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【ポケモン剣盾シングル】アバゴーラ・クロニクル(積みサイクル構築)

 

 どうも。

 今回はかつて筆者がトラウマを植え付けられたアバゴーラというポケモンについて。ちなみに、クロニクル(年代史)というのは関係なく、語呂がいいから付けただけです。

★本日のおしながき

アバゴーラの基礎情報

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アバゴーラ〔Carracosta〕

タイプ:みず いわ

特性:ハードロック/がんじょう/(すいすい)

種族値74-108-133-83-65-32 (計495)

 第5世代で登場した化石ポケモン。この世代から頑丈の仕様が変わる、からをやぶるという積み技が登場するという時代の申し子的なポケモンだった。

 環境のSラインも今ほど高くなかったので、最速アバゴーラのからをやぶる一回で戦える範囲が広く、当時のレート戦でもそこそこ見かけるポケモンだったが、冠の雪原で満を持して登場するも使用率はホームに掲載されるトップ150以下。

 デフォで頑丈を持っているので、からをやぶる型で運用する際に持ち物の選択に自由が利くところは使い勝手がいいが、最速S92(92*2=184)なのでエースバーンやドラパルトといった人気のポケモンを抜けないので、実は縛られやすいポケモン

 

積みサイクルとは

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 上記のからをやぶるちょうのまいといった強力な積み技が登場した第五世代に、こちらの有利な対面を作って積み、そのポケモンが倒されたら死に出しで有利対面を作って積み、という相性補完のとれた積み技持ちポケモンで構成される戦術が流行った。

 未だに頭の中が第五世代で止まっているので最近のことはよくわからないが、別に今でも見かける戦術ではあると思う。

 

 例えばカイリューハッサムパルシェンウルガモスクレセガッサみたいなパーティがあったとして「カイリューが苦手なラティオス(竜)やマンムー(地)に強いハッサムウルガモス(炎)や高耐久水が苦手だが、カイリューはそれらを起点にできる」「パルシェンを受けに来る高耐久水やクレセリアを起点にできるウルガモスガブリアスギャラドスが苦手だけど、パルシェンはそれらに強い」といったような、苦手なポケモンに倒されても、そのポケモンを起点に再度展開できるのが積みサイクルの強みだった。

 積み「サイクル」なのでサイクルを意識して温存する立ち回りをしても強いし、対面的に立ち回っても強いので、初心者から上級者までどんな層にも使いやすい構築として、第五世代ではよく見かけた戦術。

 

 そこで、先日のブログ記事にも書いた積みメロメロ戦術を用いた積みサイクル構築を組めないかと模索した。

 積みサイクルの基本理念としては直前に書いた通りだが、今回の積みメロメロサイクルの場合は相性補完というより性別補完を重視する

 具体的に言うと、メスポケモンを起点にしたオスポケモンが後続のオスポケモンに倒され、今度はメスポケモンを出してそのオスポケモンを起点にするという、メロメロならではの展開を狙うものとなる(オスメスの色分けに深い意図はないです)

 参考:【ポケモン剣盾】剣盾対戦環境におけるメロメロの立ち位置 - 受けルガチアンチ

 

積みメロメロサイクル構築

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 右下6番目のポケモンはちょっとお見せできないので黒塗りしておきました。別にコンプライアンス違反とかクスリで出られなくなったポケモンではありません。

 

 このパーティの本命は右下の黒塗りなんですが、それ以外はちゃんと戦えるようにしておこうということで、今回のパーティはラティアスダグトリオで起点を作り、エースバーンアバゴーラの積みメロメロエースで積むことを基本とし、いつもいつもサンダーに殺されるので、サンダーに強い昔ながらの瞑想ライコウをひとつまみ。

 前も書いたんですが、このライコウは昔使っていた臆病めざ氷汎用シードのもので、調整も当時のまま、技もめざ氷が熱湯になっただけ。非常に思い入れがあって好きなポケモンを使い続けているという自慢です。

 

 少しワケがあって、ラグラージを強烈に誘う編成にしているので、パーティのバランスははっきりいって悪いです。ラグラージがステロを撒きたい、初手警戒しなければいけない草技持ちがいないような編成にしています。

 

 基本的にはラティアスorダグトリオ+エースバーン+アバゴーラでメロメロリレーをするが、サンダーやテッカグヤカプ・レヒレといった電気の通りが良い無性別ポケモンが多く並んでいる場合はライコウをチョイス。

 メロメロによる行動不能を盾に、積みまくるという究極の運ゲー基本的には動かないものだと決めつけ、積み技を倍プッシュする狂気の戦術となる。

 

メロメロビルドエースバーン

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 金曜日に開幕するセイムビート用に育成したエースバーンを試験運用も兼ねてパーティに入れたら、想像の倍くらい強くて驚いた。

 オスの割合が87.5%のエースバーンをあえてメスにすることで、オス固定のランドロスや同族対決に強くなる。使い方はいたってシンプルで、メロメロで足を止めてビルドアップを積むだけ。

 本来はセイムビートで使用率が高くなることが予想される、ジバコイルやピクシーの特性を無視して破壊できる、ポリゴン2や鋼ポケモンといったオニゴーリが苦手とするポケモンを処理するピースとして開発した。

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 このエースバーンのベストバウト。

 霊獣ランドロスを起点にビルドアップを積み、裏の一撃ウーラオスやサンダーもろとも破壊した。ただ、この試合に関してはダグトリオでステロから置き土産で展開し、置き土産を喰らってメロメロ状態になったランドロスを交代させない相手のプレイングに助けられたというか、申し訳ないけれどはっきりいって相手のプレイングが雑過ぎた部分がある。

 

メロメロイバンアバゴーラ

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 このアバゴーラというポケモンはSが最速でも92と、初速があまりにも遅い。メロメロ戦術の基本としては相手からダメージを受けない(=先手でメロメロを使う)ことを重要視するので、鈍足のアバゴーラを使う場合はSサポート役が欲しい。

 中速くらいのポケモンダグトリオの岩封一回から展開できるといいかなくらいの気持ちで組み込んだ。あとはスクショにもあるように、高耐久低火力ポケモンをメロメロの起点にしてからをやぶるを2~3回積むような使い方がベスト。

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 からをやぶるでSを上げられるアバゴーラに、なぜイバンのみを持たせるのかというと、純粋にSが足りないからというのもあるが、頑丈を盾にか殻を破り、イバン圏内までHPを減らしてもらえばアバゴーラのSが届かなくても一発入れることができるというのが大きい。

 スクショを例に説明すると、この試合の相手は目立った先制技持ちが入っていなくて、アバゴーラが一回殻を破れば抜けるポケモンばかりだったので、どこかで一回殻を破りたかった。このランドロスダイマックスターンを終了し、ダイジェットを一回積んでいるのでS+2のアバゴーラでは届かないが、ランドロスには先制技がない、こちらにはイバンがあるので、からをやぶるを使うタイミングを無理やり作ることができた。

 一致水技が抜群で通るポケモン、スクショのランドロスサンダーといったダイジェットを使えるポケモンに、無理やり殻を破って逆転できるというのがイバンアバゴーラの強みとなる。

<簡易ダメ計>

 無振りDMサンダー(330-105)

  A+2ダイロック(130)→135.2~160.0%

 H4振りDMランドロス(330-110)

  A+2ダイストリーム(130)→129.1~152.7%

  威嚇(A-1)を加味した場合→97.0~114.5%

 

おわりに

 かつてレート戦で、大体勝ちを確信した試合をアバゴーラに捲られたことがあって。選出段階でステロなり先制技なり対策を講じなかった自分が悪いんですが、残り3体いたポケモンがラス1アバゴーラにすべて破壊されたトラウマがあります。

 完全に舐めていたというか、ユキノオーとかスイクンを入れたパーティだったと思うんですけど、アバゴーラの選出を切った自分が甘かったんですね。

 

 今回はメロメロを絡めたアバゴーラで、自分がトラウマを与える側になれたんじゃないかと一定の満足感を得ました。周知の通り、からをやぶるはリターンが非常に大きな積み技なので、2度積めば大体のポケモンは受けが成立しなくなる程度に強い。

 特に、アバゴーラは使用率が低くてPokémonHOMEのバトルデータでも詳細を見ることができないので、対戦相手にデータがないんです。特性や種族値、覚える技で傾向を測ることはできますが、実像は見えにくいポケモンだと思います。

 メロメロで無理やり起点を作って全抜きした試合もいくつかあるので、恐らく筆者が味わったのと同じくらいのトラウマを、アバゴーラが与えてくれたのではないでしょうか。

 

 それでは今回はこのへんで。

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