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【ポケモン剣盾シングル】バドレックス単騎駆け弱保エース

 

 どうも。

 今回は前回の記事に引き続き、合体させて使う禁伝ポケモンをそのまま使ってみるという企画もの第二弾です。勝ち負けとかもうどうでもいいので、やりたいことをやっておいたレポートをお届けします。

 

★本日のおしながき

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 単騎駆けシリーズ第一弾。

 

バドレックス(素)の基礎情報

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バドレックス〔Calyrex〕

タイプ:エスパー くさ

特性:きんちょうかん

種族値100-80-80-80-80-80(計500)

 

 バドレックス(※以降は「バドレックス(素)」と記載する)は作中でも相棒として登場したブリザポスレイスポスに騎乗することで一体のポケモンとなるデザインのため、この状態だと合計種族値は禁止伝説級ポケモンにも関わらず500しかない。オール95のシルヴァディ以下の種族値

 合体することで二つの特性を併せ持つ初のポケモンとなるが、バドレックス(素)の状態だと、きんちょうかん単品となる。

 

バドレックス3形態比較

 バドレックス(素)を運用するにあたって、ブリザポスに騎乗した姿の白馬バドレックス、レイスポスに騎乗した姿の黒馬バドレックスの完全劣化とならないために、起用する明確な理由がなければいけない。

 ただ奇を衒って起用するのではなく、この姿だからこそ生かせるポイントを3つの観点から探していく。

<タイプ>

素:エスパー くさ

エスパー こおり

エスパー ゴースト

 

 バドレックスのエスパー+騎乗するポケモンのタイプが組み合わせになる。騎乗するとバドレックス(素)の草タイプは消えてしまうが、草技は引き継ぐことができる。

 バドレックス(素)を使うにあたって注目したのは、エスパー+草というタイプの弱点の多さ。初代から存在するナッシーというポケモンは基礎スペックこそそこそこ高いものの、その独特のタイプから弱点が多く、さらに鈍足のため使われる機会はそんなに多くなかった。今回のバドレックス(素)はこの複合タイプ特有の弱点の多さを逆手に取り、弱点保険の起動しやすさを活用していく

 

 各種バドレックスの耐性と弱点は以下の通り。

耐性

素:闘、水、草、電、超、地

白:超、氷

黒:超、毒、

※黒→0.5、→無効

 

弱点

素:炎、霊、毒、飛、悪、氷、

白:炎、鋼、虫、岩、悪

黒:

※黒→2.0、→4.0

 

 バドレックス(素)はなんと7つもの弱点を持つ。特に炎や飛行などメジャーな攻撃タイプに弱点を持つので、弱点保険を起動できるタイミングは随所にある

 白馬バドレックスは驚異の耐久種族値を持ちながら4倍弱点がないため、一致技で弱点を突かれても耐えてしまう。実際に今期の弱点保険採用率は24.0%(2位)と相性の良さが立証されている

 黒馬バドレックスは弱点が2つに絞られるものの、その両方が4倍弱点となってしまう。前回の月食ネクロズマと違い、弱点技を被弾した際に軽減する特性を持たないので、弱点保険との相性は良くない。

 

 耐性面に関しては、バドレックス(素)は弱点の多さとは裏腹に6つもの耐性を持つ。とはいえ、格闘は一撃ウーラオス(悪)、電気はサンダー(飛)、地面はランドロス(飛)など、もう一方の一致技で弱点を突けるポケモンが多いので、耐性を生かしにくいのが残念なところ

 耐性こそ2つしか持たないが、驚異の耐久力を誇る白馬バドレックスが最も弱点保険との相性がよく、努力値を耐久に回しても素のパワーが高すぎるため、安定した弱保運用が可能となる。種族値が大きく下回るバドレックス(素)でやる必要があるのかと問われると、はっきり言って無いといえる

 

種族値

素:100-80-80-80-80-80(計500)

白:100-165-150-85-130-50(計680)

黒:100-85-80-165-100-150(計680)

 

 バドレックス(素)は、キュレム(計660)→合体キュレム(計700)、ネクロズマ(計600)→合体ネクロズマ(計680)のように、素の状態でも最低600は合計種族値がある合体シリーズの中でも合計500と群を抜いて低い。バイバニラ(計535)、ナッシー(計530)といったマイナーポケモンよりも低い。

 

 以下、3形態の耐久指数比較。

無振り

素:BDともに17,500

B29,750、D26,250

B17,500、D21,000

H振りの場合

素:BDともに20,700

B35,190、D31,050

弱点運用は考えにくいので省略

 

 バドレックス(素)がHに振っても無振りの白馬バドレックスに及ばない。騎乗後の大幅な種族値上昇のメリットがとにかく大きい合体ポケモンなので、種族値で比較した際に騎乗後の姿に勝るところは何ひとつない

 無理やり優位な点を作るとすれば、イカサマや自傷ダメージを軽減できるところがあるが、前回のネクロズマ同様極めて限定的なため、種族値の上昇はデメリットよりもメリットの方が多いと受け取れる。

 

<役割>

 バドレックス(素)は騎乗後の姿に合計種族値で大きく差をつけられている。あえて種族値の低い状態で使うなら、役割で差をつけなければいけない。ここでは現環境に存在する白馬バドレックス、黒馬バドレックスの傾向をチェックする。

 

白馬バドレックス(採用率40位)

 白馬バドレックスは以前、スピードスワップ型で記事を書いた。同じS操作という観点でトリックルーム(採用率31.2%)、こうそくいどう(同11.5)%の二種類が選択されている。こうそくいどうを採用する場合は性格を陽気(18.8%)にすると抜ける範囲が広くなる。

 採用されている性格はいじっぱり(採用率56.5%)、陽気(同18.8%)、勇敢(同17.1%)の3種類で92%ほどを占めるので、主な役割はアタッカーとなる

黒馬バドレックス(採用率12%)

 聞いた話によると、日ごとに型が変わるらしい。昨日聞いた話だと最速スカーフが多いとのことだが、こだわりスカーフ(採用率27.7%)以外だといのちのたま(同23.8%)、きあいのタスキ(同18.7%)、こだわりメガネ(同12.5%)と、よくわからない。カバルドンも吹き飛ぶリーフストーム(同34.5%)採用型も多いらしい。 

 採用されている性格は臆病(採用率72.9%)、控えめ(同24.1%)と97%を占めているので、白馬と同じく基本的な性格はアタッカー気質ということ

バドレックス(素)

 ???

 

 このバドレックス(素)はHP以外の種族値はすべて80となっており、確かに低くまとまっているものの、逆を言えばどこでも伸ばせるポケモンなので、初見で型を見破られることは絶対にないといえるかもしれない

 また、覚える技も補助技を中心に揃っているので、ある程度型が決まっている白馬や黒馬と違って、種族値や覚える技といったデータで「おそらく、こういう型だろう」と予想もしづらいところがバドレックス(素)の長所ともいえる。

 

 以上のことを踏まえて差別化という点でいうと「1、弱点が7つもあるので弱点保険を起動しやすい」ことと「2、素の状態で使うことはまずないので、こちらの行動を読まれない」という点になる。

 

バドレックス単騎駆け弱保エース

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 ここまで述べてきたように、弱点の多さを逆に利用した弱点保険持ちのダイマックスアタッカーとしての役割を担ってもらうことになる。

 はじめは豊富な補助技とH100、BD80というそこそこある耐久力を生かした搦め手主体の嫌がらせ枠として採用したが、採用する以上バドレックス(素)を主役にしたいので、陰キャ戦法をさせるわけにはいかない。

 タイプ一致のエスパー+草でそこそこ範囲は取れていて、かふんだんご(虫)かドレインキッス(妖)も含めることで、戦える範囲を広めた弱保アタッカーとしてデザインした。

 

 とはいえ、C特化で145なので弱点保険が発動しても145*2で290止まりで、C252振り黒馬バドレックスのC実数値が217、黒のいななき発動で217*1.5=325と、やっていることのコスパが圧倒的に悪い。

 

今回使ったパーティ

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ラティオス:臆病CS

ハッサム:意地HA

バドレックス:冷静HC

ブロスター:臆病CS

ペンドラー:陽気AS

トゲキッス:意地HA

 

 基本的な動きとしてはラティオスで壁を張ってからバドレックスにつなぎ、被ダメを軽減しながら弱点保険を起動してアタッカーをしてもらう。フィニッシャーにはハッサムトゲキッスといった先制技持ち、スカーフのブロスターを相手に応じて選出。

 ペンドラーラティオスで壁を張った後に剣舞バトンでトゲキッスにつなぎ、トゲキッスダイマックスさせる選択肢を設けるために入れた。

 壁張りにラティオスを入れたのは環境に個体数が少なく、露骨な壁張り要員よりもアタッカー臭を出すことで警戒されないようにするため、ハッサムを入れたのは古のラティハッサムの並びを作るため。ブロスターはなんとなく。

 

※スピードスワップについて

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 スピードスワップは使用者と相手の素早さの数値を入れ替える技。つまり、Sランク補正を考慮しなければ対面の相手よりも確実に早く動ける。それどころか、相手の手持ちで一番早いポケモンのSを奪えば、すべてのポケモンに先制できる大技といえる。

 基本的には有利対面を作って交代読み、一撃ウーラオスふいうちを透かしつつ関係を逆転させる手段として使用する。

 

 今回使ったバドレックス(素)は、5体いる中で2番目にS個体値が低いものをチョイス。Sに下降補正をかけることで無振り60族(ラプラスなど)よりも1早い奇跡の数値。個体値は10~13くらい。

 

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 襷を削っておけば、ふいうちのタイミングでスピードスワップを選択し、Sを入れ替えてからダイマックス→ふいうちを受ける→弱点保険を起動という、最もリスクの低い動かし方ができる。

 ウーラオスの残りHP、壁の残りターンなどから、ダイマックスをせずにふいうちを受けて、ドレインキッスで倒しつつ回復するというのもひとつの選択肢となる。
 

おわりに

 前回のネクロズマ(素)は自身が主軸になるというより、トリックルーム+重力で味方の良さを最大限まで引き出すための場づくり役だったが、今回のバドレックス(素)は本人がメインアタッカーとなるため、火力不足が目立ってしまった。

 特にトップメタの一角であるザシアンに対して無力、ヒードランメタグロスといった鋼が絡む一般ポケモンにも苦戦するという、主軸とするには物足りない部分ばかりが目についた。

 はっきりいって起用する必要がないポケモン、アタッカーをさせるなら白馬や黒馬の劣化にしかならないので、やはり初見殺し的な部分に期待するしかない。

 

 前回のネクロズマ(素)に引き続き、今回はバドレックス(素)を使いました。ということは、次回の更新はあのポケモンが出てくるのでは、と察しのいいみなさんはお気づきかもしれませんが、多分、あのポケモンも出てきます。

 

 それでは、今回はこのへんで。

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