受けルガチアンチ

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【ポケモン剣盾シングル】どくびし+ベノムトラップルギア

 

 どうも。

 20近くまで膨れ上がったシングルバトルの借金を返していました。

★本日のおしながき

借金返済シングルバトル(まえがき)

 レジギガスやレジドラゴの戦術を試すうちに負けの数が増えていった。順位は気にしていないが、40,000~50,000あたりにいくと禁伝のいないパーティなどが多くなって仮想敵に出会えないことがあるので、戦術開発を円滑に進めるためにも借金を返済してイーブンにしておく必要があると感じた。

 手っ取り速く勝つパーティを作るにあたって、とりマス用ネクロを引っ張って来ればよかったがそれでは味気が無いので、ホームに埋もれていたルギアを掘り起こしてきた。以前ルナアーラファントムガード(高級マルチスケイル)を生かした毒菱陰キャ戦術*1について投稿したが、4倍弱点を持つルナアーラで成立するならルナアーラよりも固くて速いルギアでもできるのではないかと考えた。

 毒菱を撒いてルギアが自己再生を連打しているだけで試合に勝てるような構築を組めればオーケーなので、これで借金を返済しにいく。

*1:以下の記事を参照

毒菱戦術とは?

 1段階で毒、2段階で猛毒の効果があるどくびしを相手の場に撒いて踏ませることにより、味方はまもる+みがわりじこさいせいといった回復技を連打するだけで試合に勝つ、もしくは優勢を作ることを狙う戦術を指す。

 古くはどくびしパルシェンかそくメガヤンマかるわざサワムラーなど、どくびしを撒いてからスピードで相手を上回るポケモンまもみがをする方法があった。メガヤンマはめざ炎(地)があり、サワムラーは格闘タイプなので毒が効かないポケモンを牽制しつついざとなれば処理もできるので非常に優秀なパーツだった。

 

 今回用いたのはどくどくで対面の相手を毒状態にしつつどくびしで裏のポケモンにも毒を撒けるアーゴヨンこわいかおこうこうのしっぽトリックすることで相手のSを操作できるオーロンゲ、耐久型ルギアというルナアーラ軸のリメイク。

 そこから諸々あってオーガナットサンダーみたいな並びに押し切られそうだったのでガマゲロゲ氏を起用しよとポケ徹を眺めていると、ガマゲロゲ氏がとんでもない技を覚えることを確認したので少し手を加えることにした。

 

どくびし+ベノムトラップ

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 筆者がポケモンを休止していた6世代で登場したベノムトラップという技がある。この技は毒状態のポケモンにしか効果がないが、相手のACSを1段階ずつ下げるというアタッカーに対して破格の妨害性能を誇る。

 これの何がすごいかというと、どくびしと合わせて使うことであくびループのような起点作りができるというところ。アーゴヨンが対面の相手に毒を入れてどくびしを撒き、後続のガマゲロゲベノムトラップを使い相手を弱体化させる。ここでACS低下を嫌い、裏に控えるルギアの起点にされるリスクを考慮して交代を選択すると裏のポケモンどくびしが刺さり、ガマゲロゲはベノムトラップを連打すればいいので相手はどこかで能力低下を受け入れてガマゲロゲを処理しなければいけない

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 起点化を嫌い延々と交代を繰り返して毒ダメージを蓄積させても良し、ガマゲロゲが倒されても裏のルギアで積む起点ができるので良しという、あくび+ステルスロックに似たどちらに転んでも強力なエンドレスコンボが完成する。

 特にサンダーのようなルギアが苦手として、自分でバフをかける手段がない(げんしのちからは考慮しない)ポケモンに対してはよく刺さる。

 

どくびしルギア改

 20近い借金を完済した有能たち。

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 どくびしは複数回撒いて真価を発揮するので、どくびし要員はスピードがあるポケモンか固いポケモンが望ましい。

 この手の戦術で重用しているのはアーゴヨンで、そこそこのCから毒が効かない鋼ポケモンを焼けるだいもんじが使えて、毒が刺さらないパーティには通常の襷持ちアタッカーとしても使えるところが素晴らしい。些細なことだが、毒タイプなのでどくどくが必中であることも信頼できるポイント。

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 カイオーガ+サンダー+何かという並びに対してルギアが不安なので、高火力水+電気の一貫を一体で切ることができて毒も撒けるポケモンが必要だったので入れた。

 ステルスロックまで撒く暇がないので他の技でもいいが、毒の効果が薄そうなパーティにも仕事ができるように残した。基本的にはベノムトラップを撒き、浮いているポケモンどくどくを使うくらい。

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 過去に所属していたコミュニティの交流戦で貰った残念賞。

 禁伝が使える現環境では色理想個体ルギアが残念賞というと違和感を覚えるかもしれないが当時はサンダー、スイクンライコウクレセリアヒードランといった主要な準伝ポケモンの理想個体色違いの方が大会の景品としては価値があった。禁伝はそれらのポケモンを捕獲するついでに集める程度だったので、ルギアは残念賞でしかなかった。4世代乱数経験者ならID00000で光る個体の個体値は何も見なくても言えるはず

 以前もこう氏が動画で使っていた弱点保険を持ったアタッカー寄りのルギアが良かったので、それに倣って耐久には振らずにCSにした。

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 ルギアが崩される可能性のあるポケモンである一撃ウーラオスに強いポケモとしてカプ・レヒレを入れたかったが、ミストフィールドが味方の毒菱戦術とアンチシナジーなので夢特性テレパシーで採用した。この個体に関しては特性発動のタイミングでスカーフバレを防止するレヒレということで過去にも取り上げたことがあると思う。

 

 あとはルギアと相性最悪なイベルタル、黒馬バドレックスに出すブラッキーと汎用アタッカーにエースバーンを採用して借金を完済することだけに特化した、ガチガチのパーティが完成したのであった。

 

実戦レポート

 陰湿の極み

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 アーゴヨンで毒を撒く。

 初手にザシアンと鉢合わせた場合はどくびしよりもザシアンの削りを優先した。アーゴヨンより遅いザシアンもそこそこいたので、アーゴヨンより遅くて且つでんこうせっかがないザシアンはだいもんじ2発で処理。最低でも1発当ててくれたらルギアの攻撃圏内に入るので十分。

 アーゴヨンは速いポケモンに分類されるので、このポケモン以下のSを持つポケモンのスカーフ判定ができるところも味方のアシストにつながる。

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 ガマゲロゲベノムトラップを使う。

 相手のACSを一段階ずつ削るので、技の特性上ガマゲロゲのSを振った方が強いかもしれない。しかし、あくまでもカイオーガ+サンダーをケアするパーツとしての起用なのでHDに振らなければ本末転倒になってしまう。

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 ホウオウは最近チョッキ持ちが異様に増え、あつぞこブーツ採用個体と合わせて二大勢力となり珠持ちが減った印象がある。自身でバフをかけて戦うタイプではないので、この手のポケモンにはベノムトラップがよく刺さる。

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 見せ合いの段階でルギアが見えているので、ベノムトラップで弱体化したポケモンで突っ張ると死に出しルギアで起点にされてしまうことをケアしなければいけない。

 交代してきた場合はどくびしが刺さるので、毒菱戦術にありがちな「裏のポケモンに毒菱を踏んでもらえない」という問題も同時に解決できる

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 パターンに入ったら鼻でもほじりながらガマゲロゲでベノムトラップを連打し、相手を弱体化しつつ毒ダメージを蓄積させていく。サンダーランドロスといった毒は有効だが浮いているためどくびしが効かないポケモンが裏にいる場合は、交代のタイミングでどくどくを押す勇気を持たなければいけない。

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 仮にガマゲロゲが突破されても、ベノムトラップによる弱体化があればルギアで起点にできるので倒されてもオーケーというスタンス。

 どこかでガマゲロゲを倒さなければ延々とベノムトラップを連打しているだけで勝てるが、今どき浮いているポケモンや鋼タイプが入っていないパーティの方が珍しいので考える余地のある非常に面白い戦術といえる。

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 ルナアーラとの違いは回復ソースの利便性にある。

 つきのひかりは最大PPが8に対してじこさいせいは倍の16あり、前者は天候によって回復量が半減されてしまうが、後者はカイオーガなどとの対面でも回復量が減らない。

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 陰湿すぎてよく回線が落ちるが、こちらの勝ち扱いになるので一向にかまわない。この手の耐久戦術は急所被弾ひとつで風向きが変わるので、諦めずに最後まで戦う価値はあると思う。

 

おわりに

 ベノムトラップの強さを感じていただけたら幸いです。

 技や特性などの詳細な仕様を確認するときによくお世話になる「ポケモンwiki」様でベノムトラップの「こんなときに使おう」を読むと「覚えるポケモンに耐久性能が高いポケモンが少なく、技のスペースにも余裕が無いため、採用しづらい」と書いていて、まったくその通りだと思う。こんな技を使うくらいならまもみがで毒ダメージを蓄積させた方がマシだ。

 ただ、ガマゲロゲというポケモンが奇跡的に今の環境にマッチしていて、水+電気の2タイプ無効により有利対面が作りやすく、すなわち行動回数の確保にもつながるのでベノムトラップを採用しやすいといった特殊な事情があった。

 

 ルギアを出せない(出しにくい)イベル、黒バド軸にはルギアの代わりにブラッキーを入れて、ねがいごと→まもる+たべのこしで毒ダメージを稼ぐ方法を採った。純粋なアタッカーはエースバーンしか入れていないパーティだが、毒を絡めた陰湿な戦い方で思いのほか楽に借金を返すことができた。借金完済までのできごとは特に記事化する予定はなかったが、途中から採用したベノムトラップという技があまりにも強かったので少しでも多くの方に知ってもらいたくて記事化した。

 

 それでは今回はこのへんで。何かありましたらコメント欄かTwitterにお願いします。

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