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【ポケモン剣盾シングル】ダダリン・センシティブ

 

 どうも。

 今日はなんだかんだで一ヶ月くらい使っているダダリンについて。

★本日のおしながき

ダダリンの基礎情報

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ダダリン〔Dhelmise〕

タイプ:ゴースト くさ

特性:はがねつかい

種族値70-131-100-86-90-40

<PokémonHOMEデータ>

直近の掲載なし

使用率:S3 127位

    S10 118位

    S11 112位

 

 このポケモンのユニークなところは、非はがねタイプでありながら、はがねタイプの技を実質タイプ一致で使えるところにあると思う。

 それなら素直にはがねタイプを付与すればいいのではないかと思うが、鋼の耐性面はメリットもあればデメリットもあるので、草+ゴーストという希少な複合タイプに加えて、はがね技は実質一致の火力というのが実にユニークだと思う(強いとは言っていない)。

 

 データによると、S3のときに突然湧いて出てきて消え、ヨロイ島で新たな教え技を習得してから2シーズンに渡って再浮上した(S10~11)。

 実質はがねタイプ込みなのでポルターガイストグラススライダーアイアンローラーといった3種類の技を習得し、ダイマ→ダイソウゲンでセルフグラスフィールドを展開してダイマ終了後にグラススライダーを使うダダリンが少しいた記憶がある。

 

 同期でタイプも一緒のジュナイパーとは種族値配分の傾向も似ており「総合的な耐久力を僅かに高めて、スピードを削いだジュナイパー」といった感じ。火力面ではどっちつかずなジュナイパーより、ひとつの目安とされる130族を1上回るA種族値を持つダダリンの方がアタッカーとして使いやすい印象。

 奇しくも「アンカーショット」かげぬいという、物理威力80の拘束効果がある技を専用技として所有しており、タイプも一緒、種族値の傾向も似ている、同期と本当に考えて作っているのか疑いたくなるほど、ダダリンジュナイパーは共通事項が多い。

 

ダダリンを起用した理由とは

 サンダー一撃ウーラオスといった従来のポケモン両バドレックスイベルタルといった禁伝ポケモンのメジャーどころに不利を取るが、なぜこの環境でダダリンを起用したのかということについて。

 

 個人的な感想でしかないけれど、禁伝環境になってから以前にも増して受け構築が増えた、もしくは普通の構築に受け回しが成立するポケモン2体、特にラッキー+ヌオーといった形を取るパーティによく当たり、非常に面倒な思いをすることが増えたので、ラッキー+ヌオーにターゲットを絞って、一体でこの並びを破壊できるポケモンを探すと、ダダリンに辿り着いた

 

 ダダリンの強さとして挙げられるのは「1、高火力物理草打点を有する(ラッキー+ヌオーに一貫する)ところと「2、ゴースト+草によりラッキー+ヌオーの主要な攻撃技を半減以下にできる」ところ。加えて「3、拘束技により有利対面ロックができる」ところだと思う。

 

 「1、高火力物理草打点を有する(ラッキー+ヌオーに一貫する)」については、いうまでもなくラッキーは特殊方面に圧倒的な強さを誇るので、草4倍のヌオーに有利でラッキーでも受けることが難しい高火力草物理打点を用意したかった。

 

 「2、ゴースト+草によりラッキー+ヌオーの主要な攻撃技を半減以下にできる」については、ヌオーの攻撃技は「ねっとう」か「じしん」であることが多いので、草タイプでその両方を半減にできる。ラッキーは「シャドーボール」を持つ個体が増えているみたいだが、汎用的な攻撃技は「ちきゅうなげ」となるので、ゴーストタイプにより無効にできる。

 

 「3、拘束技により有利対面ロックができる」については、少し不確定要素が絡む。草4倍のヌオーがダダリン対面で居座ることは想定しにくく、HB+輝石で受けられる余裕があるラッキーでも攻撃技が「ちきゅうなげ」しかなければ居座ることはほとんどないと思うので、交代に合わせて打つ感じになる。

    

 今回狙うのはダダリンでラッキーorヌオーをロックして起点化する」ということとなる。ダダリンはかなり高水準の種族値配分がされており、不一致弱点くらいならギリギリ耐えられるくらいの耐久がある。

 そこで、やたらと高い耐久力とタイプ有利を生かしてラッキーorヌオーをアンカーショットでロック、みがわり+剣舞で3体目のポケモンごと貫くというのが狙い。

 

<簡易ダメ計>

 ダダリン(H):177(252)

     (A):201(252+性格)

     (B):121(4)

     (D):110(0)

 無振りヌオー(C85)のねっとう

  →18~21ダメージ

   みがわり(177/4=44)が2耐えする

 無振りヌオー(A105)のじしん

  →25~30(急所時38~45)ダメージ

   急所でもみがわりが高確率耐えする

 無振りラッキー(C55)のシャドーボール

  →32~38ダメージ

   みがわりが確定で耐える

 HB輝石ラッキー(357-62*1.5)

  パワーウィップ→42.9~50.4%

    ※A+3から確定一発

 

ジュナイパーとの比較

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 基礎情報の欄にも書いた通り、ダダリンジュナイパーは共通事項が多い。ジュナイパーではなくダダリンでなければいけないきちんとした理由は、かげぬいだとラッキーに無効化されてしまうので、無効化されない拘束技(=アンカーショット)が使えるダダリンでなければ成立しないというところにある。

 S種族値で比較するとヌオー(35)<ダダリン(40)<ラッキー(50)<ジュナイパー(70)なので、ヌオーは元よりラッキーよりも先に動けるジュナイパーの方が有力だが、今回は拘束することでサイクル戦を拒否し、確実にサイクルパーツを破壊することが目的なので、ラッキーを拘束できないジュナイパーでは成立しない。

 

種族値比較>

 ダダリン:70-131-100-86-90-40

 ジュナイ:78-107-75-100-100-70

<耐久指数>

 H振りのみ

  ダダリン:物理21,240 特殊:19,470

  ジュナイ:物理17,575 特殊:22,200

 

 先ほどの項で、ゴースト+草によるタイプ上の有利ということを書きましたが、剣盾環境ではダダリンジュナイパーの他にオーロットパンプジンもいるので最終進化系だけでいうと選択肢は4つある。

 しかし、オーロット「とおせんぼう」は旧教え技のため今作では使用不可、パンプジンオーロット同様拘束技を使えないので、最初から選択肢になかった。

 

ダダリンと歩んだ1か月間

 残念だが、使われていないポケモンにはそれなりの理由がある。

 奇襲策としては面白いのものがあるが、スタンダードにはなれないというのが現環境におけるダダリンの評価だと思う。

 

 仮想敵として挙げたラッキー+ヌオーには確かに強いかもしれないが、やはりダダリンでは露骨すぎて思い通りの試合運びができたというのはほとんどない。

 例えば、ホウオウ入りの場合はラッキー+ヌオーには勝ててもホウオウには絶対に勝てないのでこちらもサイクルを回さなければいけない。

 

 ドヒドイデなど、数値受けできると過信して出てきたポケモンに対してアンカーショットでロック、みがわり→剣舞といった動きには定評があった。

 持ち物を有利対面ロックでじっくり戦えるようになる「たべのこし」か、ヌオーねっとうどくどくラッキーでんじはといった状態異常に一度限りの耐性を与え、後出しから試合を作れる「ラムのみ」のどちらにするかで立ち回りは変わるが、珍しい複合タイプと耐久値のお陰で、受け系統にはある程度強いところは狙い通りだった。

 

 ついでなので念のため記載しておくと、A特化ダダリンパワーウィップはHBカバルドンに対して67.9~80.9%ダメージしか与えられず、一撃で飛ばすならA+1以上の補正が必要になる。ラムを持たせることで初手カバルドンに対して剣舞から入る余裕が生まれるが、露骨すぎて大体逃げられる。

 

 多くのポケモンに共通して言えることだが、強いには強いけれど無理して使う必要はないのではないかということ。特にダダリンはある特定のポケモンのメタとして入れているにもかかわらず、弱点が多すぎて逆に不利サイクルを形成しやすいというところに難点がある。

 「ダダリンを起用した理由とは」の項の冒頭にも書いたように、メジャーなポケモンに対して弱点を抱えているため、結局裏のポケモンに負担をかけてしまうか、ダダリンを切るかの二択を迫られることが多く、補完枠として起用されているポケモンとしては安定感を欠いてしまう。

 

おわりに

 やっぱり、露骨な草枠よりも汎用性のあるポケモンに草技を仕込む方が立ち回りも楽になるというのが浮き彫りになった一か月だった。

 例えば、ウッドハンマーを持ったミミッキュくさむすびを持ったランドロスが一定数いると聞いたが、それが環境の答えなんだと思う。

 

 また機会があったらダダリンくんに頑張ってもらいましょう。

 

 それでは今回はこのへんで。

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