐に潜り込んでなんとかするしかなかったのだろうか。
調査完了~新たな任務
※この次のスクショはネタバレを含むので注意。
一応ねぎらってくれるものの、すぐさま次の地へと行けと言われた。次に赴くのは天冠の山麓という場所らしく、そこのキングを管理するツバキ氏というクセの強いキャラクターも登場した。
なんと、ノボリ氏(初出:BW)もなぜかこの時代に来た模様。
BWの頃の記憶を失っている模様で、相棒のクダリ氏のこともおぼろげには覚えているもののはっきりと認知することはできていない様子。かつてはサブウェイマスターを務めていたのでポケモンの扱いに長け、その能力を買われてシンジュ団ではキャプテンの一人として迎えられている。
このノボリ氏とともに天冠の山麓へと向かう。
おまけ
ダウナーカイちゃん二点セット。
若くしてシンジュ団をまとめる立場になったが故に、コンゴウ団のセキ、ギンガ団のデンボクらと渡り合える自分でいたいという理想があるものの、年齢相応の弱さがあるのも事実であり、長である自分と等身大の自分に乖離があることが伺える。
突如ヒスイにやってきて、荒ぶるキングやクイーンたちを次々と鎮めていく主人公の姿を目の当たりに「自分は何もできなかった」という無力感に苛まれてしまった模様。正直、見ていてくれるだけで十分ありがたいです。
おわりに
ゲームを開始して黒曜の原野に降り立ったときにも思ったが、想像の上をいくクオリティに驚いている。その犠牲となったのがダイパリメイクともいわれているが、シンオウシリーズでつなげる、連動する何かがあるのであれば、多くのプレイヤーを失望させてしまったクオリティでダイパリメイクを発売するしかなかったのだろうか。
今作は既存のポケモンがヒスイの姿になる進化がいくつかあり、その方法はいずれもユニークなものであることが多い。図鑑のタスクにヒントがあるということで、タスク埋めをしていたら進化したポケモンが何体かいたので、恐らく「特定の技を規定回数使う」とか「力業/早業を規定回数使う」といったことがトリガーになっていると推測する。これをいずれナンバリングタイトルに移植するとき、進化の方法はどうなっていくのだろうか。もしくは、アルセウスに登場する新規ポケモンは(ゲームの時間軸で)過去のポケモンなので登場しない、という裁定もありえそう。
本編について少しだけ述べると、カイちゃんが闇落ちしないか心配している。ここまでポケモンシリーズにありがちな悪の組織がいないので(野党三姉妹は「悪」という感じではない)、伝説のポケモンを呼び覚ましたり悪用しようとする人物が今のところ見えない。もしくは、そういった存在はなくシンプルにシンオウの神々に相対するのか、ストーリーを進めていくうちにわかるだろう。いずれにせよカイちゃんが心配だ(二度目)。
次回は天冠の山麓のレポートをしましょう。
それでは今回はこのへんで。何かありましたらTwitterかコメント欄にお願いします。
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