受けルガチアンチ

ポケモンバトルにエンタメを

【ポケモン剣盾シングル】逆転の発想 防御個体値0ナマコブシが強すぎる理由

 

 どうも。

 今回はナマコブシとかいうポケモンについて。

★本日のおしながき

ナマコブシの基礎情報

f:id:mnk-udn-2005:20210909162836j:plain

ナマコブシ〔Pyukumuku〕

タイプ:みず

とくせい:とびだすなかみ/(てんねん)

種族値55-60-130-30-130-5(計410)

 密漁が問題となっているナマコ(天然)。ツボツボほどの固さはないが夢特性である「てんねん」により積みアタッカーにも強く、自分から攻撃をすることはできないが毒や反射技で戦うことができる。ツボツボとソーナンスを足して2で割ったイメージ。

 

ナマコブシの特性はどっち?

 対戦相手のパーティにナマコブシが入っていたら最初に警戒することは何か。ナマコブシで詰まないように突破できる駒を入れる、毒を警戒してみがわりちょうはつ持ちを入れるなど、独特の種族値や戦い方をケアしなければいけない。

 S22現在、ナマコブシの使用率は95位とそれなりに使用されていて、そのうち62.4%てんねんでの起用であるため、積みアタッカーが主体のパーティや特性によりAが上昇するザシアン、ビーストブーストで抜き性能を高めていくUBなんかは気を付けなければいけない。

 

 しかし、裏を返せば37.6%とびだすなかみで起用されているため、ナマコブシ=てんねんだと思い込んでいると、思わぬところで被弾してしまうことがある。

 正直この数字は意外だった。ナマコブシを起用する理由は、てんねんにより仕上がった相手のアタッカーに対してもストッパーになれるところだと思っていたが、DMが使用できない現環境なら、相手に深手を負わせたり相打ちに持ち込めるとびだすなかみは案外有用なのではないかと考えた

 実際、DMができたS20のデータと比較するとてんねん89.2%だったのがS21は77.0%でS22は62.4%、したがってとびだすなかみ10.8%から23.0%37.6%まで上昇している(前回の禁伝シーズンS15~17は16.7-21.7-22.5%)。

 

 昨シーズン終盤、あくまで個人的な体感なのできちんとしたデータではないが、ナマコブシと遭遇することが少し増えた気がして、てんねんではなくとびだすなかみナマコブシにも遭遇し、この「サイクルを回させずに狙った相手を道連れにする」特性を活用できないか考察し、今回ついに実用化した。

 

黒い刺客・ナマコブシ

f:id:mnk-udn-2005:20210909233824p:plain

 とびだすなかみという特性は、相手に攻撃を受けて倒れたとき(物理特殊、接触の有無は問わない)、残っていたHP分のダメージを相手に与えるもの。

 つまり、レベル50時ナマコブシの最大HPは162なので、最大で162ダメージを与えることができる。このHP以下のポケモン、もしくはある程度削れたポケモンに対し、致死量となるだけのHPを残したナマコブシを対面させ、倒されることでそのポケモンも道連れにすることができる。

 

 このとびだすなかみトラップの強みは、ナマコブシがしっかり倒されれば相手にサイクルを回させることなく、狙ったポケモンを仕留めることができるところにある。

 例えば、レックウザがエースのパーティはザシアンが邪魔になるので、ザシアンを除外することで動きやすくなる。しかし、相手もそれをわかっていればザシアンを残す立ち回りをしてくるので、どうしてもサイクル戦になってしまう。しかし、このナマコブシであえてザシアンに倒されることによりサイクル戦を拒否し、相手のプランを破壊することができるということになる。

 

 ということで今回のターゲットはザシアンとなる。理由としては細かいところはあるが、要はどのランク帯にも一定数いて一番使われている禁伝なので遭遇率が高い、つまり発動させられる機会も多そうなので狙いやすいと考えた。

 

「倒され調整」ナマコブシ

 この項ではナマコブシの特性でサイクルを回させずにザシアンを倒すにはどのようにすればいいのかという、黒い刺客ナマコブシの育成論について軽く。

 

 まず、無振りザシアンのHPは167となっているので、ナマコブシの最大HP162だと5足りない計算となる。これについてはステルスロックまきびしといった設置技によるスリップダメージで稼ぐ、もしくはゴツゴツメットジャポのみレンブのみといったダメージを受けたときに相手にもダメージを与えるアイテムでカバーしていく。

 ゴツゴツメットの場合は接触が条件となるが、攻撃したポケモンの最大HPの1/6ダメージと効果量は多く、ジャポのみ接触の有無は問わないが、物理技を受けたときに相手の最大HPの1/8ダメージと効果量は小さくなる(レンブのみは特殊技が発動条件)。

 

 しかし、いくらザシアンとはいえナマコブシを一撃で倒すのは難しい。ワイルドボルトを誘うのが一番簡単だが、S22現在ザシアンのワイルドボルトは40.5%の採用にとどまり、この戦術の発動機会が限られてしまう。

 最も多く採用されているきょじゅうざんでは半減してしまうので、次に多く採用されているじゃれつくに着目してはどうかと考えた。

f:id:mnk-udn-2005:20210909164816j:plain

 無振りナマコブシ(130-150)に対してA252ザシアン+1じゃれつくは86.2~102.3%ダメージで低乱数1発と、ナマコブシが固すぎて一撃で倒してもらえない。

 さらに、無振りの場合はとびだすなかみ(130)+ゴツメダメージ(167/6=27)でザシアンを倒すことができないので、最低でもナマコブシのHPは140(76振り)まで上げなければいけない。そうするとじゃれつくを確定で耐えてしまうのでどうすればいいのか思案した結果、ナマコブシのB個体値を下げて性格で下降補正をかけることにした。

 

 こうすることによって特性+ゴツメでザシアンを倒せる最低ラインのHP(140)に振ってもB個体値0+下降補正でB実数値を121まで下げることで、140-121ナマコブシに対してA252ザシアンの+1じゃれつくは99.3~117.9%ダメージとなり、最低乱数以外でザシアンに倒されることができる。

 

実戦レポート

 最も簡単なザシアンの処理方法をお見せしましょう。

f:id:mnk-udn-2005:20210910175307j:plain

 まず今回のパーティを紹介。

 このナマコブシを活躍させるためには相手にザシアンを選出させ、じゃれつくを選択させる必要がある。きょじゅうざんとの二択ではなく、確実にじゃれつくを選択させなければいけないので、禁伝枠はパワーがあってザシアンより遅く、きょじゅうざんでは倒せないポケモンを選択する必要がある。

 この条件を満たす禁伝枠はレックウザ、(ディアルガ)、ギラティナゼクロムイベルタルとなる。そこから扱いやすそうなレックウザを選び、このポケモンを囮にしてナマコブシトラップを踏ませるのが狙いとなる。

f:id:mnk-udn-2005:20210908173215j:plain

 とりあえずレックウザで何かをする。舞ってしまうと、+1じしんでザシアンが(振り方によるが)確定圏内に入ってしまうので注意。

f:id:mnk-udn-2005:20210910180021j:plain

 死に出しor受け出しでザシアンが出てきたらナマコブシにスイッチ。じゃれつくを切っていた場合、こおりのキバを選択された場合、交代読みみがわりなど失敗するケースもあるが、レックウザのSが上がっていなければ大体じゃれつくを選んでくる。

f:id:mnk-udn-2005:20210910182401j:plain

f:id:mnk-udn-2005:20210910180220j:plain

 倒される。前述の通り、H76振りB個体値0+下降補正のナマコブシ(140-121)に対してA252振りザシアンの+1じゃれつくは最低乱数以外で1発となる。

f:id:mnk-udn-2005:20210910180403j:plain

 ナマコブシの中身が飛び出してしまい、残りHP分(140)のダメージをザシアンに与えることに成功した。このスクショはレヒレの攻撃でザシアンのHPが少し減っていたので、ゴツメダメージを必要としなかった。

f:id:mnk-udn-2005:20210910180550j:plain

 こちらは失敗例。

 ザシアンは振り方が幾通りもあって、むしろHPに振っていない方が少ないのかもしれない。これ以上ナマコブシのHPを増やしてしまうと確実に倒してもらえなくなる、ザシアンの型が多くてHPをどのラインまで設定するのか見極めるのが難しいので、無振りザシアンを倒せるラインで止め、あとは設置技や先制技で削ればいいのではないかと思う。

 

おわりに

 カウンターでいい。

 とはいえ、みがわりを貼られたりサイクル戦に持ち込まれたりせずにザシアンを葬る方法というコンセプトで黒い刺客ナマコブシを開発したので、これはこれでいい。

 今回はザシアンをターゲットにしたが、ナマコブシを一撃で倒せるポケモン(倒してもらえるポケモン)なら何でもいいので、あらゆるポケモンへの対策となる可能性がある。

 

 ということで今回はこのへんで。何かありましたらコメント欄かTwitterにお願いします。

 TwitterMなか (@Mnaka_udn0525) | Twitter

 

 

 

 

 

 

※サムネ用画像

f:id:mnk-udn-2005:20210910181702j:plain