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【ポケモン剣盾シングル】ネクロズマ単騎駆けトリル重力

 

 どうも。

 最近ポケモンを遊んでいて感じるのは、プレー人口の減少が顕著になっていること。以前ならひとつ負けて‐1,000位くらいだったところが100~300位くらいしかマイナスされないことがあり、少し心配になりました。

 まぁ、シーズンを重ねていくごとにある程度は環境が固定されるし、発売から1年以上経過しているのでやむを得ないという部分はありますが。

 

 正直、今の環境に飽きているのは自分も同じなので、最後にやりたいことをやっておこうということでネクロズマを合体させない状態で使ったレポートを残しておこうと思います。

 

★本日のおしながき

ネクロズマ(素)の基礎情報

ネクロズマ〔Necrozma〕

タイプ:エスパー

特性:プリズムアーマー

種族値97-107-101-127-89-79(計600)

 

 ネクロズマ(※以降は「ネクロズマ(素)」と記載する)はソルガレオルナアーラと合体することで真の力を発揮するデザインとなっているため、この状態だと種族値の合計は一般ポケモンの最高峰である600族と同等。

 特性はプリズムアーマー。軽減率はハードロックフィルターと同じながら、特性かたやぶり、特性を無視してダメージを与える技の影響を受けないので、完全な上位互換といえる。

 

ネクロズマ3形態比較

 まず、今回の対戦でネクロズマを合体させないで使うにあたって、明確な理由がなければただの劣化となってしまうので、ネクロズマ(素)ソルガレオと合体した姿の日食ネクロズマルナアーラと合体した姿の月食ネクロズマとの差別化をしなければいけない。

 ここでは3形態のネクロズマを比較して差別化できるポイントを見つけていく。

<タイプ>

素:エスパー

日:エスパー・はがね

月:エスパー・ゴースト

 

 合体したポケモンのタイプを引き継ぐので日食は鋼、月食エスパータイプがそれぞれ付与される。

 ここで注目したいのは、複合タイプにより耐性を得ることよりも弱点が増えてしまうということ。今回使うネクロズマはメインアタッカーとしてではなく、パーティのサポートをする展開役として運用するため、ある程度行動回数が保証されている必要がある。

 

 各種ネクロズマの耐性と弱点は以下の通り。

耐性

素:超・闘

日:鋼・岩・飛・妖・竜・氷・草・無・

月:毒・超・

※黒→0.5、→0.25、→無効

 

弱点

素:霊・虫・悪

日:炎・霊・地・悪

月:

※黒→2.0、→4.0

 

 耐性だけみると日食ネクロズマが圧倒的な数を誇る。エスパー単タイプは弱点こそ少ないが、同時に耐性も少ないのが長所であり短所であるので、耐性で比較した際にネクロズマ(素)日食ネクロズマに勝っている点はない。

 月食ネクロズマは無効タイプこそ2つあるが、耐性を持つ2つのタイプはそこまでメジャーな攻撃タイプではないので、耐性が生きる場面はさほど多くはない。

 

 今度は弱点を比較すると、ゴーストと悪は3形態とも共通するが、月食ネクロズマの場合は4倍弱点となってしまうので、プリズムアーマーでも誤魔化すのが難しくなってしまう。さらに、この2タイプはメジャーな(特にゴースト)タイプなので、4倍で受けてしまう月食ネクロズマは耐性の少なさも相まって選外となった。

 日食ネクロズマは鋼タイプが入ることで虫タイプを等倍にできるが、炎と地面というさらにメジャーなタイプに弱くなってしまった。とはいえ、2倍弱点(特性により実質1.5倍)なので、全体的な種族値の向上、10タイプもの耐性を捨ててネクロズマ(素)を起用する価値があるのかというと、正直微妙といえる。

 

種族値

素:97-107-101-127-89-79(計600)

日:97-157-127-113-109-77(計680)

月:97-113-109-157-127-77(計680)

 

 素早さが僅かに低下する代わりに、A~Dはすべて増加する。優秀な耐性を持つ日食ネクロズマは素の耐久力に特性も加味すると、弱点を突かれても一撃で倒されにくいという特徴がさらに強化される。

 種族値の向上はいずれもメリットと捉えて問題ないが、強いて言うならA種族値が向上したことによってイカサマを被弾した際や混乱自傷でダメージが増えることくらいだが、あまりにも限定的すぎるのでデメリットとは捉えないでおく。

 

<役割>

 タイプ、種族値と比較した際に日食ネクロズマの良さが際立ってしまったが、ネクロズマ(素)ならではの魅力を引き出すために、最後は役割で比較していく。

 

日食ネクロズマ

 りゅうのまい(採用率69.2%)やじゃくてんほけん(同70.1%)を絡めた積みアタッカー、優秀な耐久力と特性にあさのひざし(同25.2%)やつきのひかり(同22.2%)を絡めた耐久型など。主流は積みアタッカーか。

月食ネクロズマ

 使用率が150位以下なのでデータがない。遭遇した型で記憶があるのはダイマックスして無理やり耐える弱点保険型、C157に従ったメテオビームパワフルハーブのシンプルな特殊アタッカー。

ネクロズマ(素)

 ???

 

 月食ネクロズマですら使用率150位以内に入らないので、ネクロズマ(素)はさらに少数派となる。ということは、マイナー特有の初見殺しができるのではないかということで、ネクロズマをあえて合体させないことで行動を読まれない、相手の深読みを誘うというアドバンテージを生かした運用の仕方ができるのではないか。

 

 差別化という点でいうと「1、日食ネクロズマにある炎と地面というメジャータイプの弱点がない」ことに加えて「2、データにないので相手視点で何をしてくるのかわからない」という点になる。

 

ネクロズマ単騎駆けトリル重力

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 少しだけ触れましたが、今回のネクロズマはパーティのサポート役を担ってもらうことになる。

 このブログでもすっかりお馴染みであるじゅうりょくと、S操作技であるトリックルームを活用した戦術を用いることになるので、耐久力があり火力も出せるので起点化されず、自身に課された役割を遂行してくれそうなネクロズマ(素)に展開役を任せる。

 

 ちなみに、重力+S操作でいうと重力+トリルができるのはネクロズマ3種とサマヨール、ヨノワールシンボラーの6体のみで、重力+おいかぜとなるとシンボラーにしかできない芸当となる。

 

今回使ったパーティ

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ネクロズマ:控えめほぼHC

サダイジャ:勇敢HA最遅キョダイマックス個体

ドリュウズ:陽気ほぼAS

ボルトロス【ポケモン剣盾シングル】真・霊獣ボルトロスを救いたい - 受けルガチアンチ

ハピナス:ずぶといHB

ナットレイ:勇敢HA最遅

 

 理想的な動きとして、初手ネクロズマトリル→重力を展開して倒され、サダイジャが重力下で大暴れ、トリルが切れるころにドリュウズが出てきてサダイジャが撒いた砂下で動くという、二段構えですね。上手くいかない香りがプンプンする。

 ハピナスイベルタルや黒馬バドレックス、カイオーガ入りの相手に出す重力要員、ボルトロスは重力下でエレキフィールドの恩恵を受けられる特殊アタッカー、ナットレイはドリブルがうまい。

 

 一見するとサダイジャ+ドリュウズの砂パに見えるようにしておいたので、地面2枚を透かす飛行タイプや浮遊持ちを誘い、重力によるプラン崩壊からイージーウィンを獲りにいくというのがコンセプト。

 サダイジャのメロメロは、受けに出てきそうな霊獣ランドロス(オス固定)意識でメスの最遅個体を粘った。

 ボルトロスは好きなので適当に入れたが、重力下で2発目以降のダイサンダーの火力が上がる、かみなりの命中不安を解消できるというメリットもある。

 

 以下、なんてことないハイライト集。

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 ハピナススタートのときはネクロズマは選出しない。

 

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 ドリュウズ+サダイジャに見せかけたトリル重力なので、ドリュウズではなくサダイジャが重力下でのエースとなる。

 サダイジャではパワー不足が否めないが、キョダイマックスわざであるキョダイサジンは4~5ターンの間バインド効果を与えることに加え、受けた相手の最大HPの1/8ダメージを与えることができる。

 さらに、サダイジャに「しめつけバンド」というアイテムを持たせることによって、スリップダメージが1/8から1/6まで上昇するので、火力サポートになり得る可能性を秘めている。

 

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 重力下では飛行タイプも浮遊持ちも、サダイジャのキョダイサジンを回避することが不可能。

 

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 キョダイサジンのバインドには隠された効果があり、すなじごくサンダープリズンといった通常のバインド技は使用者が場を離れると解除されるが、サダイジャキョダイサジンマルヤクデキョダイヒャッカは使用者が場を離れてもバインドが続く

 つまり、後続のポケモンの有利対面でロックすることができれば、疑似的なかげふみのような使い方もできる。添付した画像に沿って説明すると、ポリゴン2のようなパワーのないポケモンを拘束し、裏のポケモンで起点にするといった動きができる。

 

おわりに

 まぁ、面白いけれど強くはないの典型かなぁと。

 今回はネクロズマ(素)をテーマにしているが、主軸となるのはキョダイマックスサダイジャなので、ネクロズマ(素)の影が薄くなりがちなのが残念なところ。

 

 禁伝という括りで見ると合体前提なので少し見劣りするものの、基礎的なスペックは高いポケモンなので使えないことはない。特に耐久力はさすが禁伝なので、耐久に振っておけば初手でザシアンと鉢合わせてしまっても最低限の仕事はできた。

 

 正直、同じことをするなら日食ネクロズマで全然よくて、ネクロズマ(素)を起用する理由はほとんどないと思う

 ただ、同じマイナーでも例えばエモンガのように、環境に対して一定の役割を見込めるポケモンを使っても「まぁ、そうでしょうね」という感じだが、ネクロズマ(素)のように起用する必要がないポケモンを使うから面白いのであって、環境へのメタというよりも天邪鬼的な楽しさがある

 どうせ世紀末のような環境なので、楽しんだもの勝ちなんじゃないかと思います。

 

 それでは、今回はこのへんで。

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