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【ポケモン剣盾コラム記事】新戦術ができるまで

 

 どうも。

 今回は久しぶりのコラム記事ということで、当ブログで扱う玉石混淆の戦術がどのようにして生まれていくのかを実例を交えながら解説していきます。

★本日のおしながき

「戦術」の定義

 当ブログでは煮詰まるところまで煮詰まってしまったポケモン対戦環境に新たな風を吹かせるべく、様々な単体考察や戦術について日夜考察がなされている。

 ここでの定義について述べると、単体考察というのは一体で完結できるものを指し、戦術というのは複数体で行うものを指す。例を挙げると「ビビリだまミロカロス」は単体で「にらみつけるボルトロス」は戦術となる。

【ポケモン剣盾シングル】環境破壊ビビりだまミロカロス - 受けルガチアンチ

【ポケモン剣盾シングル】ネイティオボルト ~にらみつけるボルトロス~ - 受けルガチアンチ

 今回はこれらの戦術がどのような順序で作られて実戦に投入されていくのか、自分でも改めて見直すという意味も込めて言語化していく。

 

1、テーマの決定

 まずは「何をしたいのか」を決めなければ何も始まらない。

 テーマは「環境メタ」でも「〇〇対策」のようなピンポイントのものでも構わないが、筆者はいつもそこまで深くは考えていない。最も重要視するのは「自分が遊んでいて楽しいもの」であること。

 ここからは以下の記事を例に戦術の組み立て方を説明していく。簡単に内容だけ説明すると、日食ネクロズマで最大火力ジャイロボールを扱うにはどうすればいいか、ということについて研究した記事。説明しやすいように例として用いるだけなので特に読む必要はないです。

 つまり、この記事を例にするとテーマは「日食ネクロズマで最大火力ジャイロボールを使う」ということになる。アイデアに関しては実際にランクマで対戦するなかで閃くものや「ポケ徹」さんを眺めていると閃くものもあるので、常にアンテナを張り巡らせてポケモンを楽しみたい。

 

2、必要なパーツをリストアップする

 テーマが決まったら今度はその戦術を遂行するために必要な要素をピックアップする作業に移る。

 例に挙げた記事に基づいて説明すると、日食ネクロズマで最大火力ジャイロボールを使うにはかなりスピードを落とさなければいけないので、自身の数値を下げるだけではなくアイテムで下げ、さらに何か別の要素でスピードを落とさなければいけない。スピードを落とすと上から叩かれてしまうので、トリックルームが基本線となる。これらをリストアップするとこのようになる。

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 普段はこんなにしっかりとした表は作らないが、とりあえずわかりやすくするために作成した。現段階ではテーマである日食ネクロズマ以外の項目は埋まっていないが、次の手順でこれらを埋めていく。

 

3、パーツの選定をする

 前の手順で作った表の空欄を埋めていく。

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 上から順に埋めていくと、まずトリックルームは自身で起動する。

 Sダウン可能なアイテムは「くろいてっきゅう」トリックルームと合わせて使用する「ルームサービス」となるが、効果量で比較すると前者は-2に対して後者は-1なので鉄球のデメリット(=接地する)も関係なく使用できることから「くろいてっきゅう」で決まり。


 Sダウンを補う要素が少し難しくて、ネクロズマは使用すると自身のSが下がるアームハンマーのような技が使えない。であれば、他の要素を探すとねばねばネットという設置系の技があるので、これを何とか利用できないか考えた。

 例えば、特性「マジックミラー」を持つポケモンスキルスワップで相手のポケモンに移し、後続のポケモンで意図的に「ねばねばネット」を反射させるという方法があるが、その場合のリスクは「1、DMで無効化される技であること」や「2、一部の特性を持つポケモンには無効化される」という点になるので却下。

 となると、素直に「ねばねばネット」を相手の場に撒き「コートチェンジ」で自陣に移し替えてネクロズマに踏ませるという手順を踏むしかないので、Sダウンを補う要素はねばねばネット」+「コートチェンジ」で決定。

 

 これらを展開するポケモンに関しては「コートチェンジ」ならエースバーン一択なのでエースバーンは決まり。次に「ねばねばネット」を使えるポケモンをポケ徹さんで検索すると14体のポケモンが引っ掛かる。その中から一体選ぶことになるが、エースバーンには保険として襷を持たせたいので襷がなくても動けそうなポケモンを探す。例に挙げた記事を書いたときはオニシズクモに注目していたので、オニシズクモに決定した。

 

 表の空欄を埋めるとこんな感じになる。

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 これで戦術を遂行するために必要な要素は揃ったので、今度は実際に育成をしていく。

 

4、育成をする

 例に沿っていくと育成するのは日食ネクロズマ、エースバーン、オニシズクモの3体になる。

 筆者は理由がない場合は252-252-4で育成するのでこの場合だと日食ネクロズマはHA252と端数をどこか、エースバーンは戦術を展開できないときの汎用性も考慮してAS252とDL意識でDに端数4でシンプルに育成する。

 オニシズクモのように先発で出したいポケモンは、相手の先発に出てきそうなポケモンをある程度意識して耐久を振り分けるなどの育成を考える。この記事を書いたときは禁伝あり+DMなし環境だったのでダイジェットを意識する必要がなく、初手レジエレキの電気技で倒されないようにHDベースで振った。

 このとき、数値が足りないポケモンだとすべてに対応はできないので、例えばザシアンのワイルドボルト(確かこのときは3~4割の採用率だった)など一部の要素は諦める。

 

 これで一通りの準備が終わったことになる。筆者は勝敗を気にしないタイプなので当然のように試験運転をせずにメインロムで遊ぶが、心配な方はバトルタワーで戦術の手順を確認したり、サブロムで何戦かして手を加えるなどをしてもいいと思う。

 特に、仕様を完全に把握できているか不安な技や特性を用いる場合は、野生のポケモンやバトルタワーで動作確認をしておくのを忘れないように。相手に対策されて不発に終わるのは仕方ないが、自分の勘違いできちんと動作しないのは本当に恥ずかしいので要注意。

 

5、実践投入

 思い通りに動いてくれたら嬉しいし、それでいて勝負に勝つことができれば「成功した」と言える。

 戦術自体は展開できてもなかなか勝利に直結しなかったものも過去にはたくさん作ってきたが、対人戦の中で自分の思うようにコントロールできることの方が難しいので、トライアルアンドエラーの精神で挑戦し続けることが大切となる。

 上手くいかない場合は投げ出してしまうのではなく「何がいけなかったのか」「どういう場合は戦術が機能しないのか」といったことをしっかりと吸収し、どのようにすれば上手くいくのかということを考えることでポケモンも上手くなると思う(多分)。

 

 ここまで例として扱ってきたジャイロボール日食ネクロズマがどうなったのかは、記事のリンクから「実戦レポート」の項を読んでいただくとわかるはず。以上。

 

週末限定ポケモン配布企画

 やってきました週末限定企画。

 企画の趣旨を説明すると、競馬初心者の筆者が日曜のレースからひとつ選び、そのレースの予想と買い目をブログで発表。実際に的中したら喜びのおすそ分けとして理想個体孵化余り、ダブった準伝、使わない色違いなどを希望する読者に配布するというもの。

 

 今回はG1朝日杯フューチュリティステークス(阪神、芝1,600、右、外)を対象にします。

 15頭出走するうち既に重賞勝ちの経験があるのは4番セリフォス(G3新潟2歳S、G2デイリー杯2歳S)、13番ジオグリフ(G3札幌2歳S)の2頭なので、自ずとここが中心となるのは誰でもわかる。

 今度は「重賞で馬券に絡んでいる」まで条件を広げると6番オタルエバー(G3新潟2歳S、3着)12番トウシンマカオ(G2京王杯2歳S、2着)の2頭が増えて合計4頭となる。オタルエバーは新馬戦、新潟2歳Sと1,600のレースの後に1,400を2回戦って2着、1着なので距離的にも合いそうで、秋明菊賞で阪神も経験済み。トウシンマカオ新馬戦1,600の次に京王杯2歳Sの1,400で1着→2着なので距離は良さそうだが阪神でのレースが未経験。

 それ以外は3番アルナシーム(2戦1勝)、ダノンスコーピオン(2戦2勝)、プルパレイ(4戦2勝)、ドウデュース(2戦2勝)の4頭に注目。アルナシームは前回道中で行ってしまって最後ばててしまったと思うが爆発力に期待、ダノンスコーピオンは2勝とも阪神(1,600と1,800)なのでコースとの相性に期待、プルパレイはここまで4戦とも1,600で阪神も一度あって、騎手が2週連続重賞勝ちのデムーロ騎手ということで無視できない、ドウデュースは距離短縮になるがここまで2戦2勝で評判も良く、上りのタイムもこのメンバーだと上位なのでこれも無視できない。

 挙げなかったがスプリットザシーがここまで1戦しかしていないものの、阪神芝1,600で勝っていること、上りのタイムもドウデュースと同じくらいなので怖いなと。情報が少ないので判断しにくい。

 

 上がりのタイムで33秒台を出しているのはセリフォス(32.8もある)、ヴィアドロローサ、オタルエバー、ダノンスコーピオン、プルパレイ、ジオグリフの6頭となる。このうちヴィアドロローサは距離延長、ダノンスコーピオンは乗り替わりなのでどうなるか。逆にプルパレイは一貫してデムーロ騎手なので期待が持てるし、先週は2歳牝馬阪神JFも勝っている。セリフォスは短期免許を取得したC.デムーロ騎手がレース初騎乗だが腕前を考えれば特に問題はなさそう。

 

 今のところは8番プルパレイ、4番セリフォス、13番ジオグリフ、7番ダノンスコーピオンまで絞った。オタルエバーとドウデュースはもしかしたら来るかもという感じ。

 なので、予想としてはプルパレイ→セリフォス→ジオグリフの3連単で行こうと思います。実際に買う場合は買い方を増やすかもしれませんが、ポケモン配布の対象となる予想はこれで。明日になって変更する場合はTwitterに投稿するものが最終的な予想となるので、ご注意ください。的中した場合は後日ブログで。

 

おわりに

 ポケモンのランクマについてはこれから取り組むので、S25の記事も随時更新していけたらと思います。

 変わった型のポケモン、環境に役割を持てるマイナーポケモンを1体だけ入れて周りを固めたら活躍させるのって簡単なんですが、2体以上で何かをするのって結構難しいんです。刺さらなければ2枠無駄にするだけなので。

 動画投稿をしている方も「〇〇型の〇〇が~」みたいな感じのものが多いと思うんですが、ぼくが個人的に見たいと思うのは複数体で意味不明な戦術を遂行するものです。剣盾環境も長いので、あのもこう先生ですら今さら感のある磁力ジバコイルの動画を上げるなどネタに困っている感じがして頻度も落ちているので、剣盾環境に飽きてきている方にはぜひ、複数体で行う戦術を作ってみてほしいです。パーティ単位で戦うゲームなので、組み合わせ次第でいろいろなことができるのはポケモンならではの良さだと思います。

 

 それでは今回はこのへんで。何かありましたらコメント欄かTwitterにお願いします。

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